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81 エルフの里 偽物

 そろそろ、執筆できる限界が近づいてきました。

 俺達はエルフの里にある、宝庫のある建物の外にいます。


 ただ今のメンバーが、俺と、女神7人と、妖精マツカと、エルフのフルちゃんと、長老をコピーしたエルフのルフちゃんです。


 フルちゃんは、黒ハイレグビキニ姿です。

 長老ルフちゃんが、白ハイレグビキニ姿です。

 とても愛らしく、目の保養になります。


 そういえばさ?

 フルちゃん。しゃがんでると、貴重な黒ハイレグビキニ姿が台無しだよ?

 ルフちゃんを見習って、もっと胸張って生きようよ?

 長老ルフちゃんを見てみると、10歳位の容姿で、薄いピンク色の髪をした褐色エルフが、白ハイレグビキニ姿で、胸を張ってリラックスポーズを決めています。

 フルちゃんは、さっき宝庫の中に居たような状態で、地べたにぺたんと座り、恥ずかしそうに腕で身体を隠しています。

 早くしないと置いて行くよ?

 しょうがないなぁ。


「フルちゃんとルフちゃんの、着る服ってある?」

 

 俺は女神達に聞いて見ます。


「こんな事もあろうかト! 2人分の服を用意してありまス!」

「マジちゃん、流石だね! ありがとう! ちなみにルフちゃん? あんまり目立つような姿や、行動って控えて貰えるかな? 目立ちたくないからさ?」

「分かった。ワシ、気を付けるよ」


 マジちゃんが二人の服を用意すると、俺は長老ルフちゃんにお願いします。

 長老ルフちゃんは、白ハイレグビキニ姿で両腕を上げながら、フロントダブルバイセップスを決めて答えます。

 マジちゃんマジ優秀だわ。

 一体、どんな事を想定してたのだろうか?

 気になりましたが、考えるのを止めます。


 俺はフルちゃんと、ルフちゃんに、洋服を渡します。

 あまり目立つと強敵ともが現れちゃうよ?

 そうならない為にも、目立たないように行動しないとね!

 フルちゃんとルフちゃんは、ハイレグビキニの上に街人の服を着ました。

 

 てかさ? フルちゃん居なくなったら、誰がエルフの里で、宝庫を開錠するんだろ?

 手っ取り早く、マジちゃんの魔法でフルちゃんコピーして、エルフの里に配置すればいいかな?

 よーし、そうと決まればマジちゃん、フルちゃんコピーしてこの里に置こうかな?


「マジちゃん、フルちゃんを転写魔法で増やして貰っていい? コピーしたフルちゃんをこの里に置くからさ?」


「了解でス!」


 俺はマジちゃんに、転写魔法を頼みました。

 コピーしたフルちゃんを、この里に配置します。。

 マジちゃんは、フルちゃんのコピーを作成していきます。


「出来ましタ」


 マジちゃんは、転写魔法が終わり答えます。

 コピーされたフルちゃんが出来ました。


「それじゃ、コピーされたフルちゃん? 宝庫開錠の役割、頼んでいいかな?」

「嫌です! 私もアキラ様と一緒に旅がしたいです!」

「ええ!?」


 俺はコピーしたフルちゃんに、宝庫の開錠を頼みますが、拒否されます。

 どういうことですか?

 第六の力かな?


 今まで、マジちゃんの魔法でコピーしてきた『人達?』は、拒否反応とか起こさなかったのにね?

 なんでフルちゃんに限って、拒否反応起こすんだろう?

 よく分かりません。

 瓜二つのフルちゃんが二人いて、どっちが本物のフルちゃんか、分からなくなりました。

 女神に聞けば一発で分かるんだけど、俺だけで違いが分からないと、後々困るような気がするからなぁ。

 たまには自分で考えるか。


 どっちが本物のフルちゃんなんだろう?

 こういう場面って、昔話でさ? 本物と偽物の母親が、子供の親権を争っているのを見かねた将軍様が、機転を利かせて。子供を引っ張り合いして、子供を手にした母親が、親権を貰えるって話があったよなぁ。本物の母親と偽物の母親が、子供を引っ張り合って、子供が「痛い」って言った後に、手を離した方が、将軍様の判断で親権を貰えるって話だったかな? 本物の母親は、実の子供を愛する気持ちがあったからこそ、引っ張り合いの最中に、子供の体を思い、自分の手を離したんだね。その昔話と同じように、俺を、フルちゃん同士に、引っ張りあいしてもらえばいいかな? ……駄目だ、俺、死んじゃう! Lv1の俺を、Lv450のフルちゃん同士で、引っ張られあったら、真っ二つに引き裂かれちゃうよ! 愛や譲り合う心っていうか、相手を思いやる気持ちが少々欠けているフルちゃんに、昔話みたいに、手を放す行為ができるだろうか? 無理だな。危険な真似できないし命は一つだからね? 何か、違う方法があればいいけど、なんかないかなぁ。よし、こうしようか! 


「二人のフルちゃん? 今から俺の似顔絵描いてもらえるかな? 俺をカッコよく描けた方を、一緒に連れて行くことにするよ。里に残るフルちゃんには毎日、長老が宝庫内にいるかの、確認作業をしてもらうからね? もしかしたら、毎日のように筋肉について語られて、筋肉の事しか考えられない身体になっちゃうかもね」


 俺の言葉を聞いたフルちゃん達は、顔面蒼白になり、身体が震え上がった状態で、俺の似顔絵を描き始めます。必死に俺の似顔絵を描いていきます。一方はすらすらと描いて、もう一方は震えが止まらない状態で描いてます。


――20分位、経ったかな?――


「できました!」「できました……」


二人のフルちゃんが、出来上がった似顔絵を見せてきます。どれどれ、一方は実写的な描写で写真と思われる位、鮮明に描写されています。背景には、お星様が光っています。もう片方は……似てない……誰? って思う位の似顔絵です。震えた手で描いた様な跡があります。線もしっかり引かれておらず、プルプル描いた様な感じがします。っていうか、似顔絵の所々に水滴が落ちています。違いが生まれたな。そう思い似顔絵を見比べた俺は、どっちを連れて行くか決断します。


「こっちの震えた手で、似てない俺を描いた方のフルちゃんを連れて行きます!」


 俺は二人に伝えます。

 だって偽物ってさ? 偽物と本物を比べさせられたら、偽物は本物を凌駕しようとするんだろ? 完璧にこなせる方を連れて行っても面白くないじゃん。例え本物でもさ?

 まぁ自分、不器用なんで。


 よし。

 選別も終わった事だし、行こうかね?

 それじゃ、コピーされたフルちゃん、お留守番お願いね!


「んじゃ、フルちゃん行こうか!」


「はい!」


「ううう……私……本物なのに……」


「コピーされた偽物ほど、自分を本物って言い張るもんだよ? それぐらい分かってるって! それじゃ、この里と、宝庫の管理頑張ってね。それじゃ!」


 俺は、コピーしたフルちゃんに伝えます。

 よーし、一度屋敷に戻ろうか?


「すーちゃん、俺達を連れて、迷宮都市の屋敷に転移して?」


「了解ですー」


 すーちゃんに頼んで、俺達は迷宮都市の屋敷に転移する様に頼みます。




 俺達はすーちゃんの転移魔法で、迷宮都市の屋敷に移動します。

 屋敷の入口に着くと、二人が出迎えてくれました。


「お帰りなさい、ご主人様」

「オ帰リナサイ、ゴ主人様」


 ジョアちゃんとガゼリさんが、俺達におかえりの挨拶をしてくれます。

 少女は黒ゴスロリメイドであるジョアちゃんと、女性で18歳位のガゼリさんは黒服メイドです。

 挨拶の仕方に少し、物足りなさを感じるけど贅沢は言ってられません。

 贅沢は敵だ!

 諦めません、するまでは!

 戦争中、諦めません勝つまでは! のパクリだよ!

 するんだ! 絶対にするんだよ!

 絶対するぅ! Do it,make love! 

 なんだろう?

 よく分かりません。


 俺は気を取り直して、二人に伝えます。


「二人の教育係を連れて来た。紹介しよう、エルフの秘宝で長老のコピーであるルフちゃんです」


「今日からワシが、貴女達の教育係を務めるルフじゃ。このような姿でも、ワシは1000年以上生きていたからな? 後、アキラ殿? ワシ、教育係なら街人の服じゃなくて、それに見合った服装に替えるぞい?」


 俺はジョアちゃん達に、教育係である長老ルフちゃんを紹介しました。

 説明後、長老ルフちゃんがうっすらと光り輝き始めます。

 光が収まった、長老ルフちゃんを見てみます。

 そこには、白と黒のフリルをしたミニスカで、ヘソ周りの褐色肌が露出され、上半身は黒いメイド服をしていますが、肩回りの服は無く、白ロング手甲と、白ロングハイニーソックスを装着しています。

 すごく動きやすそうな恰好で、ちょっと褐色肌の露出がある、白黒メイド服姿になっていました。

 肌の色を合わせて、白黒褐色メイド姿になったルフちゃんは、両腕を後ろに組み、片足を軽く上げながら、サイドトライセップスを決めています。

 

 筋肉を見せつけるのが好きなルフちゃんが、ロング手甲やロングハイニーソックスを、何故、装着しているのか聞いてみると「アキラ殿が好きそうな気がしたから」と、サービスしてくれたそうです。

 なんだろう?

 全てを見通すような感じ……嫌いじゃないな。

 褐色肌エルフであるルフちゃんと、黒いメイド服との相性は抜群です。

 絶対領域と思わせる、白ロングハイニーソックスとミニスカートの間隔と、褐色肌の絶妙なバランスが保たれた感覚がたまりません!

 とても可愛い。

 可愛い。

 だが、正体は筋肉ムキムキの、ボディービルダー顔負けの暑苦しい爺さんなんだけどね?

 めっちゃ目立ってるのような気がします。

 でも、可愛いから許せます。

 可愛いは正義ジャスティス

 うん。


 とりあえずジョアちゃん達に、新しい教育係の紹介が終わった所で、次の街に行こうと思いました。

 さて、どこに行こうかな?

 宿屋のパンプレットに書いてあった、魔法都市ってのが気になるな。

 次は、魔法都市にでも行ってみようかね?


「それじゃ皆、魔法都市に行ってみようかー?」


「「「「「「「はーい」」」」」」」


「はい!」


(はーい)


 そういえば、このフルちゃんて、本物のフルちゃんなのかな?

 どうなんだろう?

 俺は、女神達に聞いて見ます。


「そういえば、このフルちゃんって本物なの?」


「こちらにいるフルちゃんは、コピーされたフルちゃんです~」


「あぁ、そう……」


 ひーちゃんが、俺に答えてくれました。


 オチはちゃんとついたかな?

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