↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
482/508

⭕ バラ公園 2


──*──*──*── バラ苗販売所


マオ

「 うわぁ~~。

  色(いろ)んな種類のバラ苗が売られてるんだな。

  咲いてる薔薇も有れば、蕾の薔薇も有るな 」


 バラ苗には、どんな薔薇が咲くのか分かる様(よう)に薔薇の写真が付けられている。


 値段は700円 ~ 3.000円で販売されている。


 バラ苗って高くて3.000円もするんだな。


マオ

「 3.000円もするなんて信じられないな。

  薔薇に興味無いオレでも吃驚するよ 」 


セロフィート

「 此(こ)処(こ)で販売されてるバラ苗では1番高いですけど、もっと高い値段のバラ苗は有りますよ 」 


マオ

「 マジかよ。

  高い買い物なんだな 」


セロフィート

「 キノコンが厳選したバラ苗も有りますよ 」


マオ

「 何(ど)処(こ)に有るんだ?

  それにしてもバラ苗を買う人って多いんだな。

  凄い人(にん)気(き)だな~~ 」


セロフィート

「 キノコンの選んだバラ苗は──、彼処(あそこ)ですね 」


マオ

「 殆(ほと)んど買われてるな。

  うわっ、2.000円と2.500円のバラ苗ばっかじゃんか 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  商売上(じょう)手(ず)ですね 」


 13時になると、rikoさんってバイオリン奏者の演奏が始まった。


 美しいバイオリンの音(ね)色(いろ)を聴きながら、薔薇を愛(め)でる人達が増えて来(き)ている。


 バイオリン奏者のrikoさんは、薔薇好(ず)きで有名らしくて、“ バラまつり ” をイメージした洒(しゃ)落(れ)た衣装で演奏を披露している。


 rikoさんを目(め)当(あ)てに “ バラまつり ” に来(き)てるファンも居(い)るみたいだ。


セロフィート

「 マオ、演奏が終わったら帰りましょうか 」


マオ

「 うん。

  セロ、帰る前(まえ)にさ──、シュンシュンとキギナに土産(みやげ)を買っても良(い)いかな? 」 


セロフィート

「 どうぞ。

  何(なに)を買ってあげます? 」


マオ

「 薔薇のコサージュを見付けたんだ。

  お揃いで買おうかなって── 」


セロフィート

「 霄(しょう)囹(れい)さんとキギナさんに御揃いのコサージュです? 」


マオ

「 うん。

  シュンシュンとキギナには仲良くしてほしいんだよな。

  シュンシュンにはさ、性別反転した時(とき)に使ってもらえたらな~~って 」


セロフィート

「 主人(あるじ)のマオが買うコサージュです。

  きっと喜んで使ってくれるでしょう 」


マオ

「 そうだと良(い)いな(////)」


 オレは薔薇のコサージュを2点、買った。


 此(こ)処(こ)では包装をしてもらえないから、帰りに《 100円ショップ 》に寄って、包装紙やリボンを買いたいと思う。


セロフィート

「 可愛いコサージュですね。

  ワタシも女装したマオへプレゼントしましょう 」


マオ

「 買わなくて良(い)いよ!(////)」


セロフィート

「 遠慮しないでください♪ 」


 セロはオレが土産(みやげ)用にコサージュを買った後(あと)、1つコサージュを買った。






──*──*──*── 100円ショップ


 《 バラ公園 》を出(で)た後(あと)、帰宅する途中に《 100円ショップ 》に立ち寄った。


 包装に必要な材料を買い終えた後(あと)、《 100円ショップ 》を出(で)ると、けたたましい音(おと)を鳴らしながら4台もの救急車が目の前(まえ)の道路を走り去って行った。


マオ

「 うわっ!

  セロ、今のって救急車だよな!

  4台も続けて走ってるの初めて見たよ!

  何(ど)処(こ)へ向かったんだろうな? 」


セロフィート

「 あの先(さき)は《 児童保護施設 》が在りますね 」


マオ

「 《 児童保護施設 》で何(なに)か起きたのかな? 」


セロフィート

「 さて、どうでしょう。

  《 児童保護施設 》は在りますけど、《 児童保護施設 》で事故や事件が起きたとは限りませんよ 」


マオ

「 確(たし)かにな…… 」


セロフィート

「 犯罪天国都市ですし、事故も事件も何(ど)処(こ)かで起きてます。

  気にしない事です 」


マオ

「 そだな…… 」


 《 100円ショップ 》から《 裏野ハイツ 》へ帰る道(どう)中(ちゅう)に、白バイやパトカーを何(なん)台(だい)か見掛けたし、消防車も見掛けた。


 マンションの近くには子供達が利用する《 公園 》が在る。


 その公衆トイレの前(まえ)で、お巡りさんが大人達と一緒に何(なに)かをしている。


マオ

「 泣いてる子供が居(い)るな。

  覗き被害でも受けたのかな? 」


セロフィート

「 あれは子供が知らない男に公衆トイレへ連れ込まれて、悪(いた)戯(ずら)をされていた所を発見され、通報された後(あと)です。

  男が取り押さえられているでしょう 」


マオ

「 何(なん)で離れてるのに分かるんだよ 」


セロフィート

「 古代(エンシェント)魔法(マジック)です。

  悪(いた)戯(ずら)をされたのは泣いている男児ですよ 」


マオ

「 えっ?

  男が犯人なんだろ?

  被害者は女児じゃないのか? 」


セロフィート

「 最近は男児も女児も関係無く、公衆トイレへ連れ込まれ、悪(いた)戯(ずら)をされる子供が多いですよ 」


マオ

「 えぇっ!?

  男が男児に悪(いた)戯(ずら)……。

  じゃあ、女が女児に悪(いた)戯(ずら)する場合も有るって事かよ? 」


セロフィート

「 そうですね。

  無知で理解力の乏(とぼ)しい弱(じゃく)者(しゃ)の子供を狙い、悪(いた)戯(ずら)をする場面を録画した動画をネットで販売し、お小遣い稼ぎに走る大人は意外と多いですよ 」


マオ

「 マジかよ……。

  子供を安心して外(そと)で遊ばせられない親が増えそうだな。

  公衆トイレで子供が大人の被害に遭う場所に使われるなんて──。

  世も末(すえ)だな 」


セロフィート

「 マンションにもキノコンを売り込めますね 」


マオ

「 ははは……。

  でもさ、キノコンの目が光(ひか)ってれば、子供に悪(わる)さをする大人を減らせるかも知れないよな。

  キノコンを信頼して依存してくれる子供や親が増えるだろうし 」


セロフィート

「 また忙しくなります 」


マオ

「 そだな── 」


 道路を挟んで《 裏野ハイツ 》が見える。


 横断歩道から離れた場所に《 裏野ハイツ 》が在るから、横断歩道を渡ったら、かなり歩かないといけない。


 横断歩道に向かってセロと一緒に歩いていると、横断歩道に並んでいる人達を狙ったかの様(よう)に、大型のワゴン車がバックで突っ込んで来(き)た?!


 横断歩道に並んでいた歩行者達が数(すう)人(にん)が轢(ひ)かれてしまう光景を目撃してしまった!!


 更に、大型のワゴン車は他(ほか)の歩行者達も轢(ひ)こうとしてバックで暴走した後(あと)、道路を逆走して走り去って行った。


マオ

「 え…………何(なん)だったんだよ??

  バックで車が突っ込んで来(き)た?? 」


セロフィート

「 これは一(いち)大(だい)事(じ)ですね。

  110番(警察),119番(救急)へ通報しないといけませんね 」


マオ

「 セロは通報する気はないんだな…… 」


セロフィート

「 当たり前(まえ)です。

  マオが通報しても良(よ)いですよ。

  別の横断歩道へ移動しましょう 」


マオ

「 う、うん…… 」


 無事な歩行者は誰もがスマホ(スマートフォン)を使い、パシャパシャと写(しゃ)メを撮(と)ってはいるけど、通報をしている人達は居(い)ないみたいだ。


 仕方無いから、オレが110番(警察),119番(救急)に通報を入(い)れる事になった。


 目の前(まえ)に《 裏野ハイツ 》が在るってのに、別の横断歩道を渡らないといけなくなったから、帰りが遅くなる羽目になった。


 横断歩道に並んでる人達をバックで突っ込んで轢(ひ)いた大型のワゴン車の運転主を捕(つか)まえないと、オレの気が収まらないよっ!!


マオ

「 セロ──、轢(ひ)き逃げした犯人を捕(つか)まえられないか? 」


セロフィート

「 犯人なら直(す)ぐに捕(つか)まります。

  楽しみにしていましょう 」


マオ

「 お…おぅ…… 」


 歩きながら 110番(警察)と119番(救急)へ通報したオレは、セロと一緒に別の横断歩道を目(め)指(ざ)して移動した。

◎ 訂正しました。

  オレが  110番(警察),119番(救急)に通報を ─→ オレが110番(警察),119番(救急)に通報を

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。