つわり?
なんで白雪さんは、あんなに少食なんだろ
う。
前はもっと普通に食べてたような…。
も、もしかして…
‼︎
もしかしてつわり⁉︎
気持ち悪くてあんまり食べられないって事
なのか⁉︎
うーん…
だとすると、つわりのことは、よくわから
ないけどもっと食べないと倒れちゃうんじ
ゃないかなー。
オレは大きなお世話かもしれないけど、白
雪さんにサラダをあげた。
すると白雪さんは、
「えっ?」
とオレを見上げた。
「それだけじゃからだによくないよ。食べた
くないかもだけど少しでも食べれそうなら
食べて」
とオレが言うと、
「も、もしかして…白代くん…あ、ううん。
なんでもない」
と白雪さんが慌てた様子で話をかえた。
「今日もバイトかな?わたしは、休みだよ」
と。
そして無理矢理っぽい笑顔…。
…
白雪さん…。
次の日からは、白雪さんはサラダも食べる
ようになった。
でも、やっぱり食べる量は少ない。
そして最近やたらとため息をつくようにな
ってきた。
…そうだよな。
ただでさえ不安なのに、彼氏が二股してる
んだもんな。
もう、両親には話したのかな…。
どうなんだろう。
…
なんか最近顔色も良くない気がする。
もしか貧血気味かな。
オレはよくわからないから色々調べてプル
ーン味のグミを白雪さんにあげた。
「白雪さん」
「何?」
「最近白雪さん、顔色よくないからさ…。よ
かったらどうぞ」
と。
すると白雪さんは顔を赤らめて、
「も、もしかして…えと…やっぱり…やっぱ
り気づいちゃった…⁉︎」
と聞いてきた。
…
どうしよう。
ここは、知らないフリがいいのか…それと
もあえてもう受け入れて相談役になるか。
‼︎
もちろん相談役だ‼︎
まだまだゆるキャラになれてないオレだけ
ど相談に乗ってあげることはできる‼︎
「えと…、うん…。だからさ、なんでもさ…
そのー…言いづらいこともあるかもしれな
いけど、相談してよ。」
とオレは白雪さんをみつめた。
すると白雪さんは、
「うんっ、ありがとう‼︎ならこれからは、心
置きなく相談しちゃおっかな!」
と笑顔になった。
オレは白雪さんにとって大した役には立て
ないかもしれないけれど、でも少しでも白
雪さんが元気になればいいと思った。
前向きに進まなきゃだ。
と思っていた。
ある話を聞くまでは…。
続く。




