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第84話 地球を取り巻く波動変化について聞いてみた

「守護神様。なんか2月あたりからお(なか)の調子が悪いんですけど、病気ですかね?」

『今は気にするな。2023年の(きん)(きゅう)入院と手術のあと、ずっと調子が戻ってないだろ?』

「たしかにその傾向はありましたけど、(2026年)2月以降のは異常ですよ」

『何が異常だ?』

「2〜3日に1回の周期で散々下(さんざんくだ)してるのに、体重が10kg(キロ)も増えました」

『10kg(キロ)か。おっかしいなぁ。もうちょっと増えてても良いと思ったのだが……』

「…………ちょっと待ってください。もうちょっと増えてても?」

『あれ? 前にも言わなかったか? 俺が理想だと思ってるのは150kg(キロ)だと』

「また守護神様のせいですか?」

 第2話の話、再びである。



「ところで守護神様。どうして私を太らせたいんですか? ただ守護神様好みの貫禄(かんろく)だけが理由じゃないですよね?」

『もちろんある。きみには霊的な感度を高めて、俺と直接対話できるぐらいまで霊能力を開花してもらいたいんだ』

「感度? 霊感と体型の間に関係があるんですか?」

『もちろん、ある。世にいる霊能力者の多くが太ってるだろ』

「それは、よく言われてますね」

 実際、ほとんどの霊能力者は太っている。

「でも、()せてる人もいますよね?」

『それは霊感を()()ませるために身体(からだ)をうまく(しぼ)った結果だ。だが、()せぎすで骨ばった霊能者は、ほぼニセモノだと思った方がいい。そのぐらい一部の(のぞ)けば、霊感は太ってる人ほど感度が高いんだ』

「だから、わたしを太らせようとしてたんですか?」

『その通りだ。だからこそ世の中が減量に向かう(ふう)(ちょう)(さか)らって、きみには若い頃から別の健康志向の意見に触れてもらって、それを実践(じっせん)するように求めてきたんだ』

「アメリカの()(りょう)統計から出てきた、20歳の時の理想のBMIが21で、そこから5年ごとに1つずつ上げて65歳で30にするという長生きの()(けつ)ですね」

 BMIは体重((キロ)(グラム))を身長((メートル))の自乗で割った数値である。

 日本人では()せ型の人が多くて世界有数の長寿国ではあるが、アメリカの医療統計によると65歳の時に多少は太っていた人の方がその先の人生が健康で長生きできるという話である。これは1980年代から1990年代にかけての話なので、今はどうなってるのかは知らないが……。

「でも、守護神様の求める150kg(キロ)になったら、BMIは50近くになってしまうのですが……」

『そりゃあ、BMIを35まで上げても、感度が不十分みたいだからなぁ。いっそのこと理想の150kg(キロ)を目指せってわけだ』

「でも、その理屈でいくと、世の中にいる太った人たちは、みんな霊感が高めになりませんか?」

『ゔ……」

 守護神様がいきなり(だま)った。

「太ると霊感とか、感度が高まるんですよね?」

『いや、正確に言うと、感度が上がると太る傾向があるんだ』

 話が(あや)しくなってきた。

「太るから感度が上がるのではなく、感度が上がると太るという順番ですか?」

『いや、両方成り立つぞ。霊感の素養のある人は、太ることで感度が高くなる。そして強い霊感を発揮すると、その副作用でますます体重が増えるんだ。たぶんきみが霊能力を開花したら体重が150kg(キロ)になる……と俺は思ってる』

「どちらに(ころ)んでも太るじゃないですか!」

 とんでもない副作用である。

「それで気になるのは2023年に(きゅう)性膵炎(せいすいえん)になって、(きん)(きゅう)入院と胆石(たんせき)手術をした件です。あれ、いまだに原因がわからないのですが……」

 お盆の頃に急に容態(ようだい)が悪くなって1週間以上の緊急入院。この時は膵臓(すいぞう)を休ませるために点滴(てんてき)栄養(えいよう)()(きゅう)を受けながらの(ぜっ)(しょく)()(りょう)が続いた。人によっては膵臓(すいぞう)の炎症が収まるまで半月から1か月もかかる場合があるそうだ。

 この間に何度か精密検(せいみつけん)()を受けたが、ハッキリとした原因は特定できなかった。だが、その時に胆石(たんせき)が見つかった。また、膵臓(すいぞう)にもいくつもの嚢胞(のうほう)ができていて、細長いはずの形がボコボコに(ふく)らんでいた。

 一度退院したあと、数か月にわたって精密検査を繰り返して原因を特定しようとしたが、ハッキリとした原因は特定できなかった。だが、(さいわ)いなことに、膵臓(すいぞう)にできていた嚢胞(のうほう)(やぶ)れたり腫瘍(しゅよう)化したものはなかったので、これについては手術して(うみ)を吸い出すことをせず経過観察。見つかった胆石(たんせき)膵炎(すいえん)を起こすことがあるので、秋の終わり頃に「この機会に取ってしまおう」と手術に踏み切ったわけだ。

 ちなみに男が(きゅう)性膵炎(せいすいえん)になるケースの多くが酒やタバコ、肉や()げ物の食べすぎだが、著者(ちょしゃ)にはまったく当てはまらなかった。むしろ胆石(たんせき)の影響で膵臓(すいぞう)嚢胞(のうほう)ができるというのは、女に多いパターンだそうだ。

『ああ、それならPC作業のやりすぎだ』

「……え?」

『きみの場合はイスに浅く座って()(すじ)()ばしてるだろ。()範的(はんてき)姿()(せい)ではあるが、あれは後ろ側の内臓(ないぞう)()(たん)がかかるんだ。その最たるものが膵臓(すいぞう)だな』

「たまに背もたれに体重を預けて休みますよ」

『いや、ずっと座りっぱなしの姿勢が良くないんだ。人間の体は座る形には作られてないからな。人にもよるが、長い時間座ることで(こし)を痛めたり、()になったり、内臓の奥が(えん)(しょう)を起こしたりして病気になるんだ。きみの場合はそれが消化器系の不調であり、あの時は膵臓(すいぞう)に来て膵炎(すいえん)になった。人によっては糖尿病を起こすこともある』

「運動不足ですか」

『まあ、そうとも言えるが、座りっぱなしじゃなくて、落ち着きがない程度に動きまわってれば、それで問題はなかったんだ。疲れたら背もたれに体重を預けるんじゃなくて、ベッドにゴロンと横になるとか、それで気分転換に本を読むとか、何でもいいから十数分おきにでも腰を浮かせて数歩でも動いてくれれば良かった』

「とすると机の周りにお茶やリモコンを置くのは……」

『それは一見すると便利だが、腰を浮かせるぐらいの不便さは欲しかった。それだけでかなり変わってくる。運動不足は近所のスーパーが完全に消えたことで3km(キロ)以上離れたところまで買い物に行かなくちゃならんから、それで十分に解消されてる』

「買い物難民(なんみん)も、運動不足には良い……ですか」

 著者(ちょしゃ)は30年以上前から、駅の近くにある物件(ぶっけん)に住んでいる。最初に来た頃は駅の周りにスーパーが5軒、本屋が6軒もある良い立地であった。ところが、今では駅を中心に半径2km(キロメートル)以内からスーパーも本屋も消えるという異常事態となっている。

 まあ、おかげで運動不足解消には良いよねぇ。

『それとだ。膵臓(すいぞう)の病気になると、多くの人は消化機能が落ちて()せたり、インシュリンの出が悪くなって糖尿病になることで、そっちでも体重が落ちていくケースが多い。だが、そういう健康面では俺がしっかりサポートしてやったから、きみは()せずに済んだだろ?』

()せずにって……。手術したあと、(なぞ)の体重増加でお医者さんに笑われましたよ。手術からの半年間は食が細って今の半分も食べられなかったのに、どういうわけか体重が25kg(キロ)も増えたんですからね。ほとんどの服や下着が入らなくなって、大量に買うハメになりましたし……」

 瞬間最大で、BMIが38になったんだよねぇ。そこから15kg(キロ)の減量はしたけど、今年2月からのリバウンドで……。

『そこはアレだ。炎症にならなかった部分の膵臓(すいぞう)がガンバって、リパーゼとインシュリンをたっぷりと作ってくれた影響だな。食事量が減ってもリパーゼが限界まで消化して栄養分を吸収し、インシュリンが血中にある糖分を細胞に取り込みすぎて脂肪に変わっちゃったってヤツだ。おかげで食事を()ると、手術から1年ぐらいは低血糖(ていけっとう)でグッタリしてたようだが……』

「それが手術後に太ったメカニズムですか? じゃあ、下痢(げり)が増えたのは?」

『栄養分の吸収を優先させたせいで、腸から水分の吸収量が減っただけだ。きみは腸の機能がおかしくなって下痢(げり)(ひん)()(なや)まされてると思ってるだろうが、実際には消化不良にはなってないだろ』

膵炎(すいえん)になる前のカチカチの便と比べると、軟便(なんべん)にはなったと感じますけど……」

 言われてみると以前と比べると、消化されないまま出てきたものは……。

『それと今年の2月から増えた下痢(げり)は、コメを食べなくなったのが原因だ』

「おコメ? 昨年(さくねん)からの高騰(こうとう)で、農協や米業者に抗議するつもりで買うのをやめましたからね。それが原因ですか?」

『その通り。きみ、自分がグルテン()(たい)(しょう)なことに薄々(うすうす)気づいていながら、ずっと気づかないふりをしてきてただろ』

「一部のパンや麺類(めんるい)でだけ下痢を起こすので、そういうものを()けてはいましたけど……」

 たとえば某パンメーカーの長野工場のものは下痢を起こすけど、群馬工場や名古屋工場から来たパンでは何も起こらないという気づきがあった。生麺(なまめん)でも同じようなことが起きている。

「そもそもグルテン不耐症って、医学的には基準がありませんよね。小麦そのものを食べなくなるとか、原因と考えられる小麦や大麦由来のものを避けると体調が改善する例があるというだけですよ。わたしはパンや麺そのものではなく、工場のある場所の(じょう)在菌(ざいきん)が体質に合わないとか、原料や(てん)()(ぶつ)の微妙な違いで体調がおかしくなると考えていましたが……」

『たしかに(てん)()(ぶつ)などの影響もあるが、グルテン不耐症はよく()んで食べたかどうかや、食べてすぐ運動したのかも影響するぞ』

()んだ、運動した……ですか?」

『要するに腸に届くまでに、消化器官がグルテンをどこまで分解(ぶんかい)できてるかってことだ。大きいものが残ってると免疫(めんえき)が反応して下痢を起こすわけだ。きみの場合はこのグルテンの消化がうまくいかんのだ』

「そういうものですか?」

『その通りだ。昨年の夏ごろまではコメを1日2食、最低でも1食は食べていただろ。それを少しずつパン食や大麦に変えて、2月からはほとんどコメを食べなくなった。それで腸への()(たん)が大きくなったんだ』

「その前におコメを()く時に大麦を(くわ)えてかさを増したり、いつもは冷蔵庫の野菜くずを片づける時だけに作っていたお好み焼きを、週2〜3回の割合で作るようにしたりして、おコメの使用量を減らしてましたね」

『それが2月からはコメを使わず、大麦だけで炊飯(すいはん)()()くようになってたよな』

「おコメを使わなくなって、大麦だけでチャーハンとか雑炊(ぞうすい)なんかを作るようになったんですよねぇ」

『それがお(なか)の調子を悪くした原因だ。コメを食べていた頃はある程度(おさ)えられていたグルテン不耐症が(かく)せなくなったんだな。コメの代わりは麦類にするのではなく、少しは蕎麦(そば)も食べた方がいいぞ』

「蕎麦ですか。そういえば、春と秋になると食べなくなりますねぇ。蕎麦粉で作るお好み焼きも、長いこと作ってませんし……」

『蕎麦粉を()いたものを鉄板で薄焼きにして(しょう)()()り、そこにおかずの野菜などを巻いて食べるのは、きみにとってはソウルフードの一つだからな』

「生まれ故郷では蕎麦粉が安く手に入っても、関東に来ると今では100g250円もする贅沢品(ぜいたくひん)ですからねぇ。たまに無性に食べたくなって作ることはありますけど、もう何年も作っては……」

『小麦の方が多かったり、細かく(くだ)いた(から)を混ぜて蕎麦っぽさを見せてるものは腸を刺激するのでダメだが、少しは()ってくれよ。きみの体質的はコメと蕎麦に合わせてあるのだからな』

 穀物(こくもつ)としては、他にイモ類、とうもろこし、カボチャなどがあるけど、それらに触れないのは意識する必要がないってことだろうか?


「守護神様。最近の体調不良に、スピ界隈(かいわい)で言われている地球の波動変化や乱れの影響はありますか?」

『前回の話題で触れた、事故によるもの以外には乱れはないぞ。今は地球を取り巻く波動が、ゆっくりと高まっているだけだ』

「じゃあ、波動が高まってる影響は出てきてませんか?」

『神霊次元でなら考えられる影響はすべて出尽くして、ほとんど終わっている。あとは物質次元というか地上での影響が出てくるのを待つだけだ』

「それが体調不良の原因とはなってませんか?」

『あほ、波動が高まってきたら、むしろ体調は良くなるはずだ。今の体調不良は、その前の「めぐり取り」だとでも思っておけ』

「めぐり取りですか。では、わたしの体調は(たな)に置いておいて、波動が高まってきた影響は地上でも出てきてますか?」

『もちろん出始めてる。米ドルを原因とするバブル状態が終わりに近づいてきてるぞ。バブル状態の終わりってことは、そろそろ崩壊(ほうかい)するってことだ。それがいつになるかはわからん。多くのスピリチュアリストや個人投資家は半分になると言ってるが、俺は多くの主要通貨が()(じく)通貨から陥落(かんらく)する時のように3分の1の価値になると思ってるぞ』

「米ドル崩壊の予言は、2017年頃から何度も言われてますよね。そのたびに円安が進んでますけど……」

『そこは俺に言われても知らんよ。俺に言えるのは、米ドルが崩壊する前に、アメリカの物価が日本の3倍になる。そのあと急激な円高ドル安が起きて物価が並ぶんだ。そうなった時のアメリカには、もう日本に圧力をかけられるほどの影響力も政治力もなくなってるはずだ』

「アメリカの影響力や政治力がなくなるんですか?」

『トランプ大統領よる情報公開で、USAIDによる(やみ)の動きが世の中に(ばく)()されただろ。それによってアメリカの()(けん)(おびや)かしそうな存在から力を()ぎ落とし続けてきた裏工作が明るみになったからだ。だけど、それはアメリカ市民にとっての国益じゃなくて、アメリカを裏で支配するディープステートにとってのものだったんだ。そのためケネディやニクソンのような大統領にも(きば)()けていた。日本に対しても1952年のサンフランシスコ講和条約で一度は主権は回復したが、1972年に()中角栄(なかかくえい)による電撃的な日中国交正常化が(おこな)われると、それはアメリカの戦略に都合が悪いと翌1973年にはロッキード事件を起こして日本を裏から再占(さいせん)(りょう)してきた。それで1980年代にはプラザ合意や日米半導体協定、スーパー301条などを仕掛けつつ、F2次期戦闘機の開発にも横槍(よこやり)を入れてきた。それから冷戦が終わると日本が獲得(かくとく)したIT技術などを(うば)い取るようにアメリカに明け渡させ、その一部を韓国や台湾に渡して日本よりも安く作らせた。それに日本人が(かせ)いだ(とみ)も、アメリカが吸い上げる形となり、1990年代後半には(まず)しくなる日本と入れ替わるようにアメリカでは10年以上続くITバブルが始まった。そうやって日本が(まず)しくなるように仕向けたんだ。今、問題になってる消費税も、1980年代の日米構造協議で導入するように圧力をかけていたことも情報公開で明るみになった。それでいながらアメリカ国内では消費税はいっさい導入されてない。それは消費税が企業の経営悪化を(まね)くとわかってる悪税からだ。それを日本人に気づかせないように、海外の物品税(ぶっぴんぜい)付加価値(ふかかち)(ぜい)をすべて消費税と言わせて「他の国でもやってる」と思い込ませる(わな)も仕掛けられてる。ドイツに対しても移民を大幅に増やすように求めたが、自分たちでは移民は受け入れるが審査は厳格(げんかく)だ。自分では移民審査を(きび)しくしつつ、ドイツやヨーロッパには(ゆる)めろと(わな)をかけてる』

「トランプ大統領の情報公開というとケネディ暗殺事件やUFO情報ばかりに注目が行ってしまいますけど、いかに日本とドイツを弱体化させるかを綿密(めんみつ)に計画して仕掛けてきてたことがわかりますよね。まさに日月神示が予言していた神の国を無き者にしようとする悪神の仕組みです。これでもまだ陰謀論(いんぼうろん)だと思ってる人がいるのですから、どうしようもありません。それにここまで情報が(ばく)()されて(もく)論見(ろみ)まで表に出たのに、(かたく)なにアメリカに言われた政策を続けようとしてる財務省や経産省、厚労省などは何というか……」

『学力は高くても自分の頭で考える力がないか、それともアメリカの政策に乗ってた方が自分にとっては大きな役得(やくとく)があるのか』

 情報公開されたのは30年以上も昔の話だ。実際にその計画と、今の日本とドイツで起きていることが似ていても、本当にアメリカの思惑通りなのか、それに便乗して(ぼう)()(むさぼ)ってる人たちがいるのか。そのあたりはわからない。

 情報公開によって、こういうマトモな国際関係では本来有り得ないほどの横暴を働いてきたことがアメリカ市民にも明らかになった。今、ハーバード大学などの海外の一流大学の政治経済学者たちが、この公開内容を実際の世の中の動きとリンクさせる研究をしてるらしい。それによって詳細で具体的な歴史的な真実がわかってくるのは、いつ頃になるだろうか。

「でも、情報公開で、アメリカの影響力が落ちるんですか?」

『経済力や軍事力があって口でも立派なことを言ってても、結局は戦前と変わらない「世界最大のならず者国家だった」と国際的に知られることになったんだ。これからアメリカの信用はどんどん落ちていくぞ。それに国連の常任理事国のうち過半数のアメリカ、ロシア、中国という大国がどこもならず者国家だったとなれば、国連の信用も地に落ちていく』

「でも、それがドルの信用も落ちるのですか?」

『いいか、問題は敵対関係のある国への経済制裁(けいざいせいさい)じゃない。同盟(どうめい)関係にある日本とドイツにやってきた裏工作だ。実際にやってるとなれば、他の同盟国にもやるかもしれん。同盟外となるとなおさらだ。となると、それを知った国々は怖くて今までのようにドルを使えなくなる』

「それが近々起こるんですか?」

『いつかは確実に起こる未来だ。早ければ5月には始まると見られてたが、6月になっても今のところは大きな動きは起きてない。それでも夏の終わりから遅くも年内にはドル離れが始まるんじゃないかと思う。そこから一気に円高ドル安が進んで、来年(2027年)か2028年には国際的な混乱は収まるんじゃないかと見てる』

「トランプ大統領はドルの信用が失われるのがわかってて、情報公開をしたのでしょうかね?」

『失われるのはアメリカ経済やアメリカ市民の信用じゃない。アメリカ合衆国ドルとは言うが、アメリカの政府にはドルの通貨発行権がないんだ。その権利を持ってるのは本社をイギリスやスイスなど国外に持つ民間銀行だ。そいつらはアメリカの仮面を付けて、裏で世界経済を牛耳ろうとしてきたんだ。トランプ大統領は1914年にウィルソン大統領が手放したこの通貨発行権を、アメリカ政府の手に戻そうとしてるんだ』

「でも、手放したくない者たちはあの手この手を使って、トランプ大統領を暗殺しようとしていると……」

 これまでにトランプ大統領は3度も暗殺事件に()って、生き延びている。3回も暗殺事件に遭ったのは、アメリカ大統領としては歴代最高記録だそうだ。この記録は更に伸びることがあるのだろうか。

『いいか。地上でもすでに波動は高まっている。だから動き始まったら、一気にグレンと来るぞ』

「日本の米価高騰(こうとう)も、いよいよグレンが始まりそうですしね」



「さて、波動については最後にちょっとだけ触れたのでタイトル詐欺(さぎ)とは言われないと思いますが……」

『さすがに「きみの体調不良について聞いてみた」ではダメすぎるからな』

「イヤですよ。そんなタイトル……」

『そんなきみに朗報(ろうほう)だ。今すぐ150kg(キロ)になれば、俺が全力できみの健康と体調、ついでに長寿もサポートしてあげよう』

「イヤですよ。ってか守護神様、どれだけわたしを太らせたいんですか?」

『それが俺の理想だからだ! きみの肉体には十分な貫禄(かんろく)を付ける素養がある。それを目指さないのはもったいないじゃないか。それと男にはヒゲは必須だ!』

「ヒゲは戦国時代まで! 江戸時代になったらヒゲはならず者やダメ男の象徴(しょうちょう)ですよ」

『なんだと? どーしてきみは俺の理想を頭から否定するんだ!』

 時代を超えた価値観の相違で、このあと守護神様との不毛な言い争いが続くことになる。

 ということで、今回はここで打ち切っておく。

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― 新着の感想 ―
いつも楽しく拝読させていただいてます 作者様に関しては減量の概念が一般的なそれとは違うようですが、霊力開発に関しては魂の成長の1つかと個人的には認識しております いつもありがとうございます
2026/06/26 14:27 ありがとうございます
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