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✒ 少年陰陽師★平安幻想異聞録 8


──*──*──*── 12月27日


──*──*──*── 午前4時


マオ

「 ──ふぅ…………長かった。

  えらく長かった……。

  日付を過ぎちゃったよ!

  昨日きのうの8時から始めて、もう朝の4時だよ…。

  20時間もとおしでやってるよ… 」 


 睡眠時間を取らない代わりに、セロからなんも口移しで〈 (原質)(みなもと) 〉を吹き込んでもらいながら、20時間も頑張った!

 試練の洞窟の[ ダンジョン ]に入って〔 攻略 〕を始めたのはさくの21時ぐらいだから、7時間をダンジョン攻略にいそしんでいだわけだ。


 現在は漸く到着した最深部で、隠しボスを倒し終えたところだ。

 くそぅ、むちゃくちゃ強かったぞ!!

 8体の式神のLVレベルは平均的に上げたからLVレベル46 ~ 49になっている。

 頑張ったよ、オレぇ!!


 ちなみに式神との信頼度はMAXマックスになった。

 こう属性の式神を欲しい所だけど、先ずは8体のLVレベルを51に上げてからだ!

 一寸ちょっとだけ欲を出して50から51に上げた。


マオ

「 そうだ!

  隠しボスを倒せたかられいを作る専用の道具をゲット出来るんだよな? 」


セロフィート

「 ツヅラを開けましょう 」


マオ

「 うん! 」


 隠しボスが残したツヅラの[ check ]を選択して、ツヅラを開けたら玉手箱みたいな箱が入っていた。

 れい専用道具が非消耗品のアイテム欄に追加された。


マオ

なにか入ってる?? 」


 れい専用道具の下に小さなツヅラが入っている。

 小さなツヅラの[ check ]を選んで開けてみる。

 数珠が入っていた。


マオ

なんで数珠?? 」


セロフィート

「 隠しボスとなんでも戦える数珠です。

  平安時代の試練の洞窟でも隠しボスと戦えるようになる隠しアイテムです 」


マオ

「 隠しボスに隠しアイテム!

  7時間の苦労がむくわれた気分だよ!

  やったぁ!! 」


セロフィート

「 [ セーブ ]をして一旦、地下99階へ戻りましょう。

  地下100階へ下りると隠しボスが復活してます。

  ザコ妖魔を倒すより、経験値の多い隠しボスを倒した方が効率がいです。

  短時間でLVレベル51に上げれます 」


マオ

「 分かった。

  よ~~し、隠しボスを倒しまくって、LVレベル51に上げるぞ!! 」


──*──*──*── 午前7時


 2時間後、8体の式神のLVレベル上げが終わった。

 8体とも無事にLVレベル51まで上げる事が出来た。

 LVレベル上げって大変な作業だな…。

 でも、これで当初の目標を達成する事は出来た。

 ちゃんと[ セーブ ]もしたし、[ キャンプ場 ]に戻って[ キャンプ ]しよっと!

 れいも作りたいしな!


マオ

「 セロ、[ キャンプ場 ]でれいって作れるよな? 」


セロフィート

れいがあれば、平安時代の戦闘が有利になります。

  現代にあいだに作ってしまいましょう 」


マオ

「 うん! 」


セロフィート

ついでに、棋力も上げておきましょう。

  平安時代では大妖怪と妖魔王と囲碁対決をしなければいけません。

  現代で上げていれば、多少はラクです 」


マオ

「 そう言えば……。

  すっかり忘れてた!

  でもさ、で囲碁が打てるんだ? 」


セロフィート

「 陰陽院に戻ったら教えます。

  先ずはれいを作りましょう 」


マオ

「 だな! 」


──*──*──*── 午前10時


 [ ダンジョン ]の最深部から[ キャンプ場 ]に戻って、れいを作り始めて3時間が経った。

 れいを作るたびほうりきを消耗するから、作っては寝る,作っては寝る,作っては寝るの作業を繰り返した。

 じゅを作るときほうりきを一切使わないからラクに作れるのに、れいを作るには手間が掛かるし骨も折れる。


 なにはともあれ、作れるれいは全部作ったし、全種類99個にした。

 頑張ったよ、オレぇ!!

 飛ばされた平安時代で苦労しない為に頑張ったよ、オレぇ!!

 ちゃんと[ セーブ ]して、試練の洞窟から出たら陰陽院へ戻った。


マオ

「 えぇと次は平安時代の囲碁対局にそなえて棋力を上げるんだったよな?

  に行けばいんだ? 」


セロフィート

「 先ずは中庭へ行きましょう。

  〔 散策 〕で池へ向かいます 」


マオ

「 分かった 」


 オレはステータス画面に切り替えて、転移陣を使って中庭へ移動した。

 [ 中庭 ]〔 散歩 〕〔 散策 〕が追加されている。

 〔 散策 〕を選んで池を探す。

 [ 池 ]〔 入る 〕が出ている。

 なるでなにかに導かれているみたいだ。

 まっ、ゲームだもんな~~。


 〔 入る 〕を選ぶとドット絵のシュンシュンが池の中に入る。

  池の中で古びた碁盤を見付けた。

  古びた碁盤はアイテム欄に追加された。


マオ

「 …………なんで池の中に碁盤があるんだよ? 」


セロフィート

「 ゲームですから♪

  〔 散歩 〕をして出会った相手にアイテムを渡しましょう 」


マオ

「 アイテムぅ?

  なにを渡せばいんだ? 」


セロフィート

「 血痕の付いたタロットカードです。

  所持しているでしょう? 」


マオ

「 持ってはいるけど…。

  まぁいいや、血痕の付いたタロットカードなんて不気味なヤツ、らないしな! 」 


 〔 散歩 〕を選んで、散歩をしていると私服の女に出会う。

 会話から落としたタロットカードを探しているようだ。

 に落としたのか分からず気落ちしている様子だ。

 それで血痕の付いたタロットカードなのか。

 だけど、なんで血痕の付いたタロットカードなんだろうな??


 兎に角、オレはステータス画面に切り替えて、血痕の付いたタロットカードを選んで、私服の女に手渡した。

 私服の女から御礼を言われて、感謝される。

 ほんに血痕の付いたタロットカードでかったみたいだ。

 ………………一寸ちょっと怖いな…。

 陰陽院のかで殺害事件とか起きてないよな??


 私服の女は「 御礼です 」と言ってかの鍵をくれた。

 の鍵だろう??

 私服の女の話では、すれ違った陰陽師からスッた鍵らしい。

 スッた??

 どうやら私服の女は、手付きの悪い人みたいだ。

 お巡りさん!!


 私服の女は嬉しそうに中庭からなくなった。

 の鍵かも分からない鍵を貰ってもなぁ……。


セロフィート

「 マオ、ステータス画面で非消耗品のアイテム欄を確認してください。

  の鍵か分かります 」


マオ

「 お、おぅ 」


 ステータス画面で非消耗品のアイテム欄を確認すると、説明文に「 ほうもつの鍵 」と出ている。

 あの私服の女は、ヤバい場所の鍵を陰陽師からスッていたらしい。

 でもなんでだ??


マオ

「 こんな形でほうもつの鍵を手に入れる事になるなんてな… 」


セロフィート

「 マオはなんもスリや万引きを成功させてます。

  本来なら『 拾った鍵なんです。私の代わりに返しいただけますか? 』と言われて手渡されます。

  主人公の行動で、モブキャラの台詞が変更されるようになってます 」


マオ

「 シュンシュンがスリと万引きの常習犯になっちゃってるから?!

  罪悪感が半端ない!! 」


セロフィート

「 早速、ほうもつへ行きましょう。

  ほうもつでアイテムを入手すれば、囲碁を打てるようになります 」


マオ

「 囲碁の棋力を上げる為だなもんな…。

  はぁ……此方こっちの気が重くなっちゃったよ…… 」


 中庭を出るとシュンシュンから「 ほうもつへ行ってみるか 」って台詞が出る。

 「 鍵を返しに行こう 」とは言わないんだな。

 画面の中のシュンシュンは立派な犯罪者に育っちゃったみたいだ。

 うん、オレがしちゃったんだよな……。

 御免な、シュンシュン──。

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