人質交換なんかに巻き込んでしまってごめんなさい
この作品はプリンセスヒーローものです。
「この作品、好きだなあ」「気に入ったから応援したい!」「もっと読みたいから頑張れ!」とかちょっとでも好きだと思ったら、ブックマーク、いいね、評価、感想お願いします。
作者のモチベーションになります。
「ビームフリーズ達がみんなに火炙りをしようとしてたから、ピースハーモニーで逆に威光炙りしてやったわよっ!!それもこれも全部あんた達が........」
テンテンテンテンテン..........................。
「あっ、姉ちゃんがいつも持ち歩いてるスーパーボールがポッケから転がっていったよ!!姉ちゃん聞いてる?」
「あの子達が一体何をやったって言うのよ!?これもあんたの言う幸せな人間は誰しも罪を負っている、とかいう........」
「あっ、姉ちゃんスーパーボールが屋上から落ちちゃう!!しょうがない俺が取りに行こう」
タッタッタッタッタッタッタッ..........!!
パシッッッッ!!
「捕まえた!!ギリギリセーフ!!」
バサッ!!!!!!!!!!
その瞬間、サクリファイスは悪意をむき出しにした。
「己の罪を知れ!!」
ビュウウウウウウウン!!!!!!!!!
バキッッッッ!!!!!!!!!!
「ギャーッ!!!!姉ちゃんっ!!」
サクリファイスは羽根を広げて猛烈な勢いで見知らぬ少年に襲いかかり、空中で顔面を踏みつけながらそのまま地面に倒した。
ドンッッッッ!!!!!!!!!!
「うかもやられたけど、人の顔を踏みつけるなんて最低っ!ピースハーモニーッ!!!」
ドゥルルルルルルルルルッ!!!!!!!
「ピンク髪ィ!!」
...ギロッ!!!!
...ビクッッ!!!!
「貴様、手を出すな!!我々はさっきこのウォーカーを仕留めそこなったのだ。邪魔をするな!!」
「ッ..........!」
サクリファイスの狐のような目がこちらを向いた時、うかはピースウォーカーになって力を持っていたにも関わらず動けなくなった。
でも勇気を振り絞って動けば良かった。
タイミングを失ったような気がした。
.....ドタドタドタドタドタドタドタ!!!!
バンッ!!!!!!
その瞬間、屋上の扉が開いて、うかがさっきピースハーモニーで教室から追い出した終焉の惡魔たちが屋上に現れた。
「ビームフリーズッ!!!!」
その瞬間うかも羽根を広げて猛烈な勢いで奴らの方に飛んで行った。
ビュウウウウウウウウン!!!!!!!!
バキッッッッ!!!!!!!!!!
「女ァッ!!!!ガハッ!!!!!」
ドンッッッッ!!!!!!!!!!
サクリファイスが見知らぬ少年にやったことと全く同じことをやり返してやった。
そしてお互いが人質を持つ形となった。
「その子を返しなさいよ。うかも代わりにビームフリーズを返してあげるから」
「いいだろう。ピンク髪、ビームフリーズを返せ」
見覚えのある少年がこっちに近づいてきて、ビームフリーズはサクリファイスの元に向かっていくのだけど、その間ビームフリーズのうしろからハルモニアを向けていた。
「うーかー、ビームフリーズの威光が揺れてるぜ。なにかするかもしれないから気をつけろ!!」
と僕ちゃんに言われた次の瞬間、ビームフリーズが見覚えのある少年の近くでプレスリル、ホラープレッシャーと叫んだ。
「生意気な女め!!よくもこの俺にサクリファイス様の前で恥をかかせたな!!ウォーカーごときがウォーカーごときがウォーカーごときがッ!!!!!!」
ドカンッ!!ドカンッ!!ドカンッ!!ドカンッ!!ドカンッ!!
見覚えのある少年の近くでホラープレッシャーを連発する姿は、狂気そのものだ。
「うわーッ!!やめろよお前ッ!!いい加減にしろッ!!!!!!」
「少年よく見て!!ホラープレッシャーは確かにでかい音が鳴ってるけれど、ただそれだけで、ハッタリよ。爆発なんて一つもしてない!!」
しかしホラープレッシャーの爆発音は、この屋上に多くのキラーズを呼び出した。
「「セイ!セイ!」」
ブイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッ!!
「あれは…芝刈り機っ!?」
「キラーズ!!その生意気な女を捕らえろッ!!そしてその女の顔を芝刈り機で剥いでやれ!この俺に恥をかかせた罰だッ!!」
「「セイッ!!!」」
ガシッ!!!!
「ちょ、あんたたちやめなさいよっ!!」
「姉ちゃん離せっ!!」
うかはキラーズに羽交い締めにされた。
ブイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッッ!!
「やめなさいっ!!卑怯者!!」
もうだめだと思った、その時だった。
「ふうのお姉ちゃんを離せっ!!!!!」
さっき助けてあげた子供たちと保護者と正義先生が、椅子や机を武器にしながら飛び出してきたのだった。
「さっきは君達だけ教室に置いて逃げてしまい、申し訳なかった!!」
終焉の惡魔が教室に襲いかかってきた時、一度立ち向かおうと思ったけれどその姿を見て教室から逃げていった正義先生だ。
「その子を離せっ!!うおーっ!!!!!」
正義先生も子供たちもその保護者も、手に持っている椅子や机を振り回してその気迫でキラーズたちを撃退した。
この作品はプリンセスヒーローものです。
「この作品、好きだなあ」「気に入ったから応援したい!」「もっと読みたいから頑張れ!」とかちょっとでも好きだと思ったら、ブックマーク、いいね、評価、感想お願いします。
作者のモチベーションになります。