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引っ越し先

 ところで白雪さんどこに…

 

 ってか転校って言ってもまず休学して出産

 してからの話だよな。

 

 放課後一緒にバイト先に向かう途中それと

 なく引っ越し先を聞いてみた。

「白雪さんは、どこに引っ越すの?もし嫌じ

 ゃなければ引っ越し先教えて欲しいな」

 とやんわり聞いてみた。

 

 するとまさかの…

 

「ドイツ」

 だった。

 

 ‼︎

 海外かよ⁉︎

 

 

 …

 

 帰り道ふと思った。

 

 白雪さんのお宅で帰りにお母さんが、

「わたしのためにごめんなさいね」

 と言ったのだ。

 

 なぜわたしのため?

 と思ったがなぜです?と聞き返すのは、な

 んだか聞いてはいけない気がして聞くこと

 ができなかった。

 

 

 

 その数週間後、白雪さんはこの学校を去っ

 て行った。

 

 …

 

 悲しむ男子たち。

 

「あぁ、この学校の唯一の美人…もうこの学

 校に美人という言葉は不必要だ。」

 と一人の男子がほざいた。

 

 すると、とある女子に

「あんた、目悪いんじゃん⁉︎こんな美人が目

 の前にいんのにさ‼︎眼鏡買いに今すぐ走り

 な‼︎」

 と命令されていた。

 

 ったく何やってんだか。

 

 

 あーあー。

 

 白雪さんのいない日々が始まる。

 

 

 ま、そもそも白雪さんは転校してきたわけ

 だし、元に戻っただけなんだけどな。

 

 

 今頃…

 飛行機に乗ってる頃かなぁ。

 

 お見送りしたかったけど、白雪さんが寂し

 くなっちゃうからお見送りは、なしねって

 言ったんだよな。

 

 もしかしたら、お腹の父親が来るからそれ

 でオレには気をつかってそう言ってくれた

 のかもしれない。

 

 

 

 

 毎日学校に行ってその後バイト。

 

 いつもと変わらない毎日。

 でも隣に白雪さんがいない。

 

 なんだかまだ隣に白雪さんが座っているよ

 うな気がしてつい隣を見たりしてしまう。

 

 …いない。

 いるわけがないんだ。

 

 ふと白雪さんの笑顔が思い浮かぶ。

 

 もしかしたら向こうの国で今、白雪さんが

 笑ったのかもしれないな。

 

 オレは遠くの空を見上げてそう思った。

 

 

 白雪さんは、隣にいないけどよく連絡をく

 れる。

 向こうの景色なんかをよく送ってくれる。

 

 バイトに向かう途中にもまた白雪さんから

 の連絡。

 

 今日美味しいものゲットしたよ!

 ときた。

 

 あー、ヘルシーそうだけど美味そうだなぁ。

 なんてみていたらいきなり、

「何それ⁉︎」

 と河野さんが携帯を覗き込んできた。

 

「うわっ」

 思わずオレは声を上げた。

 すると河野さんも、

「おぅ。ビックリ」

 と言い出した。

「いやいや、オレの方がビックリだわ」

「えー、あたしも白代くんの声にビックリし

 たわ」

 と河野さんが言い返してきた。

 

 そして鼻歌を歌い出す河野さん。

 

 続く。

 

 

 

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