44、穴の処理-準備
不安が的中するか
短いです。
協議の後、リサさんと今度のミッションの検討を行ったよ。
装備等を検証してみた。
万全の態勢で臨むのがいいからね。
大丈夫だと思うがドルジェは未知の異世界だから。
神殿にも出向いてチヨダ神様に報告した。
ホウからも報告を受けているようだね。
遠隔でも念話ができるって便利過ぎない。
できるようになるよって、私がかいな?
チヨダ神様がアスカの偉い神様を通してドルジェの神様に伝えてくれるらしい。
「アスカの偉い神様ですか」
「アスカ神様です」
そのままやねー。
「ドルジェの神様は?」
「ドルジェ神様です」
そうでしょうねえ~。
まあ不測の事態がないといいが。
準備できることはこれだけか?
何か見落としはないか?
今までやってきた調査や対処の仕事を思い浮かべ検証する。
リサさんたちとも討議をする。
リベート形式で検証を行う。
シミュレーションも。
それでも
かゆいところに手が届かない何かを感じた。
煩わしさというか、むず痒いような。。。
立ち止まっていられない。
異世界のごみの問題を最優先にして房総方面への出張は延期した。
執務室での書類作成、カタクラ村・タカオ町・ヒカワ村の様子を見たり、現地を再鑑定したりして7日は過ごした。
地球の自宅でも『魔法のパン』を作ったよ。
アスカの現地にいるロク様やホウには『魔法のケーキ』も差し入れしたよ。
『タカシ様、私もホウ同様に呼び捨てでロクとお呼びください。ヒカワ村に戻ったらぜひ私の主となってください。ヒカワ三姉妹神様の前で契約をお願いします』
『わかったよ、ロク』
8日は朝から王宮、カタクラ村、タカオ町、ヒカワ村へ行った。
コンさん、ミオさん、ルンさんは昨日の内に転移で送って行ったよ。
護衛はそういわけにはいかないけどね。
12時リサタカプロジェクト特別事業部に集合、リサさん、セルさんとともに地球の現地に向かう。
セルさん運転で。
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