3:お客様は神様です……?
『お客様は神様です』
昔から言われている言葉だろう。
お客様側はそれを笠に着て威張り散らし、店側はカスハラを笠に着て、熾烈な争いを繰り返している。
■パターン①客のことバカにし過ぎだろ
モラ夫「んだよ、これ。ちょっと店員呼べ」
モラ妻「なーに? もぅ、またぁ?」
店員 「お呼びでしょうか」
モラ夫「なぁ、定食に付いてるキムチ、めちゃくちゃ甘くなってんだけど、なんで? キムチってさ、辛いのが当たり前じゃんか? そもそも、メーカー替えたとかさ、メニューに張り出すべきじゃない? 客のことバカにし過ぎだろ」
店員「メーカーは変わってないです」
モラ夫「じゃあなんでこんなに甘いんだよ? ていうか、なんでそんなに直ぐ答えれるわけ? この場をやり過ごそうとしてるだろ?」
店員「え……っと、用意したの私なので」
モラ夫「はぁ、話になんないわー。もういいよ、仕事に戻れば?」
■パターン②換えたほうがいいなら
客 (最近のコンビニ店員て、袋詰め下手だよなぁ)
店員「お待たせましました」
客 「ありがとうございますー(あ、2Lペットボトルでサンドイッチとか押しつぶされてるな……)」
〜 別の日 〜
客 「(あ……プリン横倒しになってるな。え、そのまま詰め込み続けるの?)っ、あ……あの!」
店員「はい?」
客 「プリン横倒しになってるんですけど……(400円もするやつ)」
店員「あー。ほんとですね(きたよ、クレーマー)」
客 「(え? 立てて終わり?)……プリン、グチャグチャになってるのに、そのままなんですか?」
店員「え? 換えたほうがいいなら換えますけど?」
■パターン③せっかく小声で言ったのに
店員「わぁ、すみませんでした。直ぐに焼き直してきますねー」
客 (ホッ。明るい店員さんで良かった。声も落としてくれてたし)
〜 十分後 〜
店長「ぅお客様ぁぁぁ!!! 大変ご迷惑をぉぉ、お掛けしてぇぇぇい、申し訳ございませんでしたぁぁぁっ!!!!!」
客 「……あっ、いえ、大丈夫です(せっかく小声で言ったのに)」
殴り倒したくなるとき、あると思います……




