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魔銀は妖精すらも魅了する

「それ綺麗ねちょっとちょうだい?」

 チャルメルは私の手にある魔銀を指差してねだってくる


「いいよ、どれぐらい欲しい?」

 大量に鉱石を採ったし、チャルメルが欲しがる程度ならどうと言うことは無いだろう


 「そうね、私の手に収まるぐらいかしら」

 チャルメルが右手を出す、この小さな手に収まるぐらいとなると、小さなビーズ玉ぐらいかな?


「白虎、これからチャルメルが持てるぐらいの玉を作ってあげて」

 全部白虎に丸投げしよう、持っていた魔銀を白虎に渡す


「はい、お任せ下さい」

 張り切って魔銀を受け取った白虎は魔銀玉を指で少しつまみ取り、こねこねと丸め、ちょうど良い大きさの小さな玉を作る


「どうぞチャルメル様」


「ありがとう!ふわ~綺麗ね」

 チャルメルは小さな魔銀玉を見てうっとりしている、妖精も光り物に弱いのかな?


「チャルメル様私も見せて下さい!」

 ベルがチャルメルに懇願する


「良いわよ、ほら」


「おお~綺麗です!素晴らしいです!」


「キラキラしてますね」


 「ふわわ~きらきら~してます~」

 ベルと一緒にカーとティンも覗きこんでいる


「ねぇミサト、この子達にもお願い出来ないかしら?」

 ベル、カー、ティンの食い付きにたじたじとなったチャルメルが困り顔で頼んできた


「白虎、3人分もお願い」


「分かりました」

 白虎は同じ要領で小さな玉を三個作ってそれぞれ3人に渡した


「素晴らしいです!大事にします!」


「ありがとうございます!イボガワ様!」


「あり~がとぅ~ござ~います~」


「ミサト、みんなの分までありがとう!」

 チャルメル、ベル、カー、ティン、妖精達は凄く喜んで踊っている


「あっ」

 チャルメルが手を滑らせ玉を落としてしまう


「あわわ、あ~ビックリした~」

 何とか地面に落ちる前に玉をダイビングキャッチするチャルメル、それにしても常に玉を掴んでおくのは不便だね


「白虎、腕輪みたいに出来ない?」


「はい、可能ですよ、チャルメル様そちらの玉を少々お貸し下さい」


「?何かしてくれるの?」

 チャルメルは素直に白虎へ玉を渡す、それを受け取った白虎は玉をこねだし右手を金属化させて指を太い針ぐらい細く尖らせ、それをこねていた玉に串指すその後に可動域を作り完成、凄く手早い


「チャルメル様、こちらにお手を」


「うん?」

 言われた通りにチャルメルは手を出す、白虎はチャルメルの手首に先程作った腕輪を付ける


「いかがでしょう?」


「うわわわ!これは良いわね!!ありがとう」


 「あの、私も~」

 ベル達もやって欲しそうに玉を差し出している


「良いですよ」

 白虎は他の3人分もすぐに作って渡した


「「ありがとう御座います!」」


「あり~がとぅ~ござ~います~」

3人共喜んでいる、これを見ると私も腕輪欲しくなっちゃった


「白虎、私の分もお願い」


「はい、分かりました」

 テキパキと作ってくれた本当に綺麗でうっとりする

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