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34話 神音具

明日は投稿休みます…新歓を開くんで…

明後日は、2話連稿します

かわず種の集落から、ミトロフ国まで帰ってきた。今気づいたのだが…俺血まみれやん…門を抜ける前に、鏡に入り鏡世界に帰る。


「ただいま〜」


「おかえっり!?」


「ちだれけー!」


「大丈夫なんですか!?」


三人が俺の姿を見て固まっている。まあ、頭から血を浴びたから服が全て血だもんな…


「大丈夫だよ。さて、風呂って沸いてるか?」


「沸いてます!」


「そうか。なら、入ってくる。」


俺は風呂に向かって、血がたれないようにそっと歩いていく。風呂場までくると、すぐさま血だらけの服を脱ぎカゴに入れておく。

体を隅々まで洗って血を落とす。そこから、風呂に入る。ああ〜いい湯だ!気持ちがいい…

一時間ほど、風呂に入りのんびりし、風呂から上がると血だらけだった服がすでに洗濯されていた。え!?早くね!?誰が洗濯してるんだ?


「おーい!誰が服を洗濯してくれたんだ?」


「してないよー?」


「してません」


「私じゃないです!」


「あれ?…じゃあ…誰が?まあ、後で調べるか…」


なんか、不思議な気分で世界に戻る。そこから、ミトロフの国に入る。門からすぐの広場を抜け、商店街を歩く。

のんびりと、店を見ていく。しばらく、歩いていると見覚えがある女の子がショーケースに顔を当てながら商品を欲しそうに見ていた。


「アムス。何してるんだ?」


「っ!なんじゃ…ハジメか…脅かすでない!」


「何をしてるんだ?…」


そういうと、アムスが横目でショーケースのトランペットを一瞬みた。


「トランペットが欲しいのか?」


「欲しいわけではない!…」


「じゃあ、なんでだ?」


「『神音具(ディバイン・トーン)』かと思ってな…」


「『神音具(ディバイン・トーン)』?ってのは、なんだ?」


「『神音具(ディバイン・トーン)』っていうのは、『神曲』を作るときに元に使われる楽器じゃ…音色に不思議な力があっての…探しておるのじゃが…」


「結構やばいやつじゃんか!このトランペットか!待ってろ!」


俺はすぐさま店に入り、すぐさま店長らしき男性と交渉(売りものではなかったらしい)して銀貨8枚で売ってくれた。

早速買ったトランペットをアムスに渡す。


「これが、『神音具(ディバイン・トーン)』なのか?ただのトランペットじゃないか?」


「ワシにも、それが本物かどうかはわからん。少し吹いてみろ」


「ん?ああ。わかった…」


スキルの楽器演奏のおかげでどんな楽器でも奏でることができるので、トランペットを吹いてみる。

手に持った時、独特の金属の冷たさは感じず逆に暖かみを感じた…口をつけた瞬間わかる。

単純にドレミファソラシドを吹く。すると、突然晴れ渡った空から八つの雷が落ちてきた。雷は音階をつけて鳴り響く。


「おお!やはりそうじゃったか!しかし、雷か…」


「すげーな…これどれくらいの種類があるんだ?」


「ん?数は無限じゃな。『神音具(ディバイン・トーン)』は音楽に対する思い(・・)が、ただの楽器を『神音具(ディバイン・コメディ)』にするのじゃ。」


「そうなのか?…あ、ほらこれ。アムスが持ってた方がいいだろ?」


俺はアムスにトランペットを差し出すと、アムスは首を横に振り断ってくる。


「ハジメが買ったのじゃ。ハジメに所有権がある。悪用せんじゃろ?」


「当たり前だ!…それじゃあ、ありがたく。あ、ちょっと待っててくれよ!」


ポケットから鏡を取り出し、鏡の世界に一旦戻る。

鏡世界では、影子と鏡子とメルトが仲良くトランプをしていた。ババ抜きだ。ちなみに、メルトがババをもっている。


「鏡子!この世界に来れる鏡を一枚作ってくれないか??」


「なんででしょう?」


「アムス…影子が今コピーしてる子に渡しておきたいんだ。ヤバイ時に知らせにくる約束なんだが…この世界にいたらこれないだろ?」


「悪魔…。まあ、ハジメ様がそこまで言うのならいいでしょう」


そう言うと、鏡子は、合掌のように手をあわせる。そして、ゆっくりと開けていくと一枚の小さな鏡が出てきた。


「どうぞ。」


「ああ!助かる!」


俺は鏡世界から、元の世界に戻る。すると、突然消えて、再び現れた俺にアムスが驚いていた。


「ほら!これを持っていてくれ。これは、俺が今住んでいる世界に入れる鏡だ。鏡に触れれば、行けるからな」


「世界…か。面白い。では、ありがたく受け取っておこう。それでは、私からも…」


そう言うと、アムスはフードに器用に手を突っ込んで弄る…


「うん?…うーん?…お!…これじゃこれじゃ!ほれっ!」


フードから、手を出すと黒い7インチのレコードを取り出し俺に渡してくる。

受け取ると、ポケットに仕舞っておいたスキルから突然音がでた。通知音だ。その音と同時に受け取ったレコードが一瞬で消えてしまった…


「…不思議じゃの…まあ、よい。それは、この間私が作った音楽じゃ。見てたも。」


俺はポケットからスキル…音楽プレイヤーを取り出し画面をみる

音楽に3つ、設定の通知に4つバッチが付いていた。結構が来てるな…先ずは、音楽から見てみるか。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

音楽▼ new!

保存数 8/20 new!


聖堂の鐘の音

短剣の剣術(中級)

達人の旋律

火のリズム(初級)

高揚の旋律 

波消し音撃 

歓喜のリズム 

音撃祭ver夏祭り


虫の音の知らせ

  本人の危機を感じた際に自動的になる。又、事柄を設定すれば音で知らせてくれる(設定:『神音』『神音具』の捜索)

ーーーーーーーーーーーーー


「さっき渡したのは、『虫の音の知らせ』じゃ。音で知らせてくれる優れものじゃ!『神音』などを見つけると、音で位置まで教えてくるぞ」


「そうか。ありがとな。」


「ああ。それじゃあ、そろそろ私は帰るぞ!」


そういうと、いつも通りのファンファーレが鳴り響くとアムスの姿が消えた。

さて、何か、new!と書いてあるが…まずは、通知から!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・レベルアップに伴い、「保存可能音楽数が上がりました」、「『神曲』{現世編}の一部が解放されました。」「新しいスキルを獲得しました」

・規定の経験値を突破しました。レベルが上がります。

・『雷小僧の雷鳴ラッパ』を『楽器演奏』で演奏した。

・『神音具(ディバイン・トーン)』シリーズ。『雷小僧の雷鳴ラッパ』を入手しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おお!保存可能数は嬉しいな!そろそろ、キツくなってきたと所だし!『神曲』の一部か…あれで、全部じゃなかったのか…アムスに嘘ついちまったな…今度本当の事を話そ!さて、スキルを見てみるか…


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名前 ハジメ オトノ

年齢 18歳

種族 人間

職種 音楽家Lv2


体力 920/920

魔力 1030/1030

精神力1200/1200


Nスキル 鑑定2 スピーカー召喚4 楽器演奏10 楽器作成1 音感7 (火魔法:越) 超音波 リミックス 

Sスキル iGOD  


装備  風火二輪

    魔鏡

    雷小僧の雷鳴ラッパ



称号 音楽神の加護

   流しの演奏家

   音楽革命家

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