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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第99話 3人でお出かけ

明日で100話ですねぇ……本当によくここまで毎日投稿続けてこれましたよね。自分でも驚いてますよ。それでは楽しんできてください!

「……すず君、涼君早速だけど少し記憶の改変をしていいかな?」


「いいわけないだろ馬鹿。」


「そ、そんな恥ずかしがらなくても……別に私と涼と涼の親と怜斗に見られただけなんだし……」


「具体的な人数あげないでおくれ……」


あー……なんで僕は昨日あんなことしたんだろうねぇ?もう朝起きて1階行くのすら死にたくなったよ……


「それよりも早く服買いに行くぞ。前最低限買い揃えてはいるが流石に枚数少ないだろ。」


「だからユウ、大人しく着せ替え人形になってね。」


「辞めて……黒歴史に黒歴史を重ねようとしないで……」


「大丈夫だよ、ユウは基本なんでも似合うだろうし。」


僕にも好みというものがあるんだけどねぇ……2日連続で黒歴史を作るなんてごめんだよ。


不満げな顔をする僕を見て涼君が


「と言いつつちゃんと着いてくるあたり俺達のことが好きなんだな。そうじゃなかったら術使って逃げるだろ。今誰もお前に触れてないし。」


とふっと笑いながらそう言う。

意地悪涼君だ……急に出てくる意地悪涼君だ……このタイミングでやられるとダメージが……そして図星すぎて何も反論出来ないから黙ってるしかないね。その間に話題変わってくれるといいんだけどねぇ?由衣君と翔斗君の話とか。


「…………」


「ユウ、図星だったんだね。どんな服着せよっかな〜?カワイイ系の服とかも良さそうだし〜?楽しみ……!」


す、すず君が素で楽しそうな笑顔を……?はぁ……すず君が楽しみにしてるみたいだし我慢するしかないね。


「仕方ないねぇ……もう諦めて着せ替え人形になるとするよ。すず君のストレス発散にもなるだろうし僕、自分で服選ぶの苦手だからね。」


「……本当?やった!」


「すずが1番楽しそうだな。でもユウってファッションセンスとか良さそうなのに意外だな。」


「うーん……服や機械、時代によって変わるものは本来の寿命なら死んでるはずの僕にとってはそこに合わせるのがかなり大変なんだよ。」


まぁまだ人のフリをしてた頃もあったからまだマシではあるんだろうけどねぇ……

そんな僕の言葉に涼君が首を傾げて


「うーん……でもユウは飲み込みが早いし基本なんでも出来るだろ?服ぐらいなら何とかなるんじゃないか?」


と言う。すず君がそれに付け加えるように


「そもそも相当変な組み合わせにしない限りユウなら似合うと思うけど。顔もいいし。」


と言った。


「服は着る人によって似合う似合わない、流行のものかどうかっていうのも考えないといけないだろう?どうしても面倒くさいというのが勝ってしまってねぇ……人のを選ぶのは雰囲気に合わせればいいだけだから楽なんだけれど。」


「面倒くさいだけなら別に選べると思うけど……それに流石のユウでも好みぐらいはあるでしょ?」


「うーん……僕が重要視するのは着心地の良さと動きやすさだからねぇ?正直ジャージでいいと思っているよ。」


「……確かにユウは山に基本居るしそこまでオシャレを気にしなくていいし山だといつも和服……?みたいなの着てるしあまり買う必要も無いのか。」


「うん、あまりオシャレなものを選ぶと汚れるのを気にして動物達も近づきにくいだろうしね。」


動物達に癒して貰えないのは僕にとってかなりのダメージが……想像するだけでゾッとするよ。


「なぁすず。アタシの服も買ってくれよぉ!」


昨日ぐっすり眠っていたティール君が顔を出してすず君にねだる。すず君は苦笑いをして


「流石にティールが着れるようなサイズの服は売ってないよ。人形用でも厳しいんじゃないかなぁ?少なくとも今ティールが着てる服ほど綺麗なものはないと思うよ。」


と説得する。


「えってことはコレ作れる由衣ってもしかしてヤバい?」


「まぁそこまで凝った物を作るのは至難の業だろうねぇ。」


本当に襟から装飾まで完璧だ。普通の人間のサイズに戻しても違和感がないレベルだよ……すず君も由衣君に貰ったカチューシャがお気に入りなのか毎日つけているからね。ファッションセンスも良いんだろう。


「そう思うと俺らって普通の人って居なくないか?ティールも怜斗もユウも人外だが顔がいいしすずや由衣、翔斗もそうだろ?で、人外のティールと怜斗を除いたとしても基本誰かが出来ないことは別の誰かができるし。人を呪おうと思えば呪えるしな。」


「人外呼ばわりとは失礼な……アタシもちゃんと人と同じように知能あるからなぁ?」


「馬鹿だけどな。」


「うさぎ。」


「辞めてくれ。俺が悪かったから。」


学ばないねぇ涼君は……って涼君?最後に少し物騒な事を言っていた気がするねぇ?まぁ事実だから口に出して文句は言わないけどね。


「呪えるかどうかは置いとくとしても確かにそうだね。かなり完璧なグループに等しいんじゃないかな?」


「うん、みんな悪い人は居ないし。安心できるよね。過激派な人が多いけど。」


「君も人のこと言えないよ……僕もね。と話している間に着いたみたいだ。ティール君、服が欲しいなら由衣君に頼むといいよ。なにかする事がある方が体調不良でも気が紛れるだろうし。」


「うん!頼んでみる!ついでに呪いがどんなのかも調べておく!」


「うん、その時はお願いね。じゃあまた隠れてて。バレるから。」


「はーい……」


そう言いティール君はモゾモゾと元の場所に戻った。


「じゃあ服見に行くか。ユウがどんな感じになるのか楽しみだな。」


「うん、そうだね!」


「ほどほどにしておくれ。着せ替え人形疲れそうだし……」


「気が向いたらね!」


あぁ、これ絶対気が向かないやつだね……そう思いながら僕はすず君と涼君と一緒に店内に入っていった。

いいなぁ……私もすず達とお出かけしたいです……ユウは一体どんな服を着るのでしょうか?それではまた次回もお楽しみに!

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