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そんな我、ここにあり  作者: フィング
3/3

また悟り、波打つ感情今の表れ

 ちなみにですが、この作品における評価は一切見ないようにしています。慰めも戒めもここでは無意味の場所としたいので。

 最近とある映画を見ました。外国で有名な脱獄話です。


 主な映画紹介は省かせてもらいますが、自分はこの映画を通して学んだことを述べさせてもらいますが。

 我ここにあり、常に鬱を並べる場のみならず、あくまで今の心境を語る場である。人とは常に心変わりする生き物なのだから。


 自分はこの映画を通し『希望』の本当の意味を知りました。しょせん個人の感想に過ぎませんが、今は悟りを開いた心境です。映画で演じる役者ほど説得力のある言い分はできませんが、ぜひともこちらを見た方々には、心の奥底にでも刻んでおいてくださいませ。


『希望とはすなわち、逃げ道である』


 こう思えた理由は、先程申した通り脱獄話が所以です。逃げ道とは脱獄における道筋と言えましょう。しかし、希望とは元より抽象的なもの。幅広く解釈することもできます。


 その解釈の内に、逃げ道とは身や心の双方に与えられるものだと思います。身は今いる場から逃げ出すこと。心は今いる絶望から逃げ出すこと。些細な言葉遊びですがしっくり来るでしょう。


 これを読むあなたにも覚えがあるはず。希望を絵に書くとき、暗闇に一筋の光を描くでしょう。


 感覚で理解していながらも言葉にはしがたい。もし希望の意味を一言で表すならば、逃げ道なのではないでしょうか。


 とはいえ、平和の国として暮らす日本人にとっては、身近に感じ得ない感覚でしょう。なんせ希望は暗闇の中でしか見いだせないものなのですからしょうがない。

 ですが、希望を求める人は一定数いるはず。世界は広いのに、なぜ逃げ出せないのか甚だ疑問です。


 ここまで鬱話を二作品お送りした自分はこう答えます。


 逃げ道を見出すどころか、逃げ道を見る目を塞いでいる、最悪の場合他者に逃げ道を奪われている……と。


 これこそ抽象的な答えですが、然程間違ってはないはず。ならば、逃げ道は結局残されているではないか。


 目を覆う影を取り除けばいい。奪われたなら取り返せばいい。あるいは、一から作り直すのも手だ。


 ただし、死もまたこの選択肢のうちにあることをお忘れなく。それでいて、一番楽な方法であることも。


 自分の見た映画の格言の中で、こんな言葉があります。


『必死に生きるか、必死に死ぬかだ』


 これこそ、的を射た心理ではないでしょうか。なぜそう思うかは、最早言うまでもありません。


 自分は、希望を抱けず死を選んだ者達を責める気はありません。それが彼らが唯一抱けた希望だったかもしれないのだから。我々のような今を生きる者からすれば「何を馬鹿なことを」と口にしてしまう人もいるかもしれません。


 それでも自分は否定します。自殺してしまった人達は、希望を見据える目を覆い、最悪希望を奪われた者達だと考えれば、それはしょうがないのだと。


 生き方、死に方を自分はとやかく言いません。ただ、それはそれ、これはこれとして、とやかく言うかもしれませんが、それも生き方です。


 自分はただ否定しないだけです。矛盾を生きるのもまた人のあり方ですから。


 ここまで自分は希望とは何なのかを述べてきました。中には当たり前と言う人もいましょうが、一度鬱に浸ればこんなことも分からなくなってしまうのもまた事実。

 心の持ちようは、意識の仕方です。それも自由に。


 ちなみに自分は、生きる希望があるかといえばありません。それはなぜでしょうか。


 闇も希望ありはしないと、思う自分がいるからです。


 こうして書いている間は、子供が自慢するかのごとく気持ちが高ぶっていますが、それもつかの間の思い出になりましょう。


 この目は常に、傍観しているようです。(うつ)(そう)か気が変われど、これが人間らしさと思えてしまいます。


 だからこそ共感することができる。自分を含む他者を第三者の視点で見えるのですから、人間観察もはかどります。


 人より鬱になりやすい、由縁とも言えますが、どれもこれも表裏一体の現れなのです。これはもはや、垣根などなく、闇も希望もないと、そう言えるのではないだろうか。

 ここでの感想お好きにどうぞ。自分もまた、自由にここに書き記して行くとしましょう。


 願うならば生涯、このサイトがここで述べられた言葉が、無くならないこと願います。

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