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道端に落ちていた石(中編)

そんな映像を、会社員の男性は石に触れて見てしまったのだ。

1週間程毎日石に触って見てきたが、流石に怖さが増した。

昨日、何かの体の中みたいな映像が映った。

もしかして……

「ぉえ」

吐き気が襲ってきた。

道端なので吐くわけにはいかなく、無理矢理吐くものだった物を飲み込んだ。

男は蹲る。


この石は、どうやって出てきたのだろうか。

どうやって少年の記憶を見たのか。

どうやって会社員の男性に見せたのか。

それを考えると、怖くなってしまう。


腰を抜かしてしまったのだ。

少ししてから、男は急いでその場所を離れた。



それからは会社員の男性は、そこを通るのを辞めた。

会社員の男性には、その石がどうなっているのか、今は何処にあるのか知らない。

知りたくもない。

もしかしたら、研究所等に出せば面白くもなりそうという考えも浮かんで来たが、彼処に行って石を触ると意識すれば、足がすくんでしまって行けなかった。

会社員の男性は完全に、恐怖に支配されてしまったのだ…。

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