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不思議なパン  作者: TKSZ
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91、初級学校開校前の日々(2)

ドルジェの影が。。。

5月6日 

2日ぶりの地球の職場。

出勤するとハンさんが待っていた。

朝早くから何かあったのかな?


「隆司さん、朝早くからすいませんね。重要なお話ですので」

「はい、こちらは大丈夫ですが」


応接室でリサさんとともにハンさんの話を聞く。

盗聴等を防止できる結界は使っている。


「気が付いているとは思いますが、隆司さんたちの身辺警護を私たちもさせていただいています。実は数日前に隆司さんがご自宅にいらした時に不審者を発見しました。残念ながら逃げられました」

「そうだったのですか」


というと3日の夜か4日の早朝か。

身辺警護をしてくれているのはわかっていたがそのような事があったとはね。

油断していたかな。

ホームベーカリーの精霊とゆったりした時間を過ごしていたな。


「もう一件あります。東南アジアの方で見つかったごみの穴にあった道具が何者かによって盗まれました」

「私の近くにくる不審者も道具が目的だと」

「はい、おそらく」

「そうするとあの道具を探知する何かがあるというわけですね」

「そう考えられます。房総の方で見つかったものには近づこうという様子がないことから破壊されていれば探知できないのだろうと思えます」

「わかりました。破壊してしまっていいでしょうか」

「隆司さんならできるのでしょうね。お願いします。身辺警護は引き続き行わせていただきます」

「お願いします」


地球で回収したものは壊れたからな。

そうするとアスカのものか。

収納に入れていても探索できるのか。

結界か何かで強い隠蔽を行えばよかったのか?

この時期、不審者に近づかれるのは嫌だな。

こちらの安全を考えて分解してしまう方がいいよね。

解析は終っているから後は分析だけだ。

よし分解しよう。


ハンさんが帰った後、リサさんに断りを入れてから作業にかかる。

実験室で隠蔽系の結界を何重にもかけ、また外部に分解の時に影響が出ないようにもしてから異世界の穴から回収した道具をだした。

慎重に分解をして道具として使えない状態にする。

念には念を入れて分解する。

地球のものもアスカのものも両方とも分解を無事終了することができた。

これでドルジェからの干渉がなければよいのだが。

当分は様子を見るしかないか。

警戒はこれからもしていかなければいけないな。





お読みいただきありがとうございます。

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