なに⁉︎
それからの白雪さんは、前よりも顔色が良
くなったように思う。
よかった、よかった。
と一安心していると、休み時間白雪さんが
いきなり、びっくり発言をしてきた。
「ねぇ、白代くん…」
「ん?どうしたの?体調悪いの⁈」
「あ、ううん。そうじゃないんだけどー…」
「うん。何?」
と聞くと白雪さんは、恥ずかしそうに…
ゆっくりと制服の上着をめくって、
「お腹…、目立つ?」
と聞いてきた。
‼︎ ‼︎ ‼︎
えっ⁉︎
な、なんて答えるのが正解?
てかさ、今何ヶ月目とかなんだろう⁇
…
オレそういうの全然わかんねー…。
うー…ん。
ここは、
「そうだなー…、まぁ目立つとか目立たない
とかよりも健康なら一番だよ‼︎」
と一応当たり障りない答えをした…つもり
だ。
すると白雪さんも、
「うん!そうだよね!」
と笑顔になったので安心した。
…ところで、彼氏とはどんな状況なんだろ
う。
相変わらず河野さんとも続いてるみたいだ
し…。
でも、このままでいいはずがないと思うん
だよな…。
うーん…
どうすりゃいいんだろうなー。
とりあえず白雪さんのからだは、安定して
きたように思えるけど、心の問題は解決し
てないように思える…
というか、全然解決してないはずだ‼︎
彼氏とは、どのくらいの頻度であっている
んだろう。
…
そんなこといきなりオレから聞かれたら白
雪さんひくよな…。
キモいよな…。
いろんなことを悶々と考えながら廊下を歩
いていたとある日。
使用禁止の階段の方から誰かの話し声がし
てきた。
「うんうん。大丈夫!今日バイト休みだし」
と。
…この声って、白雪さんだよな…。
でも、あんまり盗み聞きはよくないな。
オレはその場から足早に通り過ぎた。
白雪さん…今日彼氏と会うんだ。
きっとさっき話していたのは彼氏だろう…
と思っていた放課後。
‼︎
オレは先生の手伝いで帰りが遅くなってし
まった。
⁉︎あれ
あのオレの前歩いてるのって白雪さんじゃ
ない⁉︎
今日彼氏とデートじゃないの?
なんで一人でいるわけ⁉︎
…
って‼︎
白雪さん…
コインロッカーからなんか大きいバック出
してるじゃん…。
なんなの⁇
あの大荷物は⁉︎
続く。




