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妖魔界  作者: 山本吉矢
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第8章 3話

くっ・・・。

身動きが全く取れない。

そのまま・・・引きずられていく。

タコの口が開いている。

そのまま・・・食べようとしているみたい。

まずい・・・。

なんとかしないと。

しかし、足が絡まっていて脱出出来ない。

水の中だから、思うように動けないってのもあるけど。

バシュ!

・・・?

何か・・・音がした。

あれ?

そこには・・・ロボがいた!

例のノコギリで必死になって、タコの足を切っている。

そのまま見ていたいけど。

あいにくと、私の息も限界に近づいている。

ごめんなさい。

ロボを置いて、私は泳ぐ。

私はそのまま水上へと上がる。

「・・・ぷはっ!!」

やっと息が出来た・・・。

しばらく待つ。

ロボは・・・?

あれ?

まさか・・・。

まだ攻撃してるの!?

「ヨーコ様!!無事でしたか?」

フェアがやって来る。

「でもロボが!!」

そう・・・。

いくらなんでも水の中じゃ動きが取りづらい。

「もう一度潜って見る!」

私は息を大きく吸って、自ら潜る。

ロボがタコと戦ってる!!

いくつも足が襲いかかってる!!

だけど・・・。

それには動じず、一生懸命足にノコギリを入れている。

いくらなんでも無茶過ぎるわ。

私がなんとかしてあげたいけど。

でも武器が無い。

しかも今回は水中。

今までのようにはいかない。

ついにタコの足がロボの体に巻き付く!!

危ない!!

助けたい!

だけど・・・。

「へへ・・・。ここが水の中ちゅーのがあんたの運のツキや」

そう言うと・・・。

目から電撃が放たれた!!

ええ!?

あんなのまであるの!?

しかもその電撃は。

こっちに感電する事も無かった。

見た目は電撃っぽかったけど。

レーザーか何かなのかしら?

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