表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マジカル・ワールド210  作者: 稲荷As
《始まる集結編》
16/16

レコード16:虫と大群

突如空に現れた大きなゲート。そこから大量の大きな魔獣が現れていた。しばらくしてそのゲートは閉じたが、それでもたくさんの魔獣がそのゲートから出てきていた。

01・02・03「チェンジ!」

ナゴム達は、装備を装着し、手当たり次第に魔獣を倒していった。

01「ドラゴンフライにグラスホッパー、アントにビー。強くはないみたいだが、数が多すぎるな」

ナゴムが珍しく弱気な事を言った。

03「どうするのこれ!」

ヒカリが心配して言った。

02「バラけたほうがいいんじゃない?」

アケミがナゴムにそう言った。

01「いや!ここは2人以上で戦ったほうがいい!マナブ達にも伝えてくれ!」

ナゴムはそう言った。

02「分かった!」

それからしばらくの間、マナブ達とマサミは合流し、二手に分かれて魔獣を倒していた。しかし、魔獣の数が多すぎてなかなか減らなかった。

01「ライトニングレイン!」

02「リーフアロー!」

03「バーニングショット!」

アケミ達の攻撃で魔獣は簡単に倒れていったが、それでもなかなか減らなかった。

01(あれらよりかは弱いが、数が多すぎる)

ナゴムは少し焦っていた。

01「アケミ!ヒカリ!ここは頼む!」

ナゴムがアケミ達に大声で叫んだ。

03「ナゴム君は?」

ヒカリが聞いた。

01「俺は他のところに行ってくる!」

02「分かった!」

そう言って、ナゴムは他のところへ向かっていった。


その頃、マナブ達もたくさんの魔獣と戦っていた。

04「ブリザード!」

05「オーシャンスラッシュ!」

こっちでも、簡単に魔獣はやられるが、なかなか減らないでいた。

06「なにこれ…、フッ!多すぎる…」

マナブ達は、たくさんの魔獣に追い詰められていた。

04「…っ!マサミ!後ろ!」

マナブが叫んだ。

06「え?」

ドラゴンフライ「ギャーーー!」

06「うあぁ〜!」

後ろから飛んできたコバ・ドラゴンフライがマサミを食おうとして噛みつき、さらに他の魔獣もやって来た。

05「っ!グラウンドスラッシュ!」

ドラゴンフライ「グギャーーー!」

リュウの攻撃によりなんとかそのマサミを襲っていた魔獣を倒すことができた。マナブ達は急いでマサミのところへ走ってきた。

04「マサミ!マサミ!」

マナブが呼びかけてもマサミは気を失い、返事をしなかった。

05「くっ…、多すぎる!」

攻撃する人が減ったからか、一度にたくさんの魔獣がやって来た。

05「やべっ!」

バシュン!

ドガーーーン!

突然、攻撃が飛んできて、その場にいた魔獣を全て消し飛ばした。

04「なんだ…」

攻撃が飛んできた方を見ると、フードをかぶり、ゴーグルをつけ、剣を持ち、宙に浮いている人がいた。また、フードから見える髪は白だった。そしてその人の周りには銃のようで銃でないようなものが複数飛んでいた。

05「あ、ありがとうございます」

その人はすぐに何処かへ飛んでいき、魔獣を攻撃していた。

04「リュウ!先に、マサミを病院に連れて行くぞ!」

05「分かった!」


一方、アケミ達もまた、魔獣に追い詰められていた。

03「ナゴム君がいないだけでこんなに大変なんだね…」

ヒカリは体を少し怪我して疲れている。

02「ヒカリちゃん…、大丈夫?」

アケミが声をかけた。アケミもまた体を怪我して疲れている。

03「まだいけるけど…結構きつい…」

ヒカリは弱音を吐いていた。

アント「グァァーーー!」

ビー「キシャーー!」

03「…!」

疲れてきたアケミとヒカリをコバ・アントやコバ・ビーが襲おうとやって来た。しかし、何かが飛んできて、アケミ達を襲おうとしていた魔獣を倒した。

02「…何?」

その時、突然光の刃が飛んできて、その軌道上にいた魔獣を全て消し飛ばした。アケミ達は光の刃が飛んできた方を向いた。その方向には、フードをかぶり、ゴーグルをつけ、剣を持ち、宙に浮いている人がいた。また、フードから見える髪は白だった。そしてその人の周りには銃のようで銃でないようなものが複数飛んでいた。

03「あれ、誰なんだろ?」

ヒカリが興味深そうな声で言った。

ババババババンッ!

その人は周りにある銃のようなものを飛ばして目に見えないところまで魔獣を倒していった。そしてその人はまだ魔獣がいるところへ飛んでいった。

きっとその人物のおかげだろう、魔獣はあっという間に倒され、17分後には魔獣が全滅したとされている。まぁあれほど多かったため、すべて倒せたとは思いきれないが、それでも危機は防げたと思う。


アケミとヒカリが疲れて寝ながら話している時にセントが走ってきた。

01「アケミ!ヒカリ!」

02「セント君!お疲れ様!」

アケミは笑ってそう言った。

03「大変だったね。あっ、そういえば…」

その時、セントの顔は何かあったことを表していた。

02「どうしたの?」

アケミが聞いた。

01「はぁ…、はぁ…、マサミが…、魔獣にやられて…、意識不明の…、重体になってる…」

ナゴムが息を切らしながらそう言った。

03「え…」

02「嘘…」


そして3人はマサミがいる病院に行った。

02「マサミちゃん!」

03「大丈夫?ねぇ!」

アケミとヒカリはマサミの名前を呼んだ。

04「落ち着け!まだ死んでない」

それをマナブが止めた。

05「医者が言うには、傷は浅いから死なないだろうって」

そうリュウが言った。

03「よかった…」

アケミ達はその言葉に安心した。

04「でも、意識はいつ戻るかわからない…」

マナブは心配した顔でそう言った。

02「そう…、なんだ…」

アケミ達は落ち込んでそう言った。

05「あれ?ナゴムは?」

リュウが聞いた。

03「あれ?いない」

02「ちょっと探してくる」

アケミは病院内をくまなく探した。しかしナゴムは見つからず、残ったのは屋上だけだ。屋上に続く階段を登り、屋上に出る扉の前に来ると、扉は少し開いていることに気がついた。アケミはその扉を開け外に出ると、ナゴムと建物が崩れている街が見えた。

02「ナゴム君、何してるの?」

アケミが呼んだ。

01「街を見てる。俺たちが守ろうとしてた街を…」

ナゴムは少し悲しそうにそう言った。

02「これが…、私達の住んでいる街」

いくつかのビルは崩れ、たくさんの人が瓦礫から人を助けようとしている。耳を澄ませば救急車のサイレンが聴こえる。

01「アケミ、いいか?俺たちは絶対に諦めてはいけない。俺たちは人を守る砦だ。俺たちが崩れれば多くの人が死ぬ。だから…、絶対に守らなければいけない」

ナゴムは真面目な顔でそう言った。

02「…うん。もちろん、そのつもりだよ」

アケミは覚悟を決めた顔でそう言った。

01「そうか…、分かった。なら、俺は人を助けに行くからよろしくな。あと、マサミは明日には起きるんじゃないかな?」

ナゴムは、少し笑いながらそう言った。

02「分かった。いってらっしゃい」

01「あぁ、行ってくる」

そう言ってナゴムは、建物が崩壊している街の方へ向かった。


アケミはマサミがいる病室に向かった。

04「ナゴムは?」

マナブが聞いてきた。

02「街の方に助けに行ってくるって」

アケミは少し笑ってそう言った。

05「そうなんだ…」

02「ナゴム君が言うには、明日には起きるんじゃないかなって」

そうアケミは言った。

03「そう…、ならいいんだけど…」

この日の夜は、とても綺麗な満月が光り輝いていた。他の世界と同じく、月にはウサギが餅をついているような形にクレーターができている。




〜ナゴムの解説〈マジカル⊕ワード〉のコーナー〜

『魔力』

魔力の量はかなり個人差が出る。一般的な人の平均を100と仮定すると、魔法使いの魔力量は少なくとも2000ぐらいは必要になる。ちなみに、アケミの魔力量は7600、ヒカリの魔力量は2400、マナブの魔力量は12600、リュウの魔力量は4200、マサミの魔力量は5100である。僕、ナゴムの魔力量は諸事情により無限になっている。また、魔力量の違いは、どのぐらい魔法を使えるかだけではなく、他にも違いが生まれることがある。

 どうもこんにちは。稲荷Asです。大量の魔獣が現れて大変でしたね。今回の魔獣は全部虫ですね。なんか、虫といったら、大群のイメージがあります。一匹のイメージがあるものもありますが。大群だと大変ですね。色んなところにいますから、対処するのにも時間がかかって。そのため、マサミが怪我をしてしまいました。怪我というレベルじゃないな。

 途中で現れた謎の人物は、一体何者なのか?ナゴムは屋上で何を思い、何を考えていたのか?謎が増えて、深まって、いきました?考えれば分かるかもしれませんね…。

 次からは第二章「交わる(いのち)編」です。それではまた、次のお話で。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ