20話 俺の頭は妹でいっぱい
「よいしょっと」
そして俺は機嫌が良いため妹の目の前に座った、対面するように
「!・・・兄、何で前に座るの?隣空いてるじゃん・・・」
「・・・え」
妹からのその言葉に俺は固まった、隣が空いてるじゃん、つまり妹の隣に座って良いのか?と
「っえ、お、お前それって・・・!」
「・・・早く」
「!あ、あぁ!」
妹の予想外のデレ、じゃなくて誘いに妹の隣に行こうとしたが
「っちょっと・・・」
「?ん?どうした?」
「・・・なんで兄が私の隣に座るの・・・?」
「・・・え?」
またしても妹からの予想外の言葉に俺は戸惑った、隣に座るわけでもなく、ならどこに座れと・・・?
「・・・はぁ、兄日本語もわからないの・・・?」
「・・・」
・・・全くわからん、・・・あ、もしかして隣に座るってまさか、その狭い椅子に二人で座りたいと?なるほど
「・・・わかった」
「うん」
俺はそう言い妹の隣に無理やり座ろうとした、が
「!!な、何してんの!?」
「っいてぇ!!」
妹は驚きながら俺を蹴り飛ばした、かなり痛い尻を蹴られた
「っ・・・兄、私の事、バカにしてるの・・・?」
「っ!!ち、ちげえよ!隣に座れって!」
不機嫌気味になっている妹に慌てて言った
「・・・兄、流石に心配になってきたよ・・・病院行く・・・?精神病院、あ、じゃないか、頭の病院かな・・・?」
「ちょ、ちょっと?」
妹は携帯を取り出し調べている、それだけはやめてほしい
「・・・兄、多分疲れてるんだよ、病院いこ?」
「!いや、いやいやいや!お前が隣に座れって言ったんだろ!?」
「・・・?隣にって、私の隣じゃなくて兄の座ってる席の隣だよ・・・?」
「・・・」
そう言われ俺は自分が座っていた隣の席を見た、そこは空いていた、どうやら俺は浮かれすぎていて頭がおかしくないっていたらしい、それか妹の事を考えすぎて頭が狂っていたのかもしれない
「・・・妹、俺頭おかしいかも・・・」
「・・・うん、だから病院行こう?多分友達とかできないストレスで頭が・・・」
「・・・心配してくれてる事についてはすっげえ嬉しいんだけど友達は関係ないんじゃないかな・・・」
俺はそう言いながら友の事を頭に浮かべた、高校初の友達、しかも女という
え~、ちょっと今の主(私)の都合として一日500文字程度でやっていきたいと思います!
投稿スピードについてはできる限り毎日やっていきたいと思い、ます…