なんだろ?
白雪さんは、けんの問いかけにまさかの
「うん‼︎もちろん‼︎」
と満面の笑みで答えた。
…ゆるキャラ大好きじゃん。
と思っていると白雪さんは、次の瞬間いき
なり暗い顔で、
「でも、あんまり太るとからだによくないか
らやっぱり痩せてた方がいいよ」
と言い出した。
えと、オレのからだめっちゃ気使ってくれ
てるーー‼︎
「白雪さんが太ってるのがいいならそうしよ
っかなー」
なんて笑いながらいうとけんは、真面目な
顔で
「てかさ、なんで太りたいなんて言い出した
んだよ。理由教えてよ、つーか太ってたん
だ?なんで痩せてたのに太りたいの?」
というじゃないか。
…そりゃ白雪さんのためだよ…なんて言え
るわけねー…。
そう言えばけんは、転校してきたからオレ
のおデブ時代を知らないんだ。
「あー、なんとなく?」
って誤魔化してみた。
そんなに白雪さんが喜ぶならやっぱり太っ
てた方がいいんだよな…?
と真剣に考えていると、またどこからとも
なく三木さん登場。
「えっ、白代くんまた元に戻るの?さっきも
告られてたよね⁉︎もったいないよ〜」
と三木さん。
…
三木さんってどこにでもいるんだなー…。
さっきの見られたんだ…。
…
「えっ⁉︎告白⁉︎そうなの⁉︎白代くん⁉︎」
と、白雪さんがビックリした顔で聞いてき
た。
「あー、うん」
「でー、付き合うの?ん?てか、あたしと付
き合うか?なんなら二股でもあたしは、構
わないよ〜ん!」
と三木さんが笑った。
…
三木さんは、冗談のつもりだったのだろう。
でも、でもよ…
けんと白雪さんからの冷たい視線…。
けんの前で冗談でもオレと付き合うなんて
さ…
禁句‼︎
そして白雪さんの前でも二股とか絶対禁句
なんっすよーー‼︎‼︎
何も知らない三木さんは、一人笑っていた
けど、あんまり空気が重いので何かを察知
して、
「あー…、今の冗談だからー‼︎」
と言ったらみんな笑ったんだけどでも…み
んな目が笑っていなかった。
…
「話かえよう‼︎あ、そうそう。幼稚園‼︎わた
したち三人同じ幼稚園でね、」
と三木さんが空気を変えようとすると白雪
さんの顔つきが変わった。
「えっ…幼稚園…」
と白雪さんがボソッと言った。
そんなのお構いなしの三木さんは、話を続
けた。
「で、そのとき白雪さんと同姓同名のおデブ
ちゃんがいたわけよ!見た目ぜんっぜん違
うんだけどさ、名前一緒でー」
と三木さんが話していると白雪さんがいき
なり席をたち、
「あっ、ちょっと電話しなきゃ‼︎」
と慌てて教室を出て行ってしまった。
続く。




