レコード9:超進化と危機
02・03・04・05・06「うわぁぁ〜〜〜!」
壁にヒビが入り天井にまで広がっていった。
そして、天井が崩れ始めていた。
スコーピオン「うぉぉ〜〜!」
コバ・スコーピオンが攻撃をしようとしていた。しかし、
01「フッ!」
パンッ!パンッ!
スコーピオン「ぐっ…ヴゥゥ〜」
ナゴムの銃での攻撃により、コバ・スコーピオンは立ち止まった。
01「プラントショット!」
ナゴムが攻撃をしたと思ったら、その弾は天井に飛んでいった。
01「逃げろ!」
ヒカリ達はさっきの弾のナゴムの狙いをそのすぐ理解した。
ドゴゴゴゴ!
ナゴムが撃ったところに大きなツルが生えてきた。おそらく草属性の攻撃だからなのだろう。いや、ホントにそんな事はできるのか?「ナゴムだから」と納得している自分がいる。そんなことはともかく、ツルが生えてきたところの天井は崩れ、ヒカリ達とコバ・スコーピオンとの間に岩が落ち通れなくした。
06「とりあえずこの場を離れよう!」
マサミが言った。
03「待って!アケミちゃんがいない!」
05「え!?」
01『こっちには俺がいる』
ナゴムの声がした方を見ると、そこにはホッパー・アニマロイドがいた。
06「ナゴム君!」
01『お前らは本部まで逃げろ!』
ナゴムは叫んだ。
04「なっ…くっ…、ナゴムを信じて離れるぞ!でないと俺たちも巻き込まれるかもしれない!」
03「っ…、分かった」
こうしてヒカリ達はその場から離れていった。
その時ナゴム達は、
スコーピオン「おりゃぁ!だぁぁ!」
01「フッ!」
ドゴーン!
ナゴムはコバ・スコーピオンの攻撃から、アケミを守っていた。
スコーピオン「おりゃぁ!」
ドゴーン!
01「くっ…」
ーー〜〜ーー
01「!」
スコーピオン「どうした!その程度じゃ俺を倒せないぞ!」
02「ナゴム君!」
その時、ナゴムはアケミを抱きしめ、
01「ホワイトショット」
ナゴムは天井に円を描くように攻撃し、天井が崩れてきた。
01「ドリル」
しかし、天井が崩れ落ちるよりも前に、ナゴムは回転しながら地面を掘り進み、ちょうど穴ができたところに大きな岩がはまりナゴム達とコバ・スコーピオンとを別々にした。
02「ちょっと待って!頭がくらくらする!」
ナゴムはしばらくは掘り進めたと思ったらその下は空洞でナゴムとアケミはそのまま落っこちた。
01「あっ…」
02「うぇぇぇぇ!」
01「うっ…いてて…」
ナゴムは、周りを見渡した。
01「あっ、アケミ!」
ーー〜〜ーー
01「はぁ…大丈夫か。」
ナゴムはアケミがまだ気を失っているだけなのを確認すると胸を撫で下ろした。
01「さて、こっからどうするか…」
ーー〜〜ーー
01「こっちか」
ナゴムは歩き出した。
01「光がある。アニマロイドが通れるような隙間しかないな。…隙間はあるからアニマロイドであいつらに伝えるか」
そう言ってナゴムはホッパー・アニマロイドを取り出した。
01『お前ら、よく聞け。コバ・スコーピオンを追うのは禁止にする。あいつは俺が対処する。だから、俺がいないときは、見つけたら、すぐ避難しろ。』
01「これでいいか。頼むぞ、ホッパー」
ナゴムはホッパー・アニマロイドをその隙間から外に出した。
01「とりあえず、アケミが起きるまで待つか」
02「んん…」
しばらくして、アケミが目を覚ました。
01「あっ、起きた。アケミ、大丈夫か?」
02「ナゴム君、うん、大丈夫。ここは?」
アケミが聞いた。
01「岩山の中。隙間があったから、それを壊せば外に出られるよ」
02「うん。ありがとう」
そうしてナゴム達は隙間の方に移動していた。
02「ねぇ、ナゴム君」
01「ん?どうした?」
ナゴムがアケミに聞いた。
02「さっきのコバ・スコーピオン、どうして倒さなかったの?」
ナゴムが少し黙った。
01「…あれは、この世界の『キド ナゴム』を殺したんだろ?お前が倒さなくていいのか?」
その言葉に、アケミは驚いた。
02「えっ…でも、復讐はだめって…」
アケミが戸惑いながら聞いた。
01「復讐のために戦うんじゃなくて、人を守るために戦うんならそれでいい。それに、先に進むためにも自分の手で始末をつけたほうがいいとは思う」
02「そう…なんだ…」
アケミは少し戸惑った。
01「どうする?」
ナゴムはアケミに問いかけた。
02「…勝てると思う?」
01「今のお前なら無理だろうな」
ナゴムはきっぱりとそう言った。
02「そう…、なら…、お願いしていい?ナゴム君、コバ・スコーピオンを倒してくれる?」
ナゴムは以外にも驚いた顔をしていた。
02「えっ、なに?どうしたの?」
01「…いや、倒そうとしないんだなって」
ナゴムが驚いて言った。
02「なるべく早く倒せば、みんな安心できるんでしょ?」
アケミが少し笑って言った。
01「…そうだな、分かった。俺が悪かった」
アケミのその言葉に、ナゴムは少し微笑んだ。
02「いいよ、別に。ナゴム君のおかげで大切なこと思い出せたと思うから」
01「大切なこと?」
ナゴムはそのことに疑問を思った。
02「ううん、気にしないで。ほら、早く出よ!」
アケミは誤魔化して言った。
01「いや、気になるわ。…まったく、ほら行くぞ!」
ナゴムとアケミは岩の穴を広げ、本部に戻っていった。
ナゴム達は無事に本部へ戻ってきた。
03「アケミちゃん!大丈夫だった?」
02「うん、大丈夫。ごめんね、心配かけて」
アケミは申し訳なさそうに謝った。
06「いや、別にいいよ」
05「そうそう。アケミちゃんが大丈夫ならいいと思うよ」
ヒカリ達は笑ってそう言った。
04「まぁ、無事だったなら何よりだよ」
先に本部に戻っていたヒカリ達は、アケミが戻ってきて喜んでいた。ナゴムのところに誰も来なかったのはおそらく、ナゴム自身を信じていたのもあるだろう。
06「そういえば、あのメッセージってどういう意味?」
マサミが聞いた。
01「あのコバ・スコーピオン、あいつは超進化したんだ」
05「超進化?」
01「進化体よりもさらに上の存在だ」
13「進化体よりも上だって!?」
12「そんなのがいるの?そしたら、本部に通達しないと」
ナゴムの説明をたまたま聞いていたオノデラ所長とキクチ副所長が大声で反応した。
01「超進化に会ってなかったんだ…。まぁいい、そんなことより今のお前たちはあのコバ・スコーピオンには勝てない」
ナゴムはきっぱりと言った。
06「そうなの!?」
01「あぁ、身体能力だけじゃなく、いろんな能力も強化される。今のお前たちが戦えばおそらく死ぬ」
その言葉にアケミ達は、ゾッとした。
04「確かに、あの強さはかなりやばい。あんなのが町で暴れたらただじゃ済まないな」
マナブが言った。
01「あぁ、そうだな。だからあれは俺が倒す」
06「えっ、できるの?」
アケミ達は驚いた。
01「俺は最強だ。なんの理由もなしに言いはしない」
ナゴムの目は自信満々で不安さえもない目をしていた。
05「分かった」
03「じゃあ、お願い」
01「あぁ、任された」
ナゴムは少し笑いながらそう言った。
M「ほう…、超進化に達したか」
L「そのまま人間たちを殺し続けろ」
スコーピオン「おぅ、分かったぜ。けど今、面白いおもちゃを見つけたから、しばらくそれで遊んでから…」
S「遊んでる暇はない!早く滅ぼせ。それがあのお方の命令だ」
スコーピオン「はいはい、分かったよ」
タッタッタッ
コバ・スコーピオンはそう言うとその場から離れていった。
C「…」
今このとき、ほとんどの人間が知らない、何かが進んでいた。
〜ナゴムの解説〈マジカル⊕ワード〉のコーナー〜
『超進化体』
超進化体とは、進化体の魔獣のうちの一部のみが目覚めた姿のことである。進化体の魔獣の身体能力能力が強化される。また、新しく能力が増える魔獣もいる。この世界では、S級に分類されている。まぁ、S級というよりSS級のほうが正しいが。
どうもこんにちは。稲荷Asです。超進化体という存在は珍しいため、ほとんど確認されませんでした。また、進化体で終わりと勝手に思い込み、超進化体をいつの間にか頑張って倒していたため、超進化体のことを知らなかったのだと思います。多分そう。
そして最後の方々は、何者か、まぁ考えればわかるとは思うので、言いはしません。
時々出てくる変な6文字(?)について疑問を持っている皆さん!その話はまた今度。不快でしょうが、お願いします。
それではまた、次のお話で。




