第91話 3人でトランプ
……英語なんてこの世から無くなってもいいと思うんですよね。地獄でしかないじゃないですか!分かってくれる人きっと居るはず…………それでは楽しんできてください!
後書きは面倒臭い人は飛ばして貰ってどーぞ!
「お邪魔しまーす!」
「お邪魔します。」
「……すずの温度差が激しいな。どうぞ。手先に洗いに行くから。こっちだ。」
俺はすずの素との差を改めて実感しつつ洗面所へ案内する。
「なんの事?にしても良かったぁ……ギリギリだったね。後ちょっとでお母さん家出るところだった。」
「そうだねぇ……それこそ僕の能力使っていなかったら間に合わなかったよ。」
「いちおう親居るんだから変なこと言うなよユウ……」
サラッと能力のこと言いってるけど普通に俺の親居るんだよな……その事聞かれたら色々と面倒になるからやめて欲しい。冗談抜きで。手を洗い終わってリビングの方へ行くと母さんがこっちに近づいてきた。
「あら!星野さんも来てくれたのね!なるほどねぇ……お母様とは何度かお話して仲良くさせてもらってたんだけどお子さんの方と会うのは初めてだけど可愛いわねぇ……!涼!他の人に取られちゃう前に頑張りなさいよ!」
「母さん……!!!」
「……?ありがとうございます!」
「……すず君は相変わらずだねぇ?」
「どういう意味……?」
「鈍感すぎるのと無防備すぎるっていう意味だよ。」
冗談とはいえキスしようとしたやつが言うと説得力あるな……というかホント母さん変なこと言わないでくれ頼むから……!
「まぁまだご飯まで時間があるから好きにくつろいでてちょうだい!あ、でもその前に荷物おきに行った方がいいわね。涼、案内してあげてね。」
「分かった、父さんは?まだ仕事か?」
「えぇ、でもご飯までには間に合うと思うわ!ほら涼!可愛い星野さんとかっこいい如月さんを待たせちゃダメよ!」
「かっこいい……か。」
確かにかっこよくはあるけど……ウザさとかが勝る気がするな。そもそもコイツよくよく考えたら100歳越えのおじいちゃんだろ……?
「涼。僕に対してなんだか失礼なことを考えていないかい?」
「エスパーだなここまで来たら……部屋案内する。着いてきてくれ。」
「ゆっくりしていってね〜!」
母さんはそういいご機嫌で台所に戻っていった。
「優しいお母さんなんだね。あと私が他の人に取られるってどういう意味?」
「……そういうところだな。気にしなくていいと思うぞ。部屋は2階だ。先に言っておくがユウ、今日は一緒に寝ないぞ。」
「うん…………」
明らか嫌そうな顔してるなこいつ。ま、放っておくか。
そんな感じでワイワイ喋りながら部屋に向かう。
「ここだな。2人どっちにする?俺の隣の部屋か向かいの部屋になるんだが。」
「うーん……僕はどちらでも良いけど……」
「私も……でもそうなると一生決まらないだろうから向かいの部屋にするね。」
ユウ、多分俺の部屋来たいんだろうな……顔に出てる。
「ティール、起きてるだろ。一応聞いておくが動物に変えた後甘えん坊になるとかになったりするか?」
「いや、本来はしないはずだぞ?あ、でも……ユウの場合はもしかすると可能性あるかもだな。」
「……てことは今ならユウにいっぱい甘やかすことが出来る?」
「よし、早く荷物置いて俺の部屋集合だな。寝る時は別で敷き布団敷くと思うから。」
そう言い俺は自分の部屋に入る。他2人も荷物を置きに行ったみたいだ。部屋に入ると怜斗が居た。
「あ、怜斗。今日は由衣のとこに居るんじゃなかったのか?」
「いちお報告だけしとこうと思って!あの後病院行ってたけど風邪ってことになってたよ〜!まだ熱あるみたいだから2、3日は外出れないだろうね。じゃ、言うこと言ったし由衣のとこ戻るねぇ〜!涼の方はユウとすずがいるから大丈夫そ……え?なんですず?」
「泊まりに来たからしかないだろ。由衣に他変わったことは無いか?」
「うん、そっちは大丈夫だけど……そっかぁ……まぁ涼も中1だもんね!がんば!……あ、言い忘れるとこだった。由衣の体調不良の原因は多分夢に出てきてるやつの悪意に触れちゃったからだよ!それじゃあね〜!」
「え、いや、すずの事の誤解だけでも解かせてくれ……ってもう行っちゃったか……」
嵐のような奴だな、ホント。
「涼、荷物置き終わったよ。」
「僕も終わったよ。声がしたけれど何かあったのかい?」
ちょうど2人が部屋に入ってくる。
「あ、2人とも。適当にその辺座っててくれ。さっきは怜斗がちょっと顔出しに来てただけだ。由衣は風邪ってことになってるらしいな。原因は恐らく夢の中に出てきてるやつの悪意に触れたからだろうって言ってたな。」
「うーん……やっぱり原因はそうなるか。でも怜斗君に様子見に行ってもらうぐらいしか出来ることもないし仕方がないね。」
「由衣大丈夫かな……」
「まぁ病院で風邪って診断されるぐらいなら死ぬほど高熱出てるって訳でもないんだろ。あとユウ、重い。」
「…………?なんのことだい?」
「いや、どう考えても抱きついてるのが原因でしょ……とりあえず私も涼にくっつこう。」
え、それは俺が死ぬ……あ、可愛い。死ぬ。
「あ、涼君がご臨終しちゃったね。南無阿弥陀仏……」
「死んでない!とりあえず離れろ……」
「と言いつつコイツ満更でも無さそうなんだよな。アタシ最近というより最初からなんだけどコイツらの考えてる事ホントわかんない。」
「……別に。暖かいから。強く言ってないだけだ。」
「涼君はツンデレだねぇ……相変わらず。」
「殴るぞ。あ〜……とりあえずトランプでもするか?」
「うん、やる。」
「……やり方知らないんだけど。僕でもできるかい?」
「ユウは飲み込みが早いからルールさえ分かればすぐじゃないか?ほら、トランプとるからどいてくれ。」
「分かった。ほらユウも!」
「うぅ…………」
ぐっ……そんな顔されたら俺が悪者みたいじゃないか。
そうして俺はユウの甘えたモードにダメージを喰らいつつトランプを引き出しから取り出しすず達と遊び始めたのだった。
………………アハ?
「作者……じゃなくて雪。お前夜更かししてユウに怒られた次の日に風邪ひいたんだってな。バカなのか?」
な、何の事かしらぁ……
「雪君???」
ごめんなしゃい……(´•̥ω•̥`)ホント偶然なんですぅ……私もひきたくてひいたんじゃないんですぅ……
「早く寝なかったバチが当たったな。」
「涼君も人のこと言えないけどね?ココ最近は怜斗君由衣君の様子見に行っていて夜見張りいないみたいだけれど。昨日は何時に寝たんだい?」
「…………寝てないぞ?そもそも。」
コイツの方がダメじゃねーか。バーカバーカ!
「雪君???」
ごめんなしゃい……
「さて、2人の説教はまた後でするとして。最近僕の後書き登場回数多くないかい?」
……き、キノセイダヨー
「殴っていいかな?」
ユウのは痛いからヤダ……涼に殴ってもらう。弱弱だし。
「はは、ならバットで殴ってやる。良かったな雪。」
それは勘弁……いや、ユウが多い理由はその……私の中で1番気に入ってるキャラだからというか……本編の流れ的に呼びにくい子端折ったらこうなったというか……
「うっわ贔屓だ……」
ごめんって涼……次は(多分)すずと涼にするから……
「ならいいか。」
「僕は良くないけどね?説教回数増えるの困るんだけどねぇ……とりあえず君達が逃げないうちに話さないといけないから締めようか。それじゃあまた明日にね。」
「またな。」
えっちょっと涼1人だけ逃げるとか卑怯だ!また次回にお会いしましょうそれでは!涼待ってえええ……!




