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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第61話 提案

うぅ……前回ちょっと暗めの内容でしたね……どうしても普段明るめな分暗い回は目立っちゃうんですよね。まぁストーリー的に仕方ないですね!第61話、楽しんできてください!

「まずはお互い言いたいことを言えばいいんじゃないかい?せっかくの機会だからね。普段は気を使って言えない事もあるだろう?」


と提案をしてきた。

んー……出来れば俺、穏便に終わらせたいんだけどぉ?喧嘩になりそう!

そう思って俺はユウに反論する。


「えー……既になんか喧嘩みたいな感じになってるのにこれ以上酷くなるのは不味いんじゃない?」


「あくまで喧嘩じゃなくて話し合いだよ。それにもしそうなったとしても今なら僕が止めに入れるだろう?別の日に2人っきりで大喧嘩になるよりは今の内に普段気を使って言えなかった事を言い切った方がいいと思うよ。」


それもそうかもだけど……今の涼の状態じゃなぁ?


「別に俺はいーけどさぁ、涼はそれでいいの?」


「怜斗とはあまり喧嘩はしたくない……」


「でも話し合わなかったとして今日ちゃんと寝れるのかい?明日はテストだろう?」


「そうだけど……」


「不服そうだねぇ?なら言い方を変えようかな?良いかい?その状態の君だとすず君を救うことなんて出来ないよ。」


そこで笑みが消え真剣な目付きになる。


「すず君に関しては姉を亡くした直後に交通事故で自分を庇った人間が目の前で死んだんだ。その前にも人間不信となるきっかけがあった訳だしね。あまり人と比べるのはよくないと思うけれどまだ霊ではあるものの今親友と話すことが出来る涼君と1人で抱え込んで苦しんできたすず君で比べると圧倒的に君の方がマシだ。」


「っ……だとしても今じゃなくていいだろ。」


「そう言ってこれからも逃げるんだろう?悪いけれど自分の問題とも向き合えない人間にすず君を救う事なんて100%無理だ。……さぁ、僕はもうこれ以上は何も言わないよ。どうするかは涼君自身が決めるといい。」


流石にちょっと言い過ぎな気がするけどぉ?ま、でもそこまでしないと涼はやる気出さないだろーなー……涼はどうするんだろ?


「はぁ……そこまで言われたらやるしか無いだろ。」


諦めたように涼はそう呟く。涼のその言葉を聞き嬉しそうに笑って


「フフフ……君ならそう言うと思ったよ。基本僕はなにも突っ込まないから2人で話し合うといい。声は漏れないように術もかけてあるしね!」


とユウは言った。

うわぁ……涼が1人でこんなに話してるのになんで親来ないんだろうと思ったらそーゆー事?何から何まで準備周到すぎじゃなぁい?


「ま、それなら俺もちゃんと本音は言わないとなぁ……でも涼。これだけは覚えといてよぉ?今まで1回も涼を恨んだこと無いよ。羨ましく思ったりはしたけどね!正直どっちかと言うと涼はこれから先、生きていけるのかな〜って心配だったなぁ……」


「心配……?する要素あるか?」


えっ……


「自覚ないのぉ……?何気にあれ以来涼、食が細くなったのと睡眠不足になりやすくなってるからねぇ?事故にあってすぐの時なんかバス内で見た死体のせいか食べては吐いてを繰り返してたし!あれで心配ならない方がおかしいよ!?」


「い、今はちゃんと食べてるし……」


「身長の割に体重軽いヤツがなにいってんのぉ?今親と住んでて、基本誰か家に居るから涼も規則正しい生活してる方だけど共働きで家誰も居なかったら涼今頃倒れてるよ???」


「…………否定はしない。」


そこは否定して?うん、何も言ってこないけどユウからの目の圧もすごいよ?しかもちゃんと微かに微笑んでるしぃ!怖ァ……


「そんなだからすず達と会うまでは結構ハラハラしてたよ?笑顔も少なかったしぃ!急に性格変わるし!気を紛らわすためか寝ずに勉強してる日とかあったし!」


「それは本当に自覚ない。翔斗に指摘されて前初めて気づいた。……視線が怖い。」


「……気の所為だと思お、涼。俺もそれは感じてる。でも声掛けたら多分死ぬ程問い詰められるから何も言わない方がいーよ涼。」


「分かった。……怜斗はさっき俺に涼は生きてるから言えるんでしょって言ってたけどやっぱりなにか思うところはあったのか?」


「んーまぁちょっとはね。どうしてもユーレイだと会話をする事が少ないんだぁ。お喋り大好きな俺にとっては結構苦痛だったかなぁ?」


「でもならなんで俺のそばに居たんだ?成仏……?すれば転生出来るだろ?それとも何か未練が?」


あっはは……どっちかと言うと……


「いや、俺自身はいつでもジョーブツしようと思ったら出来るよ?でもジョーブツしちゃったら少なくとも怜斗として涼と再会出来ないわけだしやっぱり心配だったし……1番は涼の存在かなぁ?涼の俺に会いたいって気持ちに引っ張られてジョーブツ出来なくはないんだけどちょっとしにくくなってるというか……?」


「てことはやっぱり俺のせい……」


わあああ!そういうことじゃないってぇぇぇぇぇ!


「違う!違うから!心配っていうのもあったし!ホントのホントだから自分を責めようとしないでぇぇぇぇ……?」


「でも……怜斗とは約束もしてたし……それ果たす前にお前居なくなったし。そもそもバスでお前の後ろの席だったし自分を責めたくなるだろ。」


「バス席はしゃーないよ!てか約束……?なんかしたっけ?」


したようなしてないような……お菓子交換しようね的なやつ?


「した!小学校卒業したらさっき俺が言った怜斗の夢教えるって約束!親友との約束忘れるお前もなかなか酷いんじゃないか?」


んー?……あ〜!そういえばした!でもそれ幼稚園の頃の約束じゃん!


「うっ……それはごめんだけど流石に幼稚園の頃の記憶は曖昧だから覚えてないって〜!」


「じゃあ今教えろ。」


「えー?そんな大したことじゃないよぉ?在り来りって感じだしぃ?」


「うるさい、それでもいいから教えろ。」


「じゃあ代わりに最近の涼の生活習慣をユウに伝えてもいーい?」


最近ちょっと寝るの遅いから何とかして早く寝るようにさせたいんだよねー?ユウに言えば何とかしてくれるでしょ!

涼は結構悩んで最終的に


「……死ぬ程嫌だけど、まぁ教えてくれるならいいぞ。」


と渋い顔で言った。


「やった!これで俺が注意せずに済む!じゃ、ちゃんと言わないとね!俺の夢はぁ__」

ふぅ……何とか最終的には明るく収まりそうですね!それと前回言ってた後書きの件なんですけどこれからは火木土にキャラを入れる日にしようかなって思ってます!他の曜日はお知らせがある時や3人以上キャラを出したい時だけにするつもりです。なので毎日投稿を辞めるってなったら火木土に出すことになるでしょうね。多分。そういう事なのでこれからもよろしくお願いします!それではまた次回に!

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