2話 目が覚めて。
どうも!昼の11時起きたヴァンピールです!じつは、1話を投稿してから2話を書くために大まかな話の予定を書き残して寝まして、次の日に予定の紙を見ながら書いていたら、何と書き終えてしまいましてw。まあ、書き終えてしまったならしょうがないって事で投稿します。2話目も宜しくお願いします!
「ん.........ん?」
僕の意識がゆっくりと覚醒していく。寝起きの時のように重い瞼をゆっくりと開けると、目に映ったのが僕の部屋じゃ無い見知らぬ木の天井だった。そして、次に目に入ったのはふかふかの真っ白なシーツで寝かされている狐耳の可愛い赤ん坊だった。
『転生は成功したみたいだね!』
と言う事は今僕も隣の狐耳の赤ん坊と同じく赤ん坊なのだろう。なんせ転生なんだから。それはそれで隣の狐耳の赤ん坊だが滅茶苦茶可愛いです!夢でも見ているのだろうか、寝生きをたてながら笑っている。その時にぴくぴくッと動く狐耳が可愛らしい!!
「ん~あぅ......すぅ~ふぁ~」
お、隣の狐耳の赤ん坊さんがお寝覚めの様ですな。隣の狐耳の赤ん坊が目をこしこしと擦りながら大きな瞳を開いた。その時、隣の狐耳の赤ん坊さんと目が合い、純真無垢な右目が真紅色で左目が紫水晶色のヘテロクロミアの瞳に見つめられ、僕も見つめ返す。
『すげー!ヘテロクロミアじゃん!初めて見た!ネットでしか見たことなかったけどリアルで見れると、なんかスゴイ達成感!』
おっ、隣の狐耳の赤ん坊さん興味津々!と言う感じに小さなお手てを伸ばして僕の右手をにぎにぎして来た!はあ~柔らかい!僕もにぎにぎしてみた。
ぷにぷにじゃぁ~。癖になってしまうぅ~。
そんな事をしていると、1人の女性が覗き込んできた。
「あらあら、アーシャとサーシャは仲良しね。」
日本語ではない聞き覚えの無い言語で話しかけてくる。しかし、言葉の意味が理解できる。多分、神様が異世界でも言語が理解出来るように手を打ってくれたのだろう。ありがたや~。そんな事は置いといて目の前の女性(多分僕と隣の狐耳の赤ん坊さんのお母さんだろう。)の容姿だ。歳は二十代よりもさらに若い見た目。背丈は160㎝程だろう。一目で巨乳だとわかる程の胸もある。やや垂れ目で大きい紫水晶色の瞳。安心感を与える印象の美女だ。そして何よりも目を引くのは、彼女の金色の髪で頭からは狐耳が生え、見えないけど多分尾てい骨辺りから生えているんだろう尻尾が有る所だろう。
彼女は嬉しそうに笑みを浮かべて、狐耳と尻尾をぱたぱたふりふりと動かす。
「少し待っててね~。今、ご飯もってくるからぁ~。」
さう言うとお母さんと思われる女性は僕達が居る部屋から扉を開けて退室した。
ご飯か、赤ちゃんが食べる様の薄い味のおかゆ見たいな物だろうな...僕...濃い味で、固形物が食べたいです。とっ、ご飯の事は置いといて、今の僕の事のほうが優先順位が高いだろう。
まず、神様からSPで貰ったスキルだ。確か神様情報だと創造スキルはレベル1らしい。創造スキルをカンストでゲットするには100000000SPが必要になるらしい。まあ、1レベルでもちょっとしたスキルぐらいなら作れるみたいだし大丈夫だろう。
試しにスキルを作って見よっか。まず今必要なスキルは自分の技能がわかないからステータスを見れるようにするスキルだね。
神様の説明だと声に出して「創造スキル・スキル創造」って言うか、頭の中で『創造スキル・スキル創造』って思えば出来るらしい。ただし、自分の魔力以上の物は作れない。人は自分の魔力が0になれば死んでしまうらしい。でも自分の魔力の10分の1を切れば気を失ってしまうようだ。でも、人其々で10分の1な人も居れば、100分の1な人だっているらしい。多分、電気を使い過ぎだっ!と言う風にブレイカーが落ちるのと、だいたい同じだろう。
ステータスを見るって言うスキルって名前なんだろうか?う~ん、鑑定眼とかカッコイイ。うん、鑑定眼にしよう。
『さて、初のスキル創造は鑑定眼で決まりだね!じゃ、さっそく『創造スキル・スキル創造。スキル名”鑑定眼”創造シーケンス開始!』』
おお、スゴイ!まるでゲームの設定をしている所を見ているみたいだ。スキルを作るのには、スキルの効果を決める”設定”、スキルを作るための魔力を注ぐ”対価”、そして最終確認の”確認”、そしてスキル設定の最終決定の”決定”の四工程でスキルを作る事が出来る。
『”設定”ステータスを見る事が出来る効果。”対価”使用魔力量50。”確認”問題無し。”決定”。』
創造システムオールグリーン。スキル創造を開始します。頭に機械音の様な声が響いてから、頭の中を弄られる様な不快感が一瞬、僕を襲う。
「うっ......」
つい、呻き声が出てしまう位、酷い不快感だった。創造スキルは便利だけど、こんなに不快感が有るならスキルの使用を躊躇っちゃうかもね。
「あーう?」
隣の狐耳の赤ん坊が僕を心配そうに見つめながら小さな手で僕の小さい手を握ってくる。
『心配かけてごめんね!』
僕は心の中で隣の狐耳の赤ん坊に謝りながら、大丈夫だよと、笑ってみせた。
僕の笑った顔を見て安心したのか、僕の手を握りながらゆっくりと眠りに落ちていった。寝顔可愛い。
『さて、お隣さんが寝てしまった様だし、早速僕に”鑑定眼”使って見よう!』
【スキル・鑑定眼】
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・名前 アーシャ・ヴァンピール ・年齢 1歳 ・性別 女 ・レベル1
・天職・・・ ・職業・・・ ・種族 狐人族・吸血鬼
・体力=3 ・筋力=3 ・敏捷=1 ・魔力=470 (現在438)
【常時発動スキル】
・言語理解 ・隠蔽スキル レベル10
・取得経験値倍増 レベル10 ・高速魔力回復 レベル100
・気配感知 レベル10 ・危険感知 レベル100
・魔力操作 レベル100 ・火属性耐性 レベル100
・水属性耐性 レベル100 ・氷属性耐性 レベル100
・雷属性耐性 レベル100 ・土属性耐性 レベル100
・風属性耐性 レベル100 ・光属性耐性 レベル100
・聖属性耐性 レベル100 ・闇属性耐性 レベル100
・無属性耐性 レベル100 ・日照耐性 レベル100
・毒耐性 レベル100 ・麻痺耐性 レベル100
・呪い耐性 レベル100 ・恐怖耐性 レベル100
【発動スキル】
・創造スキル=・スキル創造 レベル2
・魔術創造 レベル1
・生物創造 レベル1
・物質創造 レベル1
・道具創造 レベル1
・スキル付与 レベル1 ・スキル改造 レベル1
・夜目 レベル100 ・視覚強化 レベル100
・俯瞰 レベル20 ・聴覚強化 レベル100
・身体強化 レベル50 ・精神強化 レベル100
・思考加速 レベル100 ・思考強化 レベル100
・吸血
【取得魔術】
・回復魔法 レベル30 ・火属性魔法 レベル11
【称号】
・サーシアとクローフィの娘 ・サーシャの姉 ・双子 ・ヘテロクロミア ・魔眼持ち
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これが僕の取得してるスキルか......異常だな。
それにしても僕って、女の子になっちゃったの!?おおぅ、ほんとだ我、息子をオムツの様な物の上から触って見たけど感触が無い。まぁ、しょうがないか、神様の気まぐれって事にして置こう。でも、なんで種族が2種類あるんだ?僕は神様に吸血鬼族になるって言ったのにな、まっいっか。今の僕は女の子なんだから狐耳の吸血鬼って言う属性を手に入れたと思えばいいし。それと、僕のステータスも異常だ。普通の成人男性のステータスはオール10辺りなのだ。普通こんな赤ちゃんの状態でのこの保有魔力量はあり得ないのだ。それと、またまた平均男性の取得スキル量は1~3個。職業の冒険者だって5~10個位。(1話で語られなかった神様知識。)凄いね!神様の力!!では次はサーシャちゃんのステータスを見てみよう。あ、プライバシーの侵害になっちゃうかな?いや、ならないか。異世界だし。そんな法律なんて無いでしょう。とゆ事で、のぞきましょう。
【スキル・鑑定眼】
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・名前 サーシャ・ヴァンピール ・年齢 1歳 ・性別 女 ・レベル1
・天職・・・ ・職業・・・ ・種族 狐人族・吸血鬼
・体力=3 ・筋力=3 ・敏捷=1 ・魔力=460
【常時発動スキル】
・魔力操作 レベル10 ・聖属性耐性 レベル100
・日照耐性 レベル100
【発動スキル】
・夜目 レベル17 ・視覚強化 レベル10
・聴覚強化 レベル10 ・精神強化 レベル34
・思考加速 レベル9 ・思考強化 レベル7
【取得魔術】
・回復魔法 レベル13 ・火属性魔法 レベル11
【称号】
・サーシアとローフの娘 ・アーシャの妹 ・双子 ・ヘテロクロミア ・魔眼持ち
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生まれて1歳でこのステータスは凄いのだろうな。サーシャも十分異常だな。だって、神様から直接スキルを貰った訳じゃ無いのに日照耐性と聖属性耐性がレベル100何だぜ?いや、もしかしたら僕と同じ転生者か神様から選ばれた人なのかもしれないな。うーん、こんなにスキルとかが有るなら隠蔽スキルをあとで付与してあげよう。とっ、【常時発動スキル・気配感知】に僕のいる部屋向かって来る接近目標数1!個体識別人と確認!お母さんと思われます!ガチャッっと部屋のドアが開き、皿の乗っているお盆を持ちながら金髪を靡かせ、頭の狐耳をピコピコ、尻尾はわさわさ、とさせながらお母さんが入室して来ました。はい、敵じゃないです。お母さんです。
「はぁ~い、お待たせぇ~、私の可愛い娘たち!ご飯ですよ~」
と、言いながらお盆を近くに有るテーブルに置き、お皿とスプーンを持ち、にこにこしながら僕らの方に歩いてきた。僕は起きていたが、我、妹のサーシャもさっき扉の音とご飯の美味しそうな匂いで目が覚めたみたいだ。
「う~う!う~う!」
サーシャが両手をお母さんが持つご飯へ伸ばし『食べたい!』と訴えている。
可愛い。よほどおなかが空いて居たのだろうか。そう言えば今思ったのだが、1歳の赤ちゃんがご飯なんて食べて大丈夫なのか?普通、乳を吸うだろうに。そんな事を思っていると、お母さんが、熱を冷ますように息をふうふう、とはき、ご飯の乗ったスプーンをサーシャの口元まで運ぶ。
「ちゃんと食べて、大きく成りなさいね~」
「はむっ。もぐもぐ......んくっ」
お母さんがサーシャに一口食べさせる度に嬉しそうに悶え、口元がだらしなく緩んでいる。あ、涎が零れた。
僕はサーシャが美味しそうにご飯を食べている所を首を横にして僕はサーシャが美味しそうにご飯を食べている所を首を横にして眺めていた。
お、サーシャがご飯を食べ終えたみたいだ。次は僕の番だね。
「はぁ~い、次はアーシャちゃんの番ねぇ~。」
お母さんがサーシャにしたみたいに息をふうふうした後、僕の口元にだらしない笑みを浮かべながら運んできた。
『お母さん…涎…』
僕はそんな事を思いながらご飯を食べるのだった。
どうも、寝起きが悪いヴァンピールです!今回も『ロリ神様からポイントで買ったチートスキルと設定で狐耳吸血鬼の姉妹になった!』の2話を読んでいただき、ありがとうございます!次回はまた何月何日になるか分からないです!申し訳ございません!これからも次回話を投稿しますので。宜しくお願いします!!