312 英雄達の帰還と受勲の儀
熱狂に沸き返る城下の大通りを、盛大な凱旋パレードの中をゆっくりと抜け、戦車隊の装甲車軍は王城へと続く幅広い城門前の石畳の道を進んでいく。
城へと続く広い道の両端には、出撃せずに外壁の絶対守護に回っていたクラウス率いる近衛騎士団が、一糸乱れぬ動きでズラリと整列し、剣を掲げて死闘を潜り抜けた精鋭達を最大限の敬意をもって迎えていた。
「全軍、よくぞご無事で! エデンの誇り高き英雄達に、敬礼!!」
クラウスの腹の底から響くような号令に合わせ、近衛騎士達が一斉に剣の柄を胸に当てて礼の姿勢をとる。城門の真ん前で、戦車隊の装甲車軍は重々しいブレーキ音と共に次々と停止した。
ハッチが開き、中から各軍の指揮を執った代行達、そしてエデン、アレキサンド、ルミナスの連合騎士達や、ヨルシカの術士達が次々と降り立つ。彼らを無事に降ろした戦車隊の装甲車軍は、ガレオス隊長の指示の下、速やかに城門横の巨大な専用駐車場へと移動していく。
そして最後に、カリナ達特記戦力達を乗せたガレオスの運転する車両と、もう一台の装甲車が静かに停まった。
「お疲れ様でした、特記戦力の皆様!」
ガレオスが運転席から降りて敬礼し、カリナ達も順次降車する。エヴリーヌに抱っこされていたカリナも、さすがに王城の前ということで地面に降ろしてもらい、自らの足でしっかりと立った。
重厚な城門が、数人がかりの門番達によってゆっくりと押し開かれる。
カリナ達特記戦力を先頭に、代行達、そして連合軍の者達は、足音を高く響かせながら堂々と城内へと足を踏み入れ、真っ直ぐに玉座の間へと向かった。
◆◆◆
エデン王城、玉座の間。
最奥の玉座には、威風堂々たる威厳を纏った国王カシューが深く腰掛け、その右側には執政官のアステリオンが、左側には先回りした近衛騎士団長のクラウスがそれぞれ彫像のように静かに控えている。
玉座の間の中央に敷かれた、真紅の分厚い絨毯の上を凱旋軍が進む。
黒いラインが引かれた手前で、軍は立ち止まった。
最前列の先頭には、カリナ、カグラ、エヴリーヌ、サティア、エクリア、グラザの六人の特記戦力が並び、臣下としての礼を尽くして片膝をついて跪く。
すぐその後ろの列には、各軍の代行であるリーサ、ユズリハ、エリアス、ジュネ、レミリア、クリスが同じく跪く。
さらにその後ろには、エデン王国副騎士団長のライアン、アレキサンド騎士団長ガレス、ルミナス聖騎士団長セオドア、ヨルシカから派遣された相克術士部隊長ハルカと陰陽術士部隊長マサムネが並ぶ。
そして、最後方の広いスペースには、此度の激しい戦いに参加した数百にも及ぶ連合軍の精鋭達が一斉に跪き、深く頭を垂れた。玉座の間の左右の壁際には、城仕えの重臣達や、リア率いるメイド隊が静粛に控えている。
「陛下。此度の防衛戦に参加した者達が、全て揃いました」
アステリオンが、厳かな声でカシューに報告する。
「うむ」
カシューが短く応え、ゆっくりと玉座から立ち上がり、よく通る声で話し始めた。
「よくぞ魔軍を討伐し、一人も欠けることなく無事に戻った。エデンの軍はもちろん、他国の軍の者達も、このエデンのためによく戦ってくれた。通信で、各戦場の凄まじい戦況は聞いている」
カシューの王としての言葉に、玉座の間の空気がピンと張り詰める。
「皆、本当によく戦ってくれた。お前達は、ただの悪魔共だけでなく、世界に向けても『最強のエデン』の力を完全に証明したのだ。……特記戦力の圧倒的な力は当然のこと、代行に騎士団、ヨルシカ、ルミナス、アレキサンドの各軍の者達も、これまでの厳しい合同鍛練の成果が如実に表れたようだな。実に見事だった」
カシューが、一人一人の顔を労うように見渡す。
「では、これよりその武勲を称え、表彰に移る」
カシューの言葉を合図に、アステリオンが美しいビロードの布が敷かれた台座を恭しく持ち上げ、玉座の階段をゆっくりと降りてきた。台座の上には、燦然と輝く勲章がいくつも並べられている。
「アステリオン、私から直接渡そう」
「はっ」
カシューは自ら階段を降り、一人一人に直接声を掛けながら、まずは最前列に跪く特記戦力達の前に立った。そして、エデンにおける最高位の勲章である黄金の『護国勲章』を、彼らの首に丁寧にかけていく。
「カリナよ。精霊王の加護による全軍の強化、そして見事な召喚術に戦術眼だった。よくぞ南東の戦線を支えてくれた」
カシューがカリナの首に勲章をかけ、深く頷く。
「カグラ、侯爵レベルの悪魔では、もはやお前の相手にならんな。見事な一刀両断だった」
カグラが妖艶に微笑みながら勲章を受け取る。
「エヴリーヌ。その魔法弓の絶技、全く衰えておらんな。見事な狙撃だった」
エヴリーヌが、無表情のまま静かに頭を下げる。
「サティア。お前の広域浄化と、前線を死なせない神聖術が、今回も戦局を大きく左右した。本当によくやってくれた」
サティアが、胸の前で両手を合わせて深く感謝の意を示す。
「エクリア。北東での凄まじい広域破壊の極大魔法、見事だった。数千の兵団を一瞬で灰燼に帰すとはな」
エクリアが、淑女の演技で優雅に勲章を受ける。
「グラザ。魔力が腐食される中、純粋な物理攻撃で四天王を打ち砕いた必殺の拳、さすがだった。よく前線を死守してくれた」
グラザが、力強く頷いて勲章を胸に当てる。特記戦力達は、声を揃えてカシューに臣下のロールプレイで応えた。
「「「はっ、ありがたき幸せに存じます」」」
カシューは満足そうに頷き、続いてその後ろに跪く代行達の列の前に立った。
「ユズリハ。相克と陰陽の術の精度をさらに上げたな。見事な遊撃だったぞ」
カシューがユズリハに『守護勲章』を首にかける。
「エリアス。魔法弓も完全にモノにしてきたな。後方支援、大儀であった」
エリアスが力強く頷き、勲章を受ける。
「ジュネ。南西の砦で死者が一人も出なかったのは、お前が指揮する神聖術士軍の絶え間ない回復の御陰だ。よくやった」
ジュネが、誇らしげに胸を張って勲章を受ける。
「レミリア。南西の戦場での全軍の指揮と、新たなレーザー魔法の習得、実に見事であった」
レミリアが、優雅に微笑んで勲章を受ける。
「クリス。グラザの帰還によって、さらに格闘術の腕を上げたな。見事な前線突破だったぞ」
クリスが、ニカッと笑って勲章を受ける。
そしてカシューは、最後にリーサの前に立ち、彼女の目を見据えた。
「そしてリーサ。……一人で一軍に匹敵する召喚体の軍勢を完璧に指揮し、さらには五属性の魔法剣技で単独で侯爵悪魔を討ち取ったその異常なまでの成長。……見事だ」
カシューはそう言うと、代行達の中で唯一、リーサにだけ特記戦力と同じ黄金の『護国勲章』を首にかけた。
「はっ! これからも、エデンのために全霊を尽くします!」
リーサを始めとする代行達が、声を揃えて忠誠を誓う。
続いてカシューは、その後ろに控える各軍の長達の前に立った。
「クラウス、ガレス、セオドア。……各国の騎士団も、カリナ達から習得したばかりの一属性の魔法剣を見事に使いこなし、素晴らしい戦果だった。よく連携してくれた」
カシューが、三人の騎士団長に守護勲章をかける。
「ハルカ、マサムネ。……ヨルシカの精鋭として、エデンのためによく戦ってくれた。心から感謝する」
カシューが、二人の術士の部隊長に守護勲章をかける。
「「「はっ! 身に余る光栄でございます!」」」
長達が、深く頭を垂れてカシューの労いを受ける。
カシューはアステリオンや重臣達、そしてリア達メイド隊に目配せで命じ、背後の広いスペースに跪き控えている数百の軍の兵士達全員にも、手際よく勲章を渡していった。
「「「これからも、エデンのために!!」」」
軍の者達の声が、玉座の間に誇らしく響き渡る。
全員への受勲が終わると、カシューはゆっくりと玉座へと戻り、アイテムボックスから拡声用の『魔法マイク』を取り出した。そして、玉座の間だけでなく、城下の熱狂する国民達の耳にも直接届くように、力強い声で話し始めた。
『愛すべきエデンの民達よ! 此度も、忌まわしき悪魔の軍勢がこのエデンを襲った! ……だが、特記戦力を筆頭とした各軍の代行達、騎士団、そして同盟国の勇敢なる軍の応戦により、魔軍四天王の一柱と、侯爵悪魔を二体、完全に討ち取った! エデンは再び、彼らの手によって守られたのだ!』
カシューの勝利宣言に、城下から地鳴りのような大歓声が巻き起こるのが玉座の間にも伝わってくる。
『これからも、悪魔にとって最大の目障りであるこの国は幾度となく脅威に晒されるだろう。……だが、案ずるな! 我等には、これほどまでに素晴らしい戦力が揃っている! 今や世界最強となったエデンにとって、悪魔など恐るるに足りん!』
カシューの煽りに、さらに凄まじい歓声が爆発する。
『今宵は、この素晴らしい大戦果と、揺るぎないエデンの発展を祝い、国を挙げての盛大な祝宴を開く! 大いに飲み、歌い、盛り上がろうではないか!』
カシューの演説が終わった瞬間、城下から割れんばかりの歓声が城内まで響き渡ってきた。
「うおおおおおっ!! エデン万歳!!」「カシュー陛下、万歳!!」「特記戦力万歳!!」「エデン軍は世界最強だ!!」
カシューは満足そうに微笑み、魔法マイクをアイテムボックスへと仕舞った。
「祝宴は夜からだ。それまでは各自、ゆっくりと汗を流し、死闘の疲れを癒すがいい」
カシューはそう言うと、傍らに控えるメイド隊隊長のリアに向き直った。
「リア、夜の祝宴の準備は可能か?」
「はい、陛下。夜まではまだ十分な時間がございます。メイド隊総出で、腕によりを掛けた最高のお料理を用意させて頂きます」
リアが、メイド長としての完璧なカーテシーをして優雅に一礼する。
「そういうことだ。一同、此度は本当に大儀であった。では、夜の祝宴に備え……解散!」
カシューの力強い号令に、玉座の間を満たしていた緊張感が一気に解ける。
「「「はっ!!」」」
一同はカシューに向かって深く一礼し、それぞれに言葉を交わしながら、三々五々、玉座の間から退出していった。
◆◆◆
受勲式が終わり、代行達の中心には黄金の護国勲章を胸に輝かせたリーサがおり、レミリア達から口々に称賛と祝福の言葉を浴びていた。
「ふふっ……あいつも、本当に立派になったな」
カリナは、そんな愛弟子の姿を少し離れた場所から誇らしく見つめていた。
「さて、祝宴まではまだ時間があるし、自室に戻ってのんびりするか」
カリナが小さくあくびをし、玉座の間から自室へと向かおうと背を向けた、その時だった。
「んっ」
「ん?」
突然後ろから、誰かにギュッと強く抱き締められ、その場に捕縛されてしまった。振り返ると、そこにはカリナの背中に張り付いているエヴリーヌの姿があった。
「ん、カリナは自室に戻る?」
エヴリーヌが、カリナの耳元で淡々と尋ねる。
「ああ、四天王相手にかなり体力も消耗して汗もかいたし、夜の祝宴まではベッドでひと眠りするつもりだよ」
カリナが、エヴリーヌの腕の中でされるがままになりながら、もう一度大きなあくびをして言う。
「ん、じゃあ、私も『母乳係』として、一緒にカリナの部屋に行く」
エヴリーヌが、当然の権利だと言わんばかりに宣言する。しかし、その言葉が終わるか終わらないかのタイミングだった。
ガシッ!! むんずっ!!
カグラとサティアが、エヴリーヌの両肩を背後から万力のような力で掴み取った。
「あら、奇遇ねエヴリーヌ。私も今から、カリナちゃんのお部屋に一緒に行こうと思っていたところなのよ」
カグラが、扇子で口元を隠しながら、目が全く笑っていない妖艶な笑みを浮かべる。
「ふふふ……。エヴリーヌさん、帰りの装甲車に引き続いて、またカリナさんを独り占めしようだなんて……そんな抜け駆けは絶対に許しませんよ?」
サティアも、聖女らしからぬどす黒いオーラを背負いながら、笑顔のままエヴリーヌの肩に食い込ませた指の力を強める。
「ん、母乳係は私一人で十分。エロ巫女とちょろ聖女は不要」
エヴリーヌが、二人の威圧を全く意に介さず、淡々とした口調で容赦のない毒舌を吐き捨てる。
「何ですって!? だから誰がエロ巫女よ!! カリナちゃんの症状が出た時に、それを安全に鎮める私の『術』が絶対に必要でしょうが!!」
カグラが顔を真っ赤にして激怒し、エヴリーヌの肩を揺さぶる。
「帰りの車の中でも、ずっとカリナさんを独占してたじゃないですか! いい加減にしなさい! ここは絶対に譲りませんよ!!」
サティアも涙目でエヴリーヌに抗議する。三人の特記戦力の間で、バチバチと激しい火花が散り始めた。
「はあー……」
死闘の直後から勃発した、全く緊迫感のないいつもの痴話喧嘩に、カリナは深い深い溜め息を吐いた。
「おい、お前ら。いい加減に仲良くしろ。それに、別に私は誰の所有物でもないぞ。……まあ、仲良くするんなら、お前ら全員で私の部屋に来いよな。もうウチの部屋は、常に誰かが居座ってる状況に慣れてるしな」
カリナが、半ば諦めたような呆れ顔で三人に提案する。
「ん」
カリナの言葉を聞いた瞬間、エヴリーヌはカグラとサティアの拘束をスルリと抜け、疲労でふらついているカリナの身体をひょいっと持ち上げ、またしても軽々と『お姫様だっこ』をしてしまった。
「ん、カリナは本当に心が広くて優しい。好き。……どこかのすぐ怒るエロ巫女や、むっつりエロ聖女とは大違いだね」
エヴリーヌは、抱き抱えたカリナの柔らかい頬にすりすりと自身の頬を擦り寄せながら、カグラとサティアに追い討ちをかける。
「だから! その不名誉なあだ名をいい加減やめなさいって言ってるでしょ!!」
カグラが、扇子を振り回してキーキーと怒る。
「そうですよ! 私達は純粋に、戦いで疲労したカリナさんの体調を心配しているだけなんですよ!!」
サティアも、顔を真っ赤にして弁明する。
「ん、まあそれはいいけど。サティアは、それだけが理由じゃないでしょ。……本当は、カリナのことが大好きだから、ずっと一緒に居たいだけだね」
エヴリーヌが、サティアの核心をグサリと突く。
「ええっ!? そ、それは……! ……そうですよ! 大好きですよ! カリナさんのことが好きで一緒に居たいと思って、何か悪いですか!?」
サティアが、開き直ったように顔を茹でダコにして叫ぶ。
「ん、最初からそうやって、私みたいに素直に言えばいいのに。面倒くさいちょろ聖女」
エヴリーヌが、呆れたように小さく首を振る。
「おーい……お前ら。いい加減に自室に移動しよう。残ってる代行達や兵士にガン見されてて、凄く居心地が悪いんだが……」
カリナが、周囲の視線に耐えかねて情けない声で訴える。遠巻きにこの痴話喧嘩を見ていた代行達や兵士達は、カリナと目線が合うと、気まずそうにサッと顔を逸らした。
「ん、じゃあ行こうかカリナ」
エヴリーヌが、お姫様抱っこをしたままマイペースに歩き始める。
「ちょっと! 待ちなさいエヴリーヌ!」「ずるいですよ!」
カグラとサティアが、慌ててエヴリーヌの背中を追いかけていく。
「はははっ。相変わらず人気だな、カリナは」
その様子を少し離れた場所から見ていたグラザが、呆れたように苦笑する。
「にししっ、あいつは筋金入りの『無自覚たらし』だからな」
エクリアが、グラザの隣で小声で笑いながら言う。
「グラザ、お前、本当はあいつらに囲まれてるカリナが羨ましいんだろ?」
エクリアが、ニヤニヤしながらグラザの腕を小突く。
「いや、俺はそういう意味で言ったんじゃないぞ! あれだけ四六時中三人に構われ続けてたら、カリナの奴が、せっかくの休み時間にちゃんと休めるのか心配になるんだよ」
グラザが、真面目な顔で本気で心配した言い訳をする。
「にししっ。強がらなくていいぜ? 本当は、自分もあんな風に女の子達にモテたいんじゃねーの?」
エクリアが、さらに揶揄うようにグラザの顔を覗き込む。
「まあまあ、二人共。カリナには、精神的にも肉体的にも支えてくれる存在が絶対に必要なんだからね。本人も、口では文句を言いながらも本気で嫌がってはいないんだし、あのままでいいんじゃないかな」
いつの間にか二人の側に立っていたカシューが、王の威厳を解いた気の良い青年の笑顔でフォローを入れる。
「そうか。……まあ、カリナ本人が良いなら、俺がとやかく言うことじゃないんだけどな」
グラザが、頭を掻きながら納得する。
「にししっ。おいグラザ、そんなに寂しいなら、これからカシューの特別浴場に一緒に行くか? 俺が直々に慰めてやるぜ?」
エクリアが、自身の露出の多いセクシーな衣装の豊かな胸を両手で下から揉み上げ、グラザに妖艶なウインクを投げる。
「け、結構だ!! ……じゃ、じゃあ俺も自室に戻るからな!」
純情なグラザは、エクリアの過激な行動に顔を真っ赤にして狼狽え、逃げるように足早にその場から去っていった。
「にししっ、揶揄い甲斐のある奴だなー」
エクリアが、グラザの背中を見て楽しそうに笑う。
「はははっ、全く、君達と一緒にいると、毎日が退屈しないね」
カシューが、個性豊かすぎる仲間達を見て心底楽しそうに笑う。
一方その頃、城の廊下。
エヴリーヌがカリナをお姫様抱っこしたまま悠然と歩き、その両脇をカグラとサティアがぴったりと固め、三人でやかましく言い争いながらカリナの自室へと向かっていた。
こうして、四天王討伐という偉業を成し遂げた英雄達の祝宴前の時間は、厳かな受勲式の余韻と、PC同士ならではの賑やかで平和なひと時とともに、和やかに過ぎていくのだった。




