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不思議なパン  作者: TKSZ
90/258

90、初級学校開校前の日々(1)

初級学校開校が近づいた。

初級学校の大会議室。

300人は入る部屋だ。

初級学校の教職員が一堂に集まった。

今日は領軍からの衛士が警備のために派遣されており、学校の警備関係者もこの場に出席している。

常勤は全員、非常勤もかなりの人数が出席している。

今日が教職員にとっての開校日だろう。

領主としての挨拶と理事長としての訓示を行う。

緊張する。

個々の簡単な紹介も終わり、早速業務についてもらう。


昨日のうちにリサイクル施設は稼働し、今朝の確認でも問題がなかったため、時間が空いてしまったな。

実は騒音などの心配があったが全く音が漏れていなかった。

防音結界最高。

リサイクル施設のエネルギーは太陽光や風の力を魔力に変えて使っている。

供給される魔力の量も問題なかった。

ごみの問題は当面大丈夫だろう。


月末には領都の開都式典があるので初級学校の開校準備とともにそちらの準備も必要だ。

また増える人口に対応した造成も急がなくてはならない。

すでに住宅街の1区から4区と7区と8区は造成が終わっている。

残るは住宅街5区と6区、商業区4区だ。

タカシは精霊さんたちの手伝いによって瞬く間に造成ができてしまう。

大事なのはどのように造るかをしっかりと計画することだ。

構想が曖昧だと精霊さんたちも困ってしまう。

図面にしてしっかりと伝える必要がある。


学校区も区画の整備が終わっている。

中級学校は建設に始まっている。

中級学校も原則、初級学校と同じ配置にと間取りになる。

クラブ活動関係の関係の施設が増えるのと、専門分野の特別教室が増える部分が変更になる。

特別教室棟が予備校舎のスペースに造られる。

問い合わせが多いため普通教室は初級学校並みになった。

賢者タカシの手伝いがなくても、多くの魔術師が手伝っているから6月中には完成する予定だ。

上級学校などもまもなく建設にかかる。

内壁の西側への延長もそろそろ行わなくてはいけないかもしれない。

西側には学校区に入らなかった上級学校の運動場などの施設や開校希望の出ている他の学校を建設するスペースになる予定だ。

各所の状況を視察してから商業区4区の造成を手伝いに行く。

精霊さんたちの活躍で瞬く間に終わってしまった。

次はAGTの車両の製作だ。

こちらもこの日の夕方には必要な編成のうち7割が完成してしまった。

さて明日は地球での勤務がある。

そちらも頑張らないといけない。


何か忘れているような・・・・・

お読みいただきありがとうございます。

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