お手伝い
次の日、白雪さんは元気に登校してきた。
「おはよう、白代くん。昨日は、わざわざあ
りがとう。」
とお礼と同時にニッコリ笑顔もつけてくれ
た。
元気になってよかった。
…でも、問題は解決していない。
「あぁ、白雪さん…おはよう。もう大丈夫な
の?」
「うん!たくさん寝るとやっぱりいいね」
と白雪さんは言った。
…やっぱり寝不足なんじゃん。
働き過ぎなんだよ。
「あのさ、白雪さん」
「うん?」
「その…あんまり働き過ぎは、よくないよ…
からだにもさ…」
「そうだよね。でももう少しだから。あと少
しだからわたしも一緒に頑張りたいの」
と白雪さんは、笑顔で答えてた。
…あと少し。
一緒に?
お母さんになるから赤ちゃんと一緒に頑張
りたいって意味なのかな…。
「ならさ、ならオレも力になりたい‼︎」
なんて勢いで言ってしまった。
…オレは彼氏でもないしパパでもない。
でも、白雪さんの助けになりたいんだ‼︎
「え、白代くんが?」
「うん。オレじゃなんにも役に立たないかも
だけど」
「ううん。ありがとう!じゃあ…早速お願い
しちゃおっかなーなんて」
「うん、いいよ。何すればいい?」
と聞くと白雪さんは、
「お買い物の荷物を持って欲しいの」
と言ってきた。
…そんなんでいいのか。
てか、そうだよな。
さすがにパパみたいにお金持ってないし、
彼氏みたいに車だってないんだもんな…。
頼めるのって言えばおつかいくらいなんだ
な。
ハハハ…
オレは小学生かよ。
なんか逆に白雪さんに気をつかわせてしま
ったかな…。
そして放課後
白雪さんのお買い物にお付き添い。
「今日ね、重いものたくさん買う予定だった
からすごく助かるよ」
と白雪さんは言ってくれた。
…絶対気を使って言ってくれてるよな。
と思ったけど、白雪さんは本当に重いもの
を結構購入していた。
牛乳とか麺つゆ、味噌。
そして数本のお茶とスポーツドリンク。
もし気をつかって購入しているなら申し訳
ないけど、でもどれもこれも本当に使うも
のっぽいな。
少しは、役に立てたみたいだな。
そして自宅まで荷物を運んだ。
そしたら白雪さんがいきなりビックリ発言
をしてきたじゃないか。
「あのさ、もう一つお願い聞いて欲しいな」
というので、
「うん、いいよ。何?」
と聞いてみたら
…
まさかのお願いだった。
続く。




