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噛み合わない⁉︎

 そしてついに白雪さんとの約束の日。

 

 あー、やっとご対面〜とワクワクしていた。

 

 

 本日は、おかあさんが病院の検診でおとう

 さんも一緒に付き添いで出かけているらし

 い。

 

 ピンポンを鳴らすと元気よく白雪さんが

「はーい」

 と言いながらドアを開けてくれた。

 

 

 ⁉︎

 うわぁー。

 かわいい白のエプロンをしてのお出迎え。

 

 あー、なんか新婚さんみたいだなー。

 なんてありもしない空想を思い浮かべなが

 らお邪魔すると、いきなり白雪さんが…

 

 まさかの自分のエプロンのポケットにオレ

 の手をあててきた。

 

 ‼︎

 

 いいんすか⁉︎

 オレがそんなところいきなり触っても…

 

 てか、なんで⁇

 と脳内真っ白状態でいると…

 

 ⁉︎

 ‼︎

 ⁉︎

 

 な、なんか…

 ポケットになんかいるよ⁉︎

 

 もぞもぞ動いてるんっすけどー⁉︎

 

「えっ⁉︎なんか動いてるよ⁉︎」

「うん、さっき起きたムーさんでーす」

 とポケットからハムスターを出す白雪さん。

 

 

 あぁ、ムーさん…。

 

 この前お会いできずにいたからな…。

 

「おぉ、ムーさんはじめまして」

 ハムスターにご挨拶した。

 

 チーちゃんは、真っ白でとにかく走り回っ

 ていたのだけれど、ムーさんは茶色くて大

 人しいな。

 

「やっぱりさ、赤ちゃんも元気な子と大人し

 い子なの?」

 と質問すると、

「赤ちゃんも?ん?」

 と不思議顔な白雪さん。

 

 …え?

 オレなんか変な質問したかな⁇

 

「えと、ふたごちゃん」

「ふたごちゃん?」

 

 白雪さんは⁇顔が加速する。

 

 え?なんでそんな⁇顔?

 滑り台滑ってるくらいの速さで⁇顔が加速

 中の白雪さん。

 

「えと、赤ちゃんのこと」

「あー、ムーさんとチーちゃんのこと?」

「うん、そうそう」

 

「で…、二匹がなんだっけ?」

「あー、ハムスターじゃなくて白雪さんの赤

 ちゃんの方」

 

 …

 

「え?わたしの赤ちゃん?」

「…うん。」

 

 …白雪さんの顔がまた⁇顔になってしまっ

 た。

 

「どういうこと?」

 

 ⁉︎

 えっ⁉︎

 何⁇

 

 こっちがどういうことって感じです…。

 

「あのー、赤ちゃん産んだじゃん?」

「えっ?誰が?」

「白雪さんが…」

「ん?わたしが赤ちゃん?」

「うん。転校する前お腹よくさすってたよね。

 それにお腹マッサージオレよくやったじゃ

 ん」

「えっ、今その話…?ハムスターからのその

 話?」

「え…?」

 

 なんだか話が噛み合わないオレたち。

 

 そう、オレたちは話がずっとずれまくって

 いたのだ。

 

 オレたちっていうか、オレ⁉︎

 

 続く。

 

 

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