59話
無理やり感はありますが、どうか流してください
目を覚ましたのは、日が昇り始めたくらいの早い時間だった。
なぜか眠気が無く、すぐにベッドから起き顔を洗いにいく。すると、キッチンからなにやら音がするので怪しと思い、寄ってみるとキッチンには子供程度の背丈の茶色い肌をもつ執事妖精のアガレスが料理を作っていた。
「おはよう。アガレス。」
「おはようございます。お早いですね。どうされたので?」
「いや、特に意味はない。なあ、火の精霊王のフレア以外に何人の精霊王がいるんだ?」
「精霊王さまですか。まあ、いいですよ。精霊王様は全部で8人います。
火の精霊王のフレア様。
水の精霊王のアクア様。
雷の精霊王のフルメン様。
風の精霊王のウェントス様。
氷精霊王のグラキエース様。
光の精霊王のルーメン様。
闇の精霊王のテネブラエ様。
土の精霊王のアース様。です。」
「そうか....その精霊王が俺になんのようなんだ?」
「答えられません。しかし、もう少しでわかりますよ。」
「そうか。まあ、いい。」
「朝食の支度が出来ましたので、みなさんを起こしていただけますか?それと、子供たちのご飯もありますので」
「わかった。ありがとな」
「いえいえ」
俺は、みんなを起こすため部屋を練り歩く。寝起きの悪いスカーは抱っこして連れてきた。
「おはよう。少し早いが、子供たちに分けるために早く飯を食べるが....こら!スカー!いい加減に起きなさい!」
「むにゅ....」
「ハジメっち!スカーちゃんは夜行性なんだよ?大目に見てあげて?」
「そうだったな....」
その後朝食を食べ終わり、今度は鏡世界から出て、アガレスが作った朝食をさらに分けていく。
俺は、子供たちを起こしにいく。
「ほらっ!お前達!起きろーーーー!!!」
スピーカーを通して声を出したのでかなりでかい音量だ。子供たちは、驚いて起きはじめる。
全員をそのまま広間に連れていき朝食を食べさせる。
「うまーい!」
「もーらい!」
「あ!それ俺のだぞ!」
「あ!こら!だめですよ!遊んじゃあ!」
「こら!お前達!メルトのいうことを聞きなさい!」
「「「「はーい」」」」」
「大丈夫か?」
「大丈夫ですけど....」
「ん?」
「いえ....」
朝食も終わり、食べ終わった食器はアガレスがかたずけている。俺は、みんなを集め座らせる
「今から、ここの掃除をする。わかったな?よし!まずは掃除だ!」
備品の掃除道具には、ほこりを被っていたがつかえたのでそれを使用する。
グループに分かれて掃除をさせる。高い所は全部風火二輪で俺が掃除した。
結構多きな建物だったが、使っていたのは2つ程度だったので他の部屋は俺が見渡したが、3つの教室に3つの寝室。少し広い部屋が両脇にあった。
今まで使っていた二つと、3つの寝室を合わせ、子供たちを4つに分けた。一つを、鏡世界の境界線にしたので、何かあればすぐにわかるようにした。6歳以下の子供は隣の部屋に、13歳以上の子はその隣に、今はいないが14歳以上はその隣の部屋に分けた。
もう一つは、子供たちが増えた場合の部屋だ。
三つの教室は、分けた子供達ごとに合わせた教室にする。少し広い部屋の一つは、音楽室として、街で買った普通の楽器を並べてある。もう一方は、多目的室としてある。
今全員を音楽室に呼んだ。
「お前ら。今からこのお姉さんとお歌の練習をするぞ?」
「歌ー?」
「歌だ。この前きいたろ?みんなで歌うと楽しいぞ?」
「りか。みんなに、歌詞を教えてやってくれ」
リカが教えているあいだ俺はピアノに腰かけピアノを弾き続ける。
弾き方がわかるといっても、やはり練習はしておきたい。それと、なんの曲を奏でるか考えておおかないと本番に困る。
「お前達。ゆっくりでいいから、歌ぞ?間違えても恥ずかしがらなくていい。大きな声で大きな口を開けばいいんだからな?」
「「「「はーい」」」」」
これで、来月の練習になるかな...
その後、俺の神曲のおかげか、みんな楽しそうに歌を歌った。
みんなで、歌うって楽しいもんだ。声をからしながら、踊るように、はしゃぐように、楽しく歌った




