26 国王からの招待状
前回のあらすじを簡単に。(勇者視点)
ラッキーちゃんとヴァルちゃんが、オーガマスターと対峙します。
勇者がオーガマスターの前に立ちはだかります。勇者が負けた後、ヴァルが瞬殺。
「お名前を!」勇者は聞きます。「私の名はヴァル」ヴァルが答えます。
?サイド
今日も街の商業街は、賑わっていた。
その中で一際目立って、人が集まってる露店があった。
露店では、美しい女性達が働いてる。
美しい女性達が目に付くのもそうだが、ここで売っている焼肉はとんでもない。
とんでもなく美味い。
ドラゴンの肉とも思わせる弾力のある肉は、噛む程に口の中は肉汁でいっぱいになり、とてつもなく柔らかく食べやすい。
この街では食べた事のない味付けがされて、今まで食べて来た肉料理は一体何だったのだろうか?
そう思わせるほど美味い。
その実態に私は、この露店の商人に興味が沸いた。
俺は女神達と一緒に、露店で肉を焼いて売り捌いています。
一台の高級そうな馬車が止まります。
露店の前にいるお客さんが、モーゼのように人混みが避けていきます。
なんか、お偉いさんが着るような立派な服が見えます。
「こちらの商店に『ドルフォース王国』を、魔王軍から守ったパーティーがいると聞いていますが? 間違いはありませんね?」
立派な服と、立派な紋章を、胸に掲げた爺さんは俺達に質問をしてきます。
「私目は国王の使いでございます。ギルドマスターから内容を確認しております」
国王の使いと名乗る爺さんは俺達に確認します。
これ厄介ごとの前兆だよね?
そんな感じを覚えます。
「忙しいので、また今度にしてくれませんか?」
爺さんに忙しいと伝えます。
「この街を守ってくださった御礼を、国王様がしたいと申されています。さしては、国王様の謁見にて、城に御招待したい次第であります。こちらが、謁見招待状であります。ご都合のよろしい時にお城にお越しくださいませ。それでは、宜しくお願い致します」
爺さんは、俺の反応を無視して話しかけてきます。
お礼言いたいなら本人が来てください、
都合がつかないんなら、別に行かなくてもいいよね?
面倒くさいの嫌いだしさ?
俺はそんなことを思っていました。
数日後
「あの者達は何故、城にこぬのじゃ!? ちゃんと招待状は送ったのか!?」
国王は叫んだ。
「ハッ! 確かに紹介状は、本人達が受け取っているのを確認しております」
国王の使いは、国王に報告します。
街が守られたと聞いて勇者の活躍と期待したが、話を聞いていくと最近ギルドに登録した冒険者達が魔王軍を殲滅してくれたということではないか。
しかも水晶を壊し、レベル500という高レベルを叩き出した情報が上がっている。
1人ではなく、7人もだ。
明らかに異常だ。
数日前に発生した、光の柱と関係がある可能性も否定できない。
「一刻を争う事態にならなければよいが……」
国王は呟きます。
一度どのような人間達なのか、確認しておく必要がある。
敵かな? 味方かな?
思考を巡らせる国王でした。
国王様なんだぞ! 偉いんだぞ!




