二人して…
けんは、ボソッと
「オレも雨嫌い。見たくないもん見たし」
と言い出した。
えっ⁉︎
やっぱりそれって昨日のオレと三木さんだ
よな…
…
なんて言えばいいのやら…
誤解されてるかもだよな。
えっと…
脳内をフルに動かし考えた。
フル回転中いきなり白雪さんも
「わたしも雨の日、見たくないものみたよ。
昨日」
と言い出した。
やっぱり見たのか………
彼氏の浮気現場…
フル回転停止…
ーーーー
ーーえと…
二つの問題が一気にオレの頭に突き刺さる。
あぁーっ、もうっ‼︎
オレはどうすればいいのだーー‼︎
相合い傘…二股…相合い傘…二股…この二
つの言葉がオレの脳内をぐるぐるとまわり
だした。
するといつも突然現れる三木さん登場。
「えっ、何⁉︎怖い話系してんの⁉︎」
と呑気に聞いてきた。
ある意味怖い話系だ…。
「うん…そう」
とオレが答えると、
「あたし、そういう系苦手ー」
と言いながら行ってしまった。
…え?
今のは、なんの登場だったのだろう…
意味のわからない登場だった三木さんをオ
レはじっと見送った。
…なんか二人からの視線を痛いほどに感じ
るよ。
なぜ、けんばかりか白雪さんまでそんなに
オレをじっとみるのだろう…
よくわからない三木さんの登場だったけど
話をかえるチャンスかもしれないとオレは、
恐る恐る二人に怖い系の話をふった。
「二人とも怖い話好き?」
と。
すると二人して、
「「嫌い‼︎」」
と言った。
…えと、なんか今の言い方二人ともオレを
嫌いって言ってたみたいな感じに雰囲気的
に聞こえたんっすけど…。
え?
何⁇
…
なんか二人してオレに怒ってない⁇
「あー、嫌いか…ね。うん。そうね…」
もうどうしていいかわからないっす…
と現実逃避しようかと思った瞬間先生登場。
ホッ。
いつもなら、あー先生来ちゃったよーって
なるけど、今日こそ先生〜‼︎と思った日は、
ない。
ありがとう。
先生。
ほんとうにありがとう。
心から感謝するオレ。
とりあえず助かった。
助かったけど、とりあえずなんだよな…。
これからどうしよう。
続く。




