ユティカス リングヴェルト2
初めてその女に会った時、特に何も感じなかった。黒髪の藍い眼の女、惹きつけられる感じはしたが、惹きつけられる程でもない女だった。ただ、ユティカスにはその女の瞳をずっとみていたいとは思った。自分を許す気にはならないが、この思いが側にいたらわかるのではと、彼女が側にいる事を拒みはしなかった。そして何年か経ちある時ある村で、性教育も受けたことのない、キス自体が知らない行為、そんななかでその女は私ににキスをしてきた。12歳だった。びっくりはしたものの、とてもなんともいえない気持ちが込み上げてきた。
気持ちイイ。下半身の熱が湧き立ち、初めての感情が押し寄せてきた。素直な感想はもっとしたい。晴れていたい。ただその後、その女は老人にキスをし出した。その老人はみるみる身体の至る所の傷が塞がり、そして、老人の顔から、若々しい男へと変わった。若返ったのだ。。そして私はその時、初めての感情が浮かんだ、この老人を殺したい。。何かされたわけでもないのに、この男が嫌いになった。そして、私は、私は、この女を自分の物にする事、何故か誰にも触らせたくないし、誰の目にも触れさせたくないと思った。
それからという物女もユティの側にいたし、ユティもその女の側を離れなくなった。外出先で一目に触れるところでは、いつもユティが彼女の身体を人前でも、ギュッと抱きしめていた。誰にもとられたくない思いで。キスしたい。キスしたい。キスしたい。キスをしてもらっても、キスで足りないキスで足りない、身体は彼女を求めて熱くなる。もっともっとしたい、、、ただ、何をどうしたら良いかは、この時にはわからなかった。




