後書き
読了頂きまして、誠にありがとうございました!
本作は私が本当に好きなものを、思い切り好きなように書いた小説です。
世界観、諸々の設定、キャラクター、物語構成とその結末。
すべてに自分の「好き」を詰め込みました。
つまりは私の好きな物語はこれです。こういうのが大好きなのです。
冒頭のロゼが敵集団にダイブするシーンやラスト近くで2人が寄り添って飛ぶシーンなど、本作の見せ場は何年も前から自分の頭の中にありました。ふとした瞬間に思い浮かべてしまっていたのですが、妄想もあまりに繰り返すとしんどいのですよね。
ちゃんと形にして公表したことで、ようやく解放されたような気分になっております。
また本作は自分がラストまで書き切った小説としては最長でもあります。
前作の長編をエタらせてしまったため、今回は失敗できないという覚悟もありました。
ですから不出来な点は諸々あるにせよ、書いてよかった、これで自分の代表作が書けたと思っています。お陰で物書きとして少し前に進めるような気さえしています。
もちろん所詮は自己満足の類ですが、同好の士には刺さるよう入念に穂先を尖らせたつもりです。
そのおかげか、アクセス数に見合わない沢山の感想やレビューまで頂くことができました。これは本作の数少ない自慢でもあります。
一方でもっと多くの方に読まれたかった、という無念も覚えました。
全109話を毎日更新して2020年3月14日現在、ユニーク3846人、ブクマ44件という結果でした。
上を見ればきりがないし、数字さえ伸びればいいわけでもありません。
とはいえ、読まれたいという欲は確かにあるのですからトライはするべきでしょう。
ということで「もっと読まれること」を目標の一つに据えた新作長編を執筆しています。現在のところ4月中の公開を目指しています。
ともあれ、ダイブランサーは今回の更新で完結となりました。
読み手となって下さった方々には本当に感謝の念しかありません。
あなたにとって本作はいかがだったでしょうか?
よろしければブクマや感想、ポイント評価などして頂ければ大変ありがたいです。
なお新作につきましては、公開準備が整いましたら改めて活動報告にて告知致します。
また読んで頂ければ、これに優る喜びはありません。
今後ともよろしくお願い致します。