37/41
廃墟カメラマンの遺品
竹内晃の撮影機材より
発見日:2024年3月30日
発見場所:祢古町推定地域の山中
デジタル一眼レフのメモリーカード
撮影期間:2024年3月1日〜3月7日
総撮影枚数:2,847枚
特異な点:
3月1日〜3日:通常の廃墟写真
3月4日:被写体に猫が増え始める
3月5日:人物の顔がぼやけ始める
3月6日:人物が四つ足で写る
3月7日:すべて猫の写真
音声レコーダーの記録
3月7日
10:00 「廃墟撮影7日目。今日で最後の予定」
11:30「また猫だ。ファインダー覗くと必ず入ってくる」
13:00 「おかしい。撮った写真見返すと、人が写ってない」
14:30 「鏡に自分を写してみた。なぜ猫が写る?」
15:00 「ああ、理解した。俺は撮る側じゃなかった」
15:30 「被写体だった。最初から」
16:00 「もうカメラは要らない。こっち側になるから」
最後の音声: 「やっと本当の姿を撮ってもらえる」
現像された最後のフィルム
36枚撮りフィルムの最後の1枚: 鏡に写る撮影者自身。 しかし、顔は猫。 カメラを構えるポーズは人間。




