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幻想影法師  作者: 望月笑子
29/51

影28

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

幻一郎が、『しつこかった私の影』とは、『修羅』だと解明した。

そしてそれは、五億年経たなければ、無くならないのだと。

律子が首をひねった。

「難しいよ。ねえ、じっちゃん。村上昭夫を一言で言うと?」

律子は、わざと難しい質問をぶつけてみた。相当悩んで回答するであろう、と思ったからだ。しかし、幻一郎が悩むことなく即答した。

「最もプラスな人生を、最もマイナスに生きた人間。」



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