42 赤い2匹目
宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ
さて、ダルトンさんにもしもの時はお願いしましたし、竹槍を携えて、セトと外へ。
「どんな草が食べたいとかありますか?」
「えっと、何でも食べられます…、ですが、進化をするために食べる物を厳選したくて…」
「…な、何が食べたいのです?」
流石に毒草はダメです。後は人海戦術で何とかなる物ならば良いのですが…。
「えっと、ザザ草だけとか、ダメですか?」
「…ザザ草だけ…ですか」
身構えた体の力を抜いて、ザザ草図鑑本よ来い。蓄えた雑草魂を私に見せなさい。
「…因みにどれくらい食べたいですか?」
「あれば、あるだけ…、うれしいです」
「ふむ、取り敢えず、コレだけ先に出して置きますね」
ードサッ…。
「わあっ、こんなに沢山!」
「足りなかったら現地調達も視野に入れましょうね」
「はいっ、もしゃもしゃ…」
最初は芋虫なんて、とか思いましたが、愛着が湧くものですねぇ。
ーなでなで。
「?」
「ああ、お気になさらず。私は本を読んでますから、何かあったら言うんですよ」
「はいっ、もしゃもしゃ…」
しかし、大食らい、ですか。…もう1匹出して大丈夫ですかね?私、草系統まだザザ草しかコンプしてないんですけど。
まぁ、最悪、守りながら草食べてもろて、ですかね…。
ーペラ…。
フレイムキャタピラーはキャタピラーの変異種である。目撃情報が極端に無く、特定の方法でおびき寄せなければ、一生見ないこともある程である。…運が仕事したんですかね?
ーペラ…。
吐く糸は可燃性を含み、コレは本来の使い方のキャタピラーと違い、明確な攻撃性を持って吐いてくる為、注意されたし。…確かに焼熊になるところでしたね。
ーペラ…。
通常種の大食らいと違い、滅多に食事をしないことも目撃情報が少ない所以である。…好き嫌いが激しいのでしょうか?…だからあんなに寄ってきたとか?大好きな臭いで突撃してきましたから。
ーペラ…。
唯一、キャタピラー全種に共通して好まれる物が古代万能薬である。作り方は失伝していて、現在は世界樹の葉で作るものが一般的ではあるが、高額である。また、世界樹の葉をキャタピラーに与えるべからず。ジャイアントモスラムゥに進化する。世界樹が枯れる罪を犯すなかれ。…こ、怖ぁ…。
ーペラ…。
図解ですね。へぇ、赤色は攻撃性を表す為の自然色だと。…オラオラ系は嫌ですねぇ?
ーペラ…。
フレイムキャタピラー貯蔵量。原本初回に付き、1匹使役召喚可能。2匹目1%。
ーペラ…。
白紙。ステータス表です。
-パタン…。
〈スキル、[怒髪天]、[火炎攻撃]を獲得。体力+20、力+10、魔力+3、器用度+6、運+3、図書室P。〉
流石、変異種。激ウマですね!しかし、怒髪天と火炎攻撃?スキルレベル無しなのは通常でも出せるとかでしょうか?
「試しに…、いえ、火事になりますね」
「どうしましたか?」
「…いえ。…結構減りましたね。おかわりですか?」
「お腹いっぱいです~…」
「それなら、良かったです。…今から新しい仲間を呼びますので、仲良くしてあげて下さいね?」
「はいっ」
それでは、いざ。
「フレイムキャタピラー召喚っ!」
〈雌雄を選んでください。〉
今回は女の子です。オラオラ系の男子とか。絶対に要りません。
〈メスフレイムキャタピラーを召喚します。名前を付けて下さい。〉
「来なさい、ハル」
「呼ばれて来てやったぜ、姐さん」
…イキリメスヤンキー?
尚後ろでハワワしているオス。




