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世界観紹介

【世界観】

魔法使い至上主義の世界。

魔法が使えない人間は家畜や虫けら同然の扱いをされる。

長い年月をかけてそれは当然のこととして浸透し、そこに疑問を抱く者はほとんどいない。


皇帝は最強の魔法使いであり、絶対的存在として世界に君臨している。


皇帝と貴族が住む天空の城、帝城が空に浮かんでいる。

帝城は世界各地を周遊しており、地域によっては帝城が見える間は恐れ多いからと空を見上げることを禁じている場合もある。



【魔法が使えない人間】

魔法が使えない人間は二種類に分けられる。


臣民

 魔法使いの庇護を受ける人々。

 言葉を解する家畜。


 多くの者が召使い(ときには奴隷同然)として魔法使いに使われている。

 臣民だけの街もあり、そこでは下民を奴隷として使役している。

 多くの魔法使いは臣民を人間とは考えておらず、ペットや便利な道具同然に考えている。



下民

 魔法使いの庇護を受けていない人々。

 言葉を解する虫けら。

 魔法使いと交流することはほぼない。


 彼らは臣民に奴隷として使われるか、スラムで明日の命も知れぬ生活を過ごすしかない。

 前者は生活の保証は一応あるが、主人の機嫌次第でいつ殺されるかはわからない。

 酷使され、野垂れ死ぬことも珍しくはない。

 後者は見かけだけの自由はあるが、他には何もない。

 裏切り裏切られ、野生の獣以下の生活をして暮らしている。


 臣民の前で勝手に口を開いただけで殺されるときもある。

 ときには魔法使いにおもちゃ同然に殺されることもある。

 そんな存在。


 主人公・ソラの出身階級。



【魔法使い】

魔法使いの中にも階級がある。

大別すると、皇帝、貴族、市民


皇帝

 初代皇帝の血を引く、絶大な魔力を持つ最強の魔法使い。

 圧倒的な力で世界に君臨し、全てを支配する。

 その言葉は法となり、その意向は全てに優先される。


大公(貴族の階級)

 最高位の貴族。

 四家だけ存在し、増えもせず減りもしない。

 (逆に、他の貴族は数が増減する)

 それぞれ地水火風の属性魔法を極めており、また東西南北の地方に巨大な領地を持つ。

 帝位を巡って争いが起きた場合、大公達が皇帝を選定する。

 皇帝以外の何者にも干渉を受けることはない、特別な存在。


公爵(貴族の階級)

 第2位の貴族

 初代皇帝から続く名門もあれば、当代最高の魔法使いが成り上がる新興勢力もある。

 最高の血筋と最高の才能が集められた階級。

 大公を例外と考えれば、実質貴族の頂点。


侯爵(貴族の階級)

 第3位の貴族

 公爵に次ぐ名門貴族。

 公爵が最高の血筋と才能ならば、彼らはその二番手三番手。

 実力次第ではさらなる上も目指しうる、強力な魔法使いの一族。


伯爵(貴族の階級)

 第4位の貴族

 魔法使いが住む地上の街は、そのほぼ全てがが伯爵家以上の領地にある。

 魔法使いの上に立ち、魔法使いを治める存在。

 数の増減が激しく、多くの伯爵が宮廷政治で暗躍している。


子爵(貴族の階級)

 第5位の貴族

 臣民の住む街を領地に持つ。

 魔法使いを住む街を領地を欲し、多くの者が伯爵位を目指している。

 伯爵へ成り上がるため、伯爵に戻るため、貪欲に宮廷政治へ関わる者が多々いる。


男爵(貴族の階級)

 第6位の貴族

 爵位を持つ貴族の中では最下級。

 だが一代でここまで成り上がれば逸材だと言われている。

 代々続く男爵家は成り上がり者に地位を奪われまいと、彼らを蹴落とすことに必死になっている。

 もしくは、下民を迫害することで自らの心の平静を保っている。


騎士(貴族の階級)

 最下級の貴族

 貴族でない魔法使いは、この階級になるのを目標にしている。

 実家を継げる見込みがない貴族の子弟の目標でもある。

 代々続く騎士の家は、必死でこの地位を守るのが精一杯程度の才能の家系が多い。

 稀に貴族の階級に興味がなく、騎士で十分と考えている者もいる。


市民

 貴族でない魔法使い達の総称。

 魔法使いの大多数はこの階級であり、そのほぼ全てが地上に住んでいる。

 帝城に住む貴族からは「地上出身者」という呼ばれ方をする場合が多い。

 貴族にとっては嫌味でもなんでもないただの事実なのだが、当人達からすると蔑まれていると感じる場合がある。

 貴族は空から世界を支配するのに対し、自分たちは下等な者達とともに地上に縛り付けられている、と。


皇帝の兄(番外)

 全てにおいて皇帝と同等、もしくはそれに準ずる存在。

 今上皇帝サラが、兄であるソラに与えた地位。

 これによって、史上初めて魔法が使えない貴族が誕生した。

 サラが望んでいるから存在が許されている、そんな地位である。



世界観をまとめてみました。

前作では世界観の説明が色んな話に散りばめられててわかりづらかったため、その反省になります。


個人的にはこういう設定まとめとか好きなので、読んで楽しんでいただければ幸いです。

次の更新で第三章が始まる予定です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 改めて見ると、おっそろしい世界観ですねぇ この魔法使いによる支配が盤石になるまでに、逆に魔法使いを弾圧してきた歴史とか、そこからの魔法使いたちの反逆の歴史とかありそうです
[一言]  地球人だとほぼ全員がムシケラ扱い……
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