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妖精は?

 妖精達に神聖魔法が直撃する、すぐにそこにはモンスターを倒した時と同じ煙が上がる、煙が晴れると蔓で捕まえていた妖精達は跡形もなくいなくなっていた


「あれ?倒しちゃった!?ドロップアイテムみたいな物まで落ちてるし」

 妖精達がいた蔓の下には金色に輝く小石があったもしかして砂金?


「あら、これは精気石ね」

 チャルメルはこの金色の小石を知っているらしい


「精気石?チャルメル、これはどういう物?」

「これは精気を溜める事が好きな妖精が作る精気の塊よ、この色なら結構な量の精気が貯まってるわね、その一粒で私が1年かけて摂る分はあるわね、もし、人がこれを飲めば精気を取り込んで病が治ると思うわ、健康な人なら精気のお陰でお腹が余り空かないと思う」


「へ~何だか便利そうな物だね」


「ただ、不思議なのが魔物化した妖精なら精気ではなく瘴気を集めるはずだから、落とすのは瘴気が塊になった瘴気石になるはずなのよどうなってるのかしら?」

 チャルメルは首をかしげる


「私としては正気に戻った妖精がいない事が凄く不思議ですけどね」


「やっぱり玄武もそう思う?どうしてドロップアイテムが落ちたのだろう?」

 ベル達は残ったのに……

 まぁ、これは考えても分からないや、今回色々出たドロップアイテムをアイテムボックスに収納さて、これからは億劫な登山、身体強化で多分余り疲れないと思うけど、気分的に嫌な感じになる、登山好きな人には怒られるかもしれないけど、私は元々アウトドア派では無い、好き嫌いの問題なのでどうしようも無い

「うん、一旦休憩にして鋭気を養おう」


 そう言うわけで昼食を兼ねて休憩にする、さっき手にいれた大鳥の肉を捌き今回食べる分(トランプカード大程)だけを切り取る、味が分かりやすい様に塩コショウを振って焼くだけにしてみる、肉厚なので皮からじっくり焼いていく、あとはご飯と野菜たっぷり味噌汁

 焼いた匂いからして美味しそう……ではいただきます!

 大鳥の肉はさっぱりとしていながらも瑞々しくジューシーで肉汁にタンパクな旨味が感じられる、美味しい!これなら色々アレンジ出来そう、満足な昼食の後はハチミツをかけたフルーツのデザート

 甘い物で心に潤いを持たせる、食休みにお茶を飲みながら山を見上げる、岩が剥き出しで所々に細くて頼りない木々があり恵みの山とは言い難い、よく見ていると少しキラキラしている部分がある、あれはなんだろう?


「ねぇ、朱雀あの少し光っているやつは何?」


「あ~、あれね、多分何かの金属だよ」


「え?何だか面白そう、ちょっと採ってみたいな、行く途中で採集出来る所に寄ってみて」


「分かったよ」

あんなにキラキラしてるなら金?もしくは銀?ちょっと期待しちゃう、だって女の子だもん


「あ、でも採ってもどんな金属なのか分からないや」

 はっきり言ってずぶの素人だから識別は無理だった


「金属ならば私が判別出来ますよ」

 白虎が頼もしい事を言ってくれる


「じゃあ、白虎鑑定お願いね」


「はい、承りました」

 億劫な登山だったけど、ちょっと意欲が出ちゃった、現金な自分だけどどんな理由でもやる気が出るなら良いじゃない(誰に言い訳してんだろ?)

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