同期メンバーがお見舞いに来てくれました
すぐさまインターホンで来訪者を確認する。
そこには
「何でここにいるの!?」
オーディションで同期となったメンバー6人が勢ぞろいしていた。
「「「「「「同期が急に休業するって聞いて心配になって集まったんだ」」」」」」
一斉に6人が口を揃えて言うとまるで合唱のようで思わず笑いそうになった。
「心配してくれてありがとう。思ったより早く不調の原因が判明したから、あと一週間くらいで復帰できそうなんだ」
すると玲ちゃんがすかさずツッコミを入れた。
「あの時が不調なら、好調いや絶好調ならどうなっちゃうの!」
まあ知らない人からすると、俺があの時不調だなんてにわかには信じ難いことなのだろう。
「あの時の私は私でなかったというか、ごめん上手く言葉にできなくて」
あまり迂闊なこと言えないし、かといって上手い言い訳が思い浮かぶわけでもない。
「実は私達も休業することにしたんです」
「え、何で?」
「特に理由はないんですけど」
「そんなにあっさり休めたっけ?」
「みんな適当な理由つけて休んでいますけど、本当の理由は……」
一体何なのだろう。
「あなたの事を知りたいと思っています。もし嫌じゃなければなんですが」
もしかして
「せっかくなので、同期のみんなで一緒に遊びに行きませんか」
「うん、行こうか」
これはメンバーのことをよく知ることができるいい機会だ。




