ユイちゃん先生参戦!
はい。というわけで先生参戦です
今回は二人きりの話ですが近いうちに三人目出すと思います。
絶対色恋沙汰には発展させないんだからねっ!フラグじゃないからねっ!
まあここからは真面目モードに戻りまして、今回はそれなりに文章力が戻ってきた気がします。
毎回書く時のコンディションによって語彙力と文章力が上下します。そこはどうか大目に見ていただきたいです。それでは第8話お楽しみください
学校が終わり、アクセスを終了する
「しまった...学校でどの時間に入ってるか聞くのを忘れてしまった……仕方ない学校の宿題でもしながら待つか。グライディオ内でもメビウスの共通ファイルボックスは使えたはずだし」
グライディオの入っているメビウスを起動して、グライディオにアクセスする
ログインすると、昨日ログアウトした中央広場に出た
やはりこの格好が珍しいのか注目はされた
ログインと同時にオズワルドも出てきて自慢の脚力で肩まで這いあがってきた
昨日掲示板を読んだベンチに座りさすがに邪魔なのでオズワルドも座らせてニンジンを与えておく
その間に俺は宿題をすることにした
宿題を終えると、時間は50分ほどたっていて
間3回ほどオズワルドにニンジンを催促された
そういえばふと思ったのだが
このゲームは満腹度はどうなっているのだろうか?
ある程度アップデートの進んであるゲームであれば満腹度という概念があるのはほとんどのはずだが......
そう思ってステータスを見ると、下のほうに満腹度のバーを見つけた
満腹度のバーは残り8%ほどになっていた。
昨日のクエストでさほど動いていなかったのが幸いだったのか、空腹で倒れるようなことにはならなさそうだ
「しかし何か食べられるものは......昨日買ったりんごが一つだけ...」
りんごを取り出し、食べようとすると、服の裾を引っ張る感覚があった。
むろんオズワルドである
オズワルドもこのりんごを食べたいということらしい。
しかしこれをオズワルドにあげてしまえば俺はここで行き倒れてしまうことになる
かといってこのりんごを真っ二つに切れる道具もな......仕込み杖......
少し行儀が悪いが、仕込み杖でりんごを切らせてもらおう
「オズワルドこのりんごを宙に投げていただけますか?」
俺は杖をもってオズワルドに合図をする
オズワルドがりんごを投げた瞬間仕込み杖を抜いて
りんごを下から上へ二つに切った
落ちたリンゴはオズワルドが華麗にキャッチした
周りの通行人もこのおかしな行動に気が散ったようでこちらを奇怪なものを見るような目でちらちらと見ていた。
それもそうだろう。ウサギと紳士がりんごのために往来のど真ん中で曲芸のようなことをしているのである
気にならないはずがない
「おぉーすごい!」
そしてそれを横を通りがかった女性がまじまじと見ていたようで拍手をしていた
しかし声と顔は身覚えのあるものだった
俺は人違いをする覚悟で聞いてみた
「失礼ながらお聞きしますが......ユイ先生でしょうか?」
それを聞いてその女性は不意を突かれたような顔と声をして俺をじっと見た
「ふえ?……うそ?!えっと......もしかして庄司君......?!背高いし声も渋いよ......?!確かに顔は庄司君だけど!」
「先生、失礼ながらここはゲームですよ?」
そういうと先生はあー確かにね!といった
切り替えの早い人である
「でもなんか言葉遣いは丁寧だね?」
しかし教師自慢の鋭さは失わず
というかこの言葉遣いの丁寧さは誰でも違和感を持つか
「ええ、これは紳士という職業のスキルでして」
「そっかーあ、そういえばなんでりんごきってたの?」
そういえば......そう思ってステータスを見てみると満腹度は残り6%
もうかまっている暇はない。恰好など気にせずりんごにかじりついた。
りんごを食べた後の満腹度は17%
落ち着いたとはいえまだ安心できる値ではない
「もしかして、あーと、えーと、そうそう!オーウェン君はおなかすいてるのかな?」
「ええまあ、お恥ずかしながら......」
「それじゃあどこか行く?」
「分かりました。しかし女性に先頭を歩かせることはできません。私が一度友人に連れていっていただいた喫茶店に行こうと思うのですがいいでしょうか?ここからさほど遠くもありませんし」
「うんそれでいいよ~」
先生この言葉遣いへの適応早いな
というわけで俺がトーヤに連れていいってもらった喫茶店へ行くことに
「そうですか、ではまいりましょう」
先生を連れて喫茶店に歩いていく。先生は同中観察するように周りをきょろきょろしながら歩いていた
入ると、この前の席が空いていたのでそこに座ることにした
さりげなく先生を先に座らせ自分は後に座る
「ご注文は何になさいますか?」
「それでは私はサンドイッチと、紅茶を、先生は何にいたしましょう?」
「んーとジュースで!」
なんともまあ子供らしい注文
それはそれでかわいげがあっていいんだけど
「それでは彼女にはオレンジジュースをいただけますか?」
「かしこまりました」
「それでは先生注文が来るまで、少しお話をしましょうか」
そういうと先生は少しムーっとした様子で言ってきた
「学校では先生って呼んでほしいけど、ゲームの中ではプレイヤーネームで呼んでほしいなー」
ああなるほどそうだったのね
確かにゲームではプレイヤーネームで呼ぶのがマナーだ
「そうですか、ではプレイヤーネームを教えていただけますか?」
「おっけー私のプレイヤーネームはユイちゃん先生!です!」
いや先生入ってるしー
かわいくいったけど思いっきり先生入ってるよー
「先生入ってるじゃないですか......分かりました。これからはユイ先生と呼ばせていただきます。さすがにちゃん付けはできないので」
そういうと先生はどこか納得いかないといった表情でしぶしぶ了承した
「むー仕方ないなぁ。それじゃーオーウェン君のことは、オー君って呼ばせてもらうね!」
オー君って......まあ先生がいいならいいんだけどね。
「ご注文のサンドイッチと、紅茶、オレンジジュースでございます。それではどうぞごゆっくり」
「ありがとうございます」
ここからはサンドイッチを食べながら話すことにした
「私ね見回り係になっちゃったって言ったけど、ほんとはうれしかったんだぁ。また昔みたいにゲームできるーってね。オー君はどうしてこのゲームを始めたのかな?」
「誕生日のプレゼントですね。」
それを聞いて先生はなるほどねーといってジュースを飲み始めた
何も知らない人がユイ先生を見るとただの女子高生に見えるだろう
実際俺も初めて先生が担任だと知ったときは、何かの間違いではないかと疑ったものだ
今でこそ人気のある先生だが最初は多くの生徒にからかわれていたようだ
「ユイ先生は職業は何にしたんですか?」
「もちろん教師だよ!第二職業は彫金師だねー」
流石ユイ先生。ゲームであっても教師魂は健在である。
教師には見えないけど
でも第二職業彫金師ってどういうチョイス?
人の決めたことにあれこれ言う気はないけど面白い組み合わせである
「そういうオー君はどんな職業なのかな?あ、紳士なのは知ってるよ?」
「私は紳士と、第二職業に暗殺者を選びましたね」
「わお、クラスのまじめちゃんが暗殺者とは!日頃のうっぷんでも晴らしたくなっちゃったかな?相談なら先生がいつでも乗ってあげるのに」
「そういうことじゃないんですけどね。理由はまたおいおい。サンドイッチも食べ終わったことですし、会話に話を咲かせるのも一興ですが先生も教師という身でしょう。職業柄時間がないでしょうから、早めにできることは済ませておきましょう」
「そんな気遣いまでしちゃうか君は~それはそれでうれしいんだけどね♪」
そういって席を立ち二人で喫茶店を後にした
せんせ...ユイ先生は少しルンルン気分だった
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