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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
南の国はキナ臭い

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98/98

98 スケルトン

宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ


 ふむ。断罪…、ですか。魂はラファエッグ様に捧げる感じですかね?


 本を読んだ感じ、かなり罪を重ねてますし、基本ギルティです。


 名前は別で付けてあげるべきですね。


「ソードスケルトン召喚」


〈ソードスケルトンを召喚します。名前を付けて下さい。〉


「来なさい、ドーソン」


「宜しく頼みますぞ、姫!」


 …姫。…まあ、いいです。


「日の光は平気ですか?」

「…チリチリしますな」


 それは、ダメなヤツでは?


「ふむ…。アナタには秘密基地の警備をお願いします」

「はっ!了解しましたぞっ」

「本は好きに読んでください。後、子供達とのコミュニケーションは怖がらせない様に気を付けて接してください」

「はっ」


 しかし、スケルトンですか。夜のギルド担当が欲しいと言ってましたね…。ギルマスにプレゼンしないとですかね?


「スケルトンを召喚ねぇ?」

「ええ。ギルドの夜の警備に如何ですか?」

「怖くて近寄らなくなるんじゃね?」

「…昼間に来ればいいだけですので」

「…本を読むために置くのか?」

「ハハハ。ソンナマサカー。ソンナワケー」


 本の1部しか考えてませんとも。


「まあ、従魔証身に着けるなら、いいんじゃね?…というか、元海賊じゃねぇの?」

「いえ。魂は断罪済みですので。言ってしまえば、別人です」

「それなら、なおさら大丈夫だろ。煩い南も暫く寄ってこないだろう?」

「あ、読みました?」

「…」


 なにサボってるんですかね?この中年は。


「ああん!?たったの銅貨3枚な訳ねーだろーがっ!!」

「素材がボロボロなので処分にしかなりません」

「ふざけんなっ!」


 …懐かしさすら覚えますね。


「仕事ですよ?サボリマスター」

「おうっ」


 襟首掴んで外に投げましたね。


「マスター。お願いします」

「はいな~。…海の魔物を態々持ってきたんですか」

「はい。自慢気に語ってましたが、どう見ても痛んでますので…」


 …なるほど。怪しいですね?


「…ギルマス、先程の男どうでした?」

「ありゃ、偵察だな。俺が此処にいるかの確認だろ」


 ふむ。南がまた動きますかね?




「どうだった?」

「あれは無理だ。全力で戦っても一蹴だろうな…」

「勇者疑惑の女は?」

「本を読んでた小柄の娘もダメだ。ジローもそうだが、魔物が常に守ってやがる」

「シタン大臣の死体が見付からないのが痛いな…」

「殆ど海に喰われたからな…」

「命からがらスキルで生き延びたヤツの証言が賢者とテイマーだからな…」

「姫殿下になんと報告したものか…」


「それならば、この書簡を届けて下さい」

「…っ!?」

「バレてたのか…」

「大臣派なら殺してました」

「…そうかい」

「アンタを攫おうとは思わないのか?」

「…やってみますか?」


ー現れるは従魔達。


「「…」」

「賢明な判断です。幽閉されている御仁に宜しくお伝えください。同盟国として仲良くなれるのならばよし。成らぬのならば、じわじわとやり返します。と」


「…か、必ず伝える」

「…まあ、こっちの馬鹿王子がどうするかは知りませんけど。少なくともコチラで戦争をしないのであれば私は動きませんから。では~」



「…異世界人はやっぱりこえーわ」

「だな。」


足下にネズミとウサギが並んでるのは、果たして怖いか可愛いか…。(´・ω・`)

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