⭕ バラ公園 2
──*──*──*── バラ苗販売所
マオ
「 うわぁ~~。
色んな種類のバラ苗が売られてるんだな。
咲いてる薔薇も有れば、蕾の薔薇も有るな 」
バラ苗には、どんな薔薇が咲くのか分かる様に薔薇の写真が付けられている。
値段は700円 ~ 3.000円で販売されている。
バラ苗って高くて3.000円もするんだな。
マオ
「 3.000円もするなんて信じられないな。
薔薇に興味無いオレでも吃驚するよ 」
セロフィート
「 此処で販売されてるバラ苗では1番高いですけど、もっと高い値段のバラ苗は有りますよ 」
マオ
「 マジかよ。
高い買い物なんだな 」
セロフィート
「 キノコンが厳選したバラ苗も有りますよ 」
マオ
「 何処に有るんだ?
それにしてもバラ苗を買う人って多いんだな。
凄い人気だな~~ 」
セロフィート
「 キノコンの選んだバラ苗は──、彼処ですね 」
マオ
「 殆んど買われてるな。
うわっ、2.000円と2.500円のバラ苗ばっかじゃんか 」
セロフィート
「 ふふふ…。
商売上手ですね 」
13時になると、rikoさんってバイオリン奏者の演奏が始まった。
美しいバイオリンの音色を聴きながら、薔薇を愛でる人達が増えて来ている。
バイオリン奏者のrikoさんは、薔薇好きで有名らしくて、“ バラまつり ” をイメージした洒落た衣装で演奏を披露している。
rikoさんを目当てに “ バラまつり ” に来てるファンも居るみたいだ。
セロフィート
「 マオ、演奏が終わったら帰りましょうか 」
マオ
「 うん。
セロ、帰る前にさ──、シュンシュンとキギナに土産を買っても良いかな? 」
セロフィート
「 どうぞ。
何を買ってあげます? 」
マオ
「 薔薇のコサージュを見付けたんだ。
お揃いで買おうかなって── 」
セロフィート
「 霄囹さんとキギナさんに御揃いのコサージュです? 」
マオ
「 うん。
シュンシュンとキギナには仲良くしてほしいんだよな。
シュンシュンにはさ、性別反転した時に使ってもらえたらな~~って 」
セロフィート
「 主人のマオが買うコサージュです。
きっと喜んで使ってくれるでしょう 」
マオ
「 そうだと良いな(////)」
オレは薔薇のコサージュを2点、買った。
此処では包装をしてもらえないから、帰りに《 100円ショップ 》に寄って、包装紙やリボンを買いたいと思う。
セロフィート
「 可愛いコサージュですね。
ワタシも女装したマオへプレゼントしましょう 」
マオ
「 買わなくて良いよ!(////)」
セロフィート
「 遠慮しないでください♪ 」
セロはオレが土産用にコサージュを買った後、1つコサージュを買った。
──*──*──*── 100円ショップ
《 バラ公園 》を出た後、帰宅する途中に《 100円ショップ 》に立ち寄った。
包装に必要な材料を買い終えた後、《 100円ショップ 》を出ると、けたたましい音を鳴らしながら4台もの救急車が目の前の道路を走り去って行った。
マオ
「 うわっ!
セロ、今のって救急車だよな!
4台も続けて走ってるの初めて見たよ!
何処へ向かったんだろうな? 」
セロフィート
「 あの先は《 児童保護施設 》が在りますね 」
マオ
「 《 児童保護施設 》で何か起きたのかな? 」
セロフィート
「 さて、どうでしょう。
《 児童保護施設 》は在りますけど、《 児童保護施設 》で事故や事件が起きたとは限りませんよ 」
マオ
「 確かにな…… 」
セロフィート
「 犯罪天国都市ですし、事故も事件も何処かで起きてます。
気にしない事です 」
マオ
「 そだな…… 」
《 100円ショップ 》から《 裏野ハイツ 》へ帰る道中に、白バイやパトカーを何台か見掛けたし、消防車も見掛けた。
マンションの近くには子供達が利用する《 公園 》が在る。
その公衆トイレの前で、お巡りさんが大人達と一緒に何かをしている。
マオ
「 泣いてる子供が居るな。
覗き被害でも受けたのかな? 」
セロフィート
「 あれは子供が知らない男に公衆トイレへ連れ込まれて、悪戯をされていた所を発見され、通報された後です。
男が取り押さえられているでしょう 」
マオ
「 何で離れてるのに分かるんだよ 」
セロフィート
「 古代魔法です。
悪戯をされたのは泣いている男児ですよ 」
マオ
「 えっ?
男が犯人なんだろ?
被害者は女児じゃないのか? 」
セロフィート
「 最近は男児も女児も関係無く、公衆トイレへ連れ込まれ、悪戯をされる子供が多いですよ 」
マオ
「 えぇっ!?
男が男児に悪戯……。
じゃあ、女が女児に悪戯する場合も有るって事かよ? 」
セロフィート
「 そうですね。
無知で理解力の乏しい弱者の子供を狙い、悪戯をする場面を録画した動画をネットで販売し、お小遣い稼ぎに走る大人は意外と多いですよ 」
マオ
「 マジかよ……。
子供を安心して外で遊ばせられない親が増えそうだな。
公衆トイレで子供が大人の被害に遭う場所に使われるなんて──。
世も末だな 」
セロフィート
「 マンションにもキノコンを売り込めますね 」
マオ
「 ははは……。
でもさ、キノコンの目が光ってれば、子供に悪さをする大人を減らせるかも知れないよな。
キノコンを信頼して依存してくれる子供や親が増えるだろうし 」
セロフィート
「 また忙しくなります 」
マオ
「 そだな── 」
道路を挟んで《 裏野ハイツ 》が見える。
横断歩道から離れた場所に《 裏野ハイツ 》が在るから、横断歩道を渡ったら、かなり歩かないといけない。
横断歩道に向かってセロと一緒に歩いていると、横断歩道に並んでいる人達を狙ったかの様に、大型のワゴン車がバックで突っ込んで来た?!
横断歩道に並んでいた歩行者達が数人が轢かれてしまう光景を目撃してしまった!!
更に、大型のワゴン車は他の歩行者達も轢こうとしてバックで暴走した後、道路を逆走して走り去って行った。
マオ
「 え…………何だったんだよ??
バックで車が突っ込んで来た?? 」
セロフィート
「 これは一大事ですね。
110番,119番へ通報しないといけませんね 」
マオ
「 セロは通報する気はないんだな…… 」
セロフィート
「 当たり前です。
マオが通報しても良いですよ。
別の横断歩道へ移動しましょう 」
マオ
「 う、うん…… 」
無事な歩行者は誰もがスマホを使い、パシャパシャと写メを撮ってはいるけど、通報をしている人達は居ないみたいだ。
仕方無いから、オレが110番,119番に通報を入れる事になった。
目の前に《 裏野ハイツ 》が在るってのに、別の横断歩道を渡らないといけなくなったから、帰りが遅くなる羽目になった。
横断歩道に並んでる人達をバックで突っ込んで轢いた大型のワゴン車の運転主を捕まえないと、オレの気が収まらないよっ!!
マオ
「 セロ──、轢き逃げした犯人を捕まえられないか? 」
セロフィート
「 犯人なら直ぐに捕まります。
楽しみにしていましょう 」
マオ
「 お…おぅ…… 」
歩きながら 110番と119番へ通報したオレは、セロと一緒に別の横断歩道を目指して移動した。
◎ 訂正しました。
オレが 110番,119番に通報を ─→ オレが110番,119番に通報を




