学校の日常①
~翌朝~
「さて、学校行こうか」
学校支給のメビウスを使用して学校にアクセスする
『メビウスシステムを起動します。神経信号正常。バイタル正常。神経信号を電脳空間へ転送します。5.4.3.2.1.0』
「アクセス完了っと」
「おん?庄司かおはよう」
話しかけてきたのは輝山 蒼天
それなりに仲がいい友達
「おはよう」
「お前がこの時間って珍しいな」
「ちょっと昨日の宿題にてこずってね」
「ゲームしてたとかじゃないのかよ。この優等生が」
ジト目でこちらを見てくるそら
「そろそろ先生来るよ」
「まあいいか、昼休みはなそーぜ」
「はいよ」
~昼休み~
「それで、庄司お前最近ゲームなんかやってるか?」
なんとタイムリーな......
「昨日始めたけど」
「おお!まじかどんなゲームだ?」
「グライディオ」
そういったとたんそらが固まった
手を目の前で振っても、顔をたたいても反応しない
少し経ったらまた動き出した
「お前、グライディオって......スペック的に新型でしかプレイできないゲームじゃん」
「誕生日でもらった」
「まじか誕生日でポンと渡せるような金額じゃないぞ?......うらやましい」
「そこの二人は何の話をしているのかな?」
「わっユイさん!」
ユイ先生というのは俺のクラスの担任。
若いからかなのか、年齢の高い先生より距離感が近くよく生徒たちに近づいていろんな話をしている。
最近の事にも敏感で、ほとんどの話についてきてくれる
そのせいからか生徒からは人気がある
容姿も年齢の割に幼く親しみやすい
親しみやすいがゆえにみんなからはユイさんだったり女子からはユイちゃんだったりと呼ばれている
本人は先生と呼んでもらいたいらしいが、見た目のせいで全く先生感は出ていない
ちなみに学校はメビウスでアクセスするが、こういった公共的な場所での身体的なデータの差し替えは法律で禁止されているため、アクセス先での見た目が現実での見た目となる
「ゲームの話です、僕がグライディオをしてるって話」
「へー庄司君はグライディオをやってるのかー先生ね?実は学校のオンラインゲーム安全保護係を引き受けちゃって、グライディオの見回りをすることになっちゃったんだ~」
「え、ちょっと待って先生、安全保護係って何です?初耳」
「えっとねー安全保護って名目で先生たちがそれぞれのゲームに入ってー最近の生徒がどんなゲームに入ってるかを見学しながら日頃のストレスを発散!」
そういいながらこぶしを前に突き出して可愛い笑顔でいう先生
いやそれっていいん?
「それっていいんですか?」
「名目上安全保護だから学校からお金が出るよー、月一レポートをきちっと出せば監査は入らないからねー」
「ゆるい......」
「そうだねー、ところで先生の安全保護の開始日は今日からなんだけど~よかったら庄司君ゲームのこと教えてくれない?」
わー言い放ったよこの教師それでいいのか本当に!?てかこれ一部のユイちゃん過激派に殺されないかな俺
「先生がいいならいいんですけどそれって大丈夫なんですか?」
そういうと先生はあごに指をあて首をかしげて少し考えた後んー大丈夫といった
「ゆるい......分かりました。俺も始めたばっかりなんでそんなに教えることはできないですよ」
「大丈夫大丈夫。そのほうがずっと一緒に居れそうだし」
この人これ天然で言ってるんだよな?!怖え!そしてそらの顔も怖え!こっちみんな!睨むな!
「それじゃあプレイヤーネーム教えておくんで今日帰ってゲームに入ったらフレンドをそれで検索してください。プレイヤーネームはライデル・オーウェンです」
「おおーなんかカッコいい名前だね?」
「1.2世紀ほど前の英国紳士をイメージした名前です」
そういうと先生はなるほどーといって名前をメモして、それじゃあ今日の放課後ね!といって去っていった
「はぁーいいよなぁお前」
「そうは言ってもなぁ……」
「ユイさんと遊べるとか過激派が知ったらお前殺しにかかるぞ」
「だよなーこのことは黙っといてくれ」
「それじゃあユイさんのゲーム内スクショ5枚な」
「それはちょっと欲望丸出し過ぎないか……まあわかったよ」
「なんか今の漫画でよく見る昔の学生っぽいやり取りだったな!」
「だな」
「「……ふふっはははははははは」」
今日の昼休みは二人で笑いあって終わった
今回は学校の様子を書きました。
なんか恋愛発展しそうですが絶対にしません。しないったらしないんです。
次の話から先生ことユイちゃんがゲームに参戦します。
どんな風に描こうかはもう決めてるので次の投稿も早いと思います
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