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君の心に灯火を……  作者: 雪
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第35話 不審者

(っ*’ω`с)ネムイ…来週からはテスト近いし週3投稿にしようかな?とりあえず楽しんできてください!

…………ダメだ、まっっっったく授業に集中出来ない!もう6時間目なのに!ユウの話のせいで全く話し入ってこないよ!正直今すぐにでも家帰って何とかユウに会えないか試行錯誤したいところなんだけどな……でもまぁ後ちょっとで6時間目も終わるし!頑張らないと!あと何分かな?


「……10分。」


この10分って短いようで長いんだよね、特に今の時間……理科の授業は!話聞いて板書するだけだからもう眠いのなんの……暇だし絵でも描いて時間潰そうかな?


サラサラサラ……


私はなんとなくペンを動かした。しばらく動かしてふと気が付くとノートいっぱいに描かれた空があった。

またやっちゃった……私の悪い癖だよ。描き始めたら一気に描き進めちゃうんだから!これ消すの大変だな……


キーンコーンカーンコーン


「それじゃ帰りの準備して下さい。今日は掃除ないですよ〜!」


先生のその言葉を聞き生徒達は「よっしゃ!遊び放題だ!」

「今日遊べる?」等の声が上がった。

あ、思ってたより絵描くの時間かかってたんだな……って言うかせっかく早く帰れる日なのにこんなに喋ってたら帰るの遅くなっちゃうよ……!

そんな愚痴を呟きそうになりながら私はさっさと帰る準備をした。


「はい、皆さん座ってね〜。じゃないと帰るの遅くなるよ〜?」


という先生の声で立ち歩いていた生徒達はいそいそと自分の席に座り黙った。


「え〜注意なんですが、今日の昼間にフードを被った怪しげな人が見かけられたらしいです。恐らく問題ないと思いますが一応今日は1人にならないようにしてください。また何かあったら直ぐにご両親や先生、警察に相談してくださいね〜!」


フード被った怪しげな人……?曖昧すぎない?


「せんせ〜!その不審者ってどんな格好してるんですか?」


と翔斗が先生に聞いた。

流石翔斗、私なら心に留めておくこともこの場で発言しちゃうなんて……


「それが分からないのよ。その人を見かけた人は一瞬見えただけであまりよく特徴を覚えていないらしくてね。でもこの辺じゃ見かけない格好だったみたいだし、何か独り言を呟いていてちょっと怖かったから念の為警察の人に相談したみたいよ?」


「え〜?それじゃあただの見間違いじゃないの?」


「そーだよ!別にわざわざ学校で言うほどじゃないだろ!」


「そもそも見かけた人のでっち上げかもしれないんじゃないかな!」


先生の話に反応してまたクラスがザワザワとする。それを見ていた涼はポツリと


「……そもそもその見かけた人って誰なんだ?」


と言った。それを聞き取れていた先生は困った顔をして


「それが……警察の人も忘れちゃったらしいのよ。誰かが相談しに来たことは覚えているし防犯カメラにも写って居たみたいなんだけど顔がボヤけて人の特定まで出来なかったみたいなのよね……だからどちらかと言うとその見かけた人が怪しくて念の為情報を学校にまで回したみたい。」


え〜……防犯カメラに写ってるのに顔がぼやけて見えない?それって幽霊なんじゃ……?


「すずちゃん、これってもしかするとユウさんだったりしないかな……?」


と由衣が私にだけ聞こえる声で言ってきた。


「うーん……その可能性がないってわけじゃないけど、なんでそんなことする必要があるのか分からないからなぁ……案外幽霊のイタズラかもしれないし?」


確かにユウならやりかねないけど!でもユウがわざわざそんな事する意味無いからね……


「うーん……そうだよね。私の気にしすぎかな?」


そう言って由衣はまた前を向いた。丁度よく先生がそのタイミングで


「とりあえず今日は下校中や放課後、あまり1人にならないように気をつけてね〜。それでは起立!」


生徒達は席を立った。


「それでは月曜日に。さようなら。」


「さようなら!」


皆が一斉に挨拶をし、廊下にゾロゾロと出ていった。私と涼、その後ろに由衣と翔斗。で、その上に涼の頭の上で怜斗が浮いているという怜斗が見える私達以外はなんとも思わない順番で教室を出た。階段の方に差し掛かった辺りで涼が


「……すず、さっきの話どう思う?」


と聞いてきた。


「さっきの話って不審者のことだよね?個人的には見かけた人がやっぱり怪しそうかな?特に人の記憶だけじゃなくて機械ですらも顔の情報が残ってないところが、ね!」


普通に考えて可笑しいもんね!


「そうだよねぇりそれこそユウでも無い限りそんな事ほぼ不可能なんじゃなぁい?」


怜斗は相変わらずふよふよと浮いた状態でそんなことを言う。

今話しかけられても私達4人は怜斗の言葉に反応できないんだけど?


「ま、まぁ普通に考えたら可笑しいよね。話を聞いて、普通なら顔も見ている警察の人も全く覚えてないなんて……」


「そうだよな!いやぁ〜あの時俺、先生に突っ込んでよかった!じゃないと事情をほとんど知らねぇまま家帰ることなってた!」


「まぁ、誰も喋ってないあのタイミングで発言できた翔斗はある意味凄いな。とりあえずお爺さんもこのこと知ってるか聞いてみるか?」


「まぁ幽霊関係ならその方が良いな!てか今の涼の言い方だと俺が空気読めないみたいじゃねぇか!」


「実際そうでしょぉ?」


「ある意味間違ってはないと思うよ、翔斗君!」


由衣、たまにズバッと言うからね……翔斗を見た感じ今の言葉はダメージ50くらいありそう。

そこで靴箱に着いたのでそれぞれ靴を履き門を出た。するとそこには____

「やぁ、元気かい?と言っても今もう22時超えているけどね!」

嬉しい……涼みたいにすぐ帰ろうとしない……!(*’∪’*)

「あぁ昨日は涼君が担当だったからね。そんなに涼君素っ気なかったのかい?」

うん、なんなら私の事暇人呼ばわりしたよ?私作者なのに!酷い!いつか仕返ししてやる!

「そこまで……?まぁでも君が普段暇なのは嘘じゃないだろう?」

ち、違うし……ダラダラするので忙しいし!

「それを世間は暇って言うんだよ?その時間に課題を進めればいいのにね。そうすればテスト期間楽できるのに学習しないねぇ……」

五月蝿い!私だってちゃんとしてましゅ〜!(やべ噛んだ……まぁ何も無かったかのような顔してればいいか!)そんな事言うならユウが代わりにやってよ課題!

「フフっ見事に噛んだね!課題は自分でやるからこそ意味があるんだよ?ちゃんと自分でしようね?」

(・д・)チッてか噛んだのバレたか……無かったことにしようと思ってたのに!

「そりゃね!にしてもそろそろ寝た方がいいんじゃないかい?」

え、それ遠回しに私と話すの嫌って言ってる?泣くよ?ユウにまでそれ言われるとかマジで泣くよ???

「そういう意味で言ってないよ……君明日も学校だろう?あまり遅くまで起きてると体に悪いだろう?」

なぁんだ、心配してくれてたのか!でももうちょっと話したi……

「早く寝ようね?ほら、挨拶!」

(´;ω;`)

「……嘘泣きはいいからね?僕怒るよ?」

はい、ごめんなさい調子乗りました。それではまた次回にお会いしましょう!(*>∀<)ノ))またねー

「フフっまたね。」

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