トラック31 影の姿
次話から新たな音楽とか、戦闘とか、レベルアップとか、です
メルト…飴細工職人の弟子だった女の子…
なんか、見ていられず一緒に来るように言ってしまったな…
「私は、リカだよ!年は17歳!よろしくね!ちなみに、転生者だよ〜」
「俺はハジメだ。年は…18。よろしくな。俺も転生者だ…」
「あ…私は、メルトです!年は14歳で現地生者です…」
「そうか。あ、他にも仲間がいるんだが…紹介するぞ?」
「え?はい…」
「入っていいいぞ」
声とともにドアが開く。影子と鏡子が入ってきたが…影子がリカの姿のままで、それをみたメルトが固まってしまった…
おいおい…
「え?…あれ?…ふ、双子さんですか?…」
「ああ…えっとな…二人は…」
「私は鏡子です。よろしくお願いしますね?それと、私は人間ではないので年齢は内緒っ」
最後の「内緒」の部分でウィンクをする…なんか、行動がババくさいぞ…
次に問題の影子が挨拶をする…心配だよ…
「私は影子ー。変身譚ってしてるよね〜?」
「ええ…知ってますけど…ま、まさか…!」
「そそ。それ〜」
「あ、握手してもらっていいですか!?」
「ん?ああ、いいよ〜あ、お姉ちゃん…いや、この鏡子も魔鏡譚って言えばわかる?」
「んなっ!す、すごいです!お話でしか聞いてなかったのに…それじゃあ…」
そうメルトが頼もうとすると、影子は理解したように頷くとメルトの姿になった…
てか、変身譚とか魔鏡譚ってなに!?なんで、こんなに順応性高いの!?
「す…すごい!感動です…」
「ははは。ありがと〜まあ、今いるのは鏡の世界だよ?」
「幸せです…」
「ふふふ。可愛い子ですね〜」
まあ、わかりあえたのならいいか…
「さて!影子!リカの姿に戻って買い物に行くぞ!リカは、メルトにここを詳しく教えてやってくれ」
「はーい!」
そして、再び世界に戻ってくる…
さて、肉は買ったからいいとして…次は、野菜?かな〜蒸しジャガイモとかあうだろ…あ!飲みもんもいるな!
考えながら商店街を歩いている楽器屋・本屋・ギルドなどを見つけた。これはリカと来よう。
「何を買うのー?」
「まあ、野菜かな〜。それと一番の目的は影子の姿をどうにかしようと思ってな…だれかいい人の姿をコピーできないかと思って街に来てるんだが…」
「え?そうなの?なら、ハジメ!見てて?ランダムでいくよー?」
「え?まてまて!どゆこと!?」
「いや…リカちゃんの記憶でランダムに変身していくから気に入ったら止めてね〜」
「そ、そういうことか…ああ…たのむ…」
軽く影子が頷くと三秒毎に姿が変化する…おじさん…おじさん…おばさん…ピオ…ゲルグ…会長…会長!?
「待て待て!その姿は!?」
「さあ?どっかですれ違ってできるからしかたない」
そうか…会長…この世界への転生って何か理由があるのか?…神だったよな…なら、『神曲』について知ってるんじゃないか?…
謎が深まるな…
「次で最後だよ!」
影子の最後の変身の姿は、ダッフルコートに黒いローファー、額から一本の雄々しい角が生えた黒髪の
幼女。アムスの姿だ…
「どう?個人的には、この姿が一番お気に入りなんだけどー」
「それでいいと、おもうぞ?あ、ちなみにスキルはコピーすると使えるんだろ?」
「あ…使えるけど…これは記憶から姿をコピーしたからスキルは無理だよー」
「そうか…まあいい!それじゃあ、その姿で頼むよ。あ、八百屋だ。入るぞ〜」
「はーい!あ、身長がないから歩幅が…!」
「なら、ほら!」
手を差し出して手を繋ぐ。手を繋ぐと自然と影子の歩幅に合う。なんか、楽しいな…
アムスのスキルがわかれば、ブレーメンについてわかるかと思ったのに…ま、しゃーない
野菜を買った後、鏡世界に戻った。みんなで頑張って料理をして、ステーキを食べた。
最初リカは影子の姿にビビったが、アムスじゃなく影子だと理解したら影子の頭を撫でまくっている…
「明日俺はギルドいくから、みんなはどうするんだ?」
「私は、服とか買いに行きたーい!」
「私は…ここにいます…」
「私はーおねーちゃんと遊ぶ」
「うん!あそぼ!」
「そうか。それじゃあ、みなもう寝ろよ〜」
「「「「はーい!」」」




