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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
158/163

水染め

 くるぅりくるぅり 渦を描いて

 ネオンテトラは沈んで行きます

 はじけた泡は毒のように

 水槽の中を包みました


 命がすっかり絶えてから

 ネオンテトラはすくい上げられ

 天に召されていきました

 それがお気に召さなくても


 硝子玉を彩る

 真珠色の有機物が

 剥がれ落ちてしまったら

 白いだけのキラキラも

 零れ落ちてしまうでしょう


 青信号が瞬いて

 ふっと赤くなるのです

 ずっと眺めていたけれど

 もう「歩け」は差さないの


 電波塔の上に燈った

 飛行機用のライトについても

 焦点の合わない瞳には

 装飾のように見えました


 がらんどうの缶からを

 叩いてドラムにしましょうか

 ひどく煩い祭りの傍ら

 気分の乗らぬ舞いを舞ってる


 虚空と書いてソラと読めれば

 気分はひどく陰惨なもの

 天国はきっと宇宙の彼方に

 ぽつりと点在するでしょう


 インクで染めた花弁が青い

 

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