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ママ

 先生から手紙を預かり、白雪さんのお宅の

 住所も教えてもらった。

 

 …

 

 どうやら、住所からすると一軒家のようだ。

 

 白雪さんの体調が気になり足早に向かった。

 

 えーと、確かこの辺。

 

 ⁉︎

 ここか⁉︎

 

 …

 

 普通のきれいな一軒家だった。

 

 一人暮らしじゃない。

 …よかった。

 

 オレは白雪さんが家族と一緒に暮らしてい

 た事にほっとした。

 

 そしてチャイムを鳴らすと、

「はーい」

 と白雪さんの声がした。

 

 

 あー、よかったー。

 白雪さん家出したわけじゃなかったんだー。

 

 ほっとしていると白雪さんがマスクをして

 出てきた。

 

「あ、白代くん。えっ…なんで家がわかった

 の?てか、わたし…パジャマで恥ずかしい

 な」

 と言った。

 

 か、かわいいなぁ。

 

 なんてうっとりしている場合じゃないよ‼︎

 

「白雪さん、体調大丈夫なの?」

 とオレがいうと白雪さんは、

「うん、ただの風邪なのに、わざわざごめん

 ね。」

 と申し訳なさそうにしていた。

 

「ただの風邪でもやっぱり心配だよ。病院と

 か行かなくて大丈夫?」

 と心配すると白雪さんは、

「全然、こんなの一日寝てれば大丈夫。風邪

 うつすといけないから。今日はわざわざあ

 りがとう」

 と笑顔でお見送りしてくれた。

 

 白雪さんが大丈夫って言うならそれ以上は、

 あんまりな…。

 

 はぁー、でもとにかく家族と一緒ならなん

 か、安心だわー。

 とオレはとにかく謎が一つ解決したと思い

 ほっとしていた。

 

 それじゃあ、帰ろうとしたら電話が鳴った。

 

 オレのじゃないや。

 

 ⁉︎

 

「あ、はい。うんわかった。なら、ままさん

 にわたしから聞いてみる」

 と声が聞こえた。

 

 …この声は、白雪さんの声。

 

 きっと窓があいていたから、声がもれたの

 だろう。

 

 てかさ…、ままさんって…。

 

 ママ⁉︎

 でも、ママにさんつける?普通つけなくな

 いか⁇

 

 

 最近、白雪さんはよく電話してるけど…

 

 パパとか、ママさんって…

 

 お母さんが義理のお母さんとかなのかな⁉︎

 

 だからママにさんをつけて呼んでる⁉︎

 

 それとも…

 

 ママって… 

 まさか、白雪さん…

 

 飲み屋でも働いてたりするのかな⁉︎

 

 そこの、ママって事⁉︎

 

 まさか、そこでパパと出会ったりしたのか

 な…。

 でも…

 未成年だよね…

 

 なんだろう…

 

 白雪さんの知らない部分がどんどんみえて

 しまう…。

 

 

 白雪さん…

 あなたは一体…

 

 続く。

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