↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/44

プロローグ

頑張って出来るだけ更新していこうと思っております。

(現在は3~4日で1話更新です)

誤字や脱字、ここちょっと違うんじゃない?といった指摘。どしどしお願いします。

ブクマ・評価して頂けると、筆者の励みになり、

もしかすると作品の向上(?)になるかも……。


どうぞ宜しくおねがいします。


 

「天狗姫が来るわよ!」


 とある高校の始業時間。生徒達の話声で雑然としていた教室は、一人の女子が発した言葉により瞬時に沈黙の静けさへ変わってしまった。


 廊下をカツカツと歩く音が近づいてくる。その足音は教室の後ろのドアで止まった。


 間もなくしてドアがガラリと開き一人の少女が姿を現す。


「…………」


 入口にたたずむ少女の大きな瞳が教室全体を見渡すと、一気に張り詰めた空気へと変わってしまった。同時にクラスメイトの緊張が高まる。


 美しく綺麗な顔立ちの少女は、長い黒髪をなびかせながら自分の席へ向って真っ直ぐに歩きだした。


 少女の進路を邪魔する者はいない。


 少女の進路をふさいでいた者は、その姿を見るや否や、慌てて道を開ける。十分すぎるほどの距離を取るクラスメイト達。


 皆、少女に触れないように、関わらないようにしている。一度関わってしまうと、自分に被害が降り掛かってしまうから。


 だから誰も少女と挨拶をしないし、目を合わさない。



 少女は着席すると、真っ直ぐに背筋を伸ばし、大きな瞳は正面の黒板を見つめていた。


 凛とした佇まいは、優美な女性にしか見えない。が、その瞳は威圧的なうえ、相手を睨みつけるような険しさだった。

 

 己は気高く美しいと、無言の態度を示す少女はまさに『天狗姫』である。


ご覧いただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。