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目覚めて始まる異世界生活〜チートが無くても頑張って生きてみる件〜  作者: どこでもいる小市民
第二章〜No.8編〜
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新たなる魔法属性

タイトル変更しました。


「魔法について?それくらいなら私でも出来るわ。なんたって私は1つだけだけど、 水属性の上級魔法まで使えるんだから」


そう言いほとんど無い胸をはるルナ。上級魔法がどのくらいすごいのかは知らないが12歳でそれはすごいのだろう。ちゃんづけをしないのはもう慣れた。


「そっかすごいじゃん。俺は今は《火球》すら使えないしな」正確には今はだがな。


「それで……具体的には何が聞きたいの?それによって色々あるけど」


「うーん……魔法属性が火、水、土、風、光、闇の六属性ってことしか知らないんだよね」


「本当に基礎だけね。それに六属性じゃ無いわ。正確には十属性よ」


え?ダイガス嘘ついていたのか?てか……属性の数微妙じゃね?10個て……切りはいいけど多い。


「これは一般的にはあまり知られていないから無理もないわよ。だって珍しいもの。ちなみに種類は雷、木、毒、氷の4つ。これらを合わせて裏の魔法属性と言われているわ」


知らなかったな。奴隷商人のダイガスならそんな珍しいものほっとかないはず無いのにな。……珍しすぎて扱えないどころか、存在すら知らなかったのかもな。あいつ自分が扱える奴隷と金にしか興味なさそうだったからな。


「四属性……雷、木、毒、氷だったか?それは今どのくらいの使い手が?」


「公式だとこの国には雷属性が二人、木属性が一人、毒属性が二人、氷属性が三人よ。ただ、これはあくまで国の公認だから裏ではもっといると言われているわ」


その通りだ。わざわざ自分の国の戦力を明かす理由は無いだろう。今挙がったのは国の権威を示し他国を牽制することや、単純にバレてしまった、もしくは空きができて補充された者たちだろう。


「そうだ!無詠唱魔法はどうやって使うの?」


盾男はこれを使っていた。これが使えれば何をするか敵にバレずに済む。ところがルナは


「無詠唱?何それ?そんなものできるわけないじゃ無い。何もせずに魔法が使えるなんてありえないわ」


そう一蹴された。なら盾男が使っていたのはまだ誰も知らない技術?……いや確か先生とか言っていたから教える存在が居たはずだ。危険だな。注意しておこう。


「ありがとう。これだけでも十分助かったよ」俺はお礼を言い、ルナの頭を撫でる。これもう癖になったわ。雪のせいで(妹のせいにするな)。


「い、いや別に……そのくらい……って頭を撫でないでよ。私は子供じゃ無いわよ!」


このぐらいの年頃なら恥ずかしいか?それに俺からしたら子供だ。向こうじゃ小学六年生と中学三年生、体的には大人と子供だ(それは言い過ぎかな?)。

てか俺もガチの大人から見たら五十歩百歩だな。


それはそうと口では嫌がりつつも無理やりにはどけないルナ。そしていつまで撫でているんだと思い、撫でるのをやめる。ルナは不満そうになる。チワはホッと大きい胸をなで下ろす。なんかあったか?


「それじゃ、魔法を使えるようになりたいんだけど、どこかで練習だよね?森でいい?」


あそこなら攻撃魔法などをできるからいいだろう。


「いいえ、まずは魔法書を見ましょう。何が使いたいの?」


却下された。


「そうだな。……《火球》と水属性の回復系と拘束系のを中心に頼むよ。それとチワは弓兵で風属性、俺は分からないからオススメで」


《火球》は攻撃用、水属性は確か補助系が得意だったはずだ。風属性に関しては何も聞いていなかったのでわからない。


「チワもそれでいいよね?」俺がチワに聞く。


「はい。私は何もわからないのでお任せでお願いします」


チワが答える。


「わかったわ。なら……まずはトキヤからね。今から火属性の3ページ目を開いてみて」


そう言われ俺は開いた。そこには《火球》の詠唱が書いてあった。まずはそれを覚えて森で練習するそうだ。


「あっ!俺は《火球》の詠唱覚えてるから水属性の方からで良いよ」


俺はそう提案した。だがルナが


「その考えは甘いわよ。詠唱は覚えているだけじゃ出来ないわ。ちゃんとイメージ力が大切なの」


だからだったんだ。あの時は《火球》のことを覚えている限り懸命に思い出した。だが宿に戻ってからは詠唱を唱えるだけだった。それで十分だと思っていたからだ。だがそんな法則があったとは知らなかった。


「そうなんだ。魔法の適性ってどんなふうに分かるんだ?」


「まず、才能が五割。つまり半分ほどを閉めるわ。これは自身の魔力の量などね。次に努力が二割。練度などがそれに当たるわ。最後が心で三割。これは何かに対する想いの強さなどで変わるわ。たまにこのことで魔法に目覚める人もいるみたいよ。イメージ力は分類すると心に入るわね。でもこれは魔法が発動できるかが主によ」


わかりやすい説明ありがとう。魔力があるんだ。俺には分からないが。……そういやこの店のお爺さんは俺のことを並みだと言っていた。お爺さんには魔力が見えているのだろうか?

てか、俺や盾男は最後の心に当たるのだろうな。


そんなこんなで2時間ほどで使いたい全ての詠唱を覚えて、イメージを済ませた。魔法が使えるかもとの期待が大きくすぐ覚えられた。チワも1つだけだったので俺よりも早く覚えていたので、自力でで追加で頑張って覚えていた。と、上級魔法は覚えてイメージができてもそれより前の下位魔法が使えなければ使えないそうだ。派生していくタイプかな?

そうして俺たちは森に行くことになった。

後から考えるが多すぎかな?でもそうしないとバリエーションが……覚えるのは大変かもしれませんけど頑張って下さい。例としてポ○モンとかもっとあるし。

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