表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想影法師  作者: 望月笑子
PR
32/51

影31

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

その日は、こんなことがあった。

幻一郎が律子に、煙草代を出さずに、「煙草買って来て」「後で払うから」と言った。「やだよ。」と律子が顔をしかめた。「なんで」と、幻一郎がイライラした表情で聞き返した。

「後で払うって言って、払わない人、今までいっぱい居たから。」

律子が、半べそをかいた。

「いいじゃん」

「ヤダったらヤダ。じっちゃんとは、ちょっとのお金でも、貸し借りする仲にはなりたくないの。」

「分かったよ、もうここに来るな!」

幻一郎が、声を荒げた。

「どうしてそんなこと言うの?」

「いいからもう来るなッ!」


次の日。

幻一郎の家には、いつもはかけられていない筈の、鍵がかかっていた。



…本当はじっちゃんに、もうこれ以上、煙草を吸って欲しくなかったのだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ