Case 10:瞳の中の粉雪
処女的インシデントから数週間…。一時は、己の未来の全てを失いかけた愛莉だったが、少しずつ、前を向いて歩く勇気を取り戻していった。
そんな時、愛莉のスマホにLINEが入った。それは、思いがけず「友」となった、恵野栞からの、音楽のお誘いだった。
「今度秋田市でアマチュア音楽バンドのコンテストがあるから一緒に…」という旨のLINEだった。
本文を読んだ愛莉の脳裏を過ぎった感情は、実に様々だった。
そう言えば自分は、水泳部入部を断られて以来、部活には所属していなかった。部活所属は学校の義務ではないものの、せっかくの青春を無駄にしている気がしてならない。されとて、彼女に相応しい部活も集まりも、見つかってはいなかった。
栞もまた、相変わらず爪に火を点すような生活をしていることが容易に想像できた。きっと金策的な何かを狙ってのお誘いだろう。…いや、これは単に音楽への熱意か…? とりあえず、前向きな気持ちを示す返信を送った愛莉。彼女だって、何らかの悔しさややり切れなさが心にある。だからこそ、そこを抜け出せるものが欲しかった。即物的な欲求だが、音楽で花開くことは今の愛莉が渇望していることだった。
やがて栞から返事が来た。それによると、何と、発表する楽曲は1グループにつき1曲でいいが、それは既存の曲ではNG。作詞、作曲から、全て「オリジナル」でなければならないのだという。
しかし、このコンテストで上位に入選すれば、主催者がその楽曲をCDにして発売してくれる。もしそれが世間の耳目を集めれば、どんな人にでもメジャーデビューの可能性がある。勿論、CDが売れたり、演奏を披露したりすれば金銭的な収入も…。
自分のためにも、栞のためにも、このチャンスは逃したくなかった。 …しかし…
「…んああああーーーっ!!…ダメっ!!全然”歌詞”なんて浮かばないってのぉ…!!!!」
愛莉は音楽を奏でる、譜面を書く才能こそあったが、そこにフィットする”詩”を書く力は今一つだった。栞もまた似たような状況で、時だけが過ぎていく中で、楽譜はいつまでたっても”未完成”のまま。
栞「愛莉ぃ!?頼むから早く詩を書いてよぉ!!こっちはDTMで打ち込んで試奏したいんだよ?あまり時間がないんだからぁ…!!」
愛莉「ちょ…!!栞も何言ってるのよ…!!こっちだって真剣に考えてるのに、そんなくだらない文句つけるために電話してきたの!?そんな暇あったら一文字でも詩を考えなっての!!」
栞は歯を食いしばり、「…もういいわ!!」と一喝し、電話を切った。それ以来、栞はLINEを送らなくなってしまった。
愛莉は、つい本音を漏らして栞を怒らせたことを反省しつつも、自分の”作詞”に対する才能の無さに、嫌気を覚えていた。
「こんな時友加里がいてくれたらな…。もっとも友加里だって、詩に関しては専門外なのかもしれないけど…。グスッ…。。。」
勿論、恋人であるあきらにも相談した。しかし、あきらだってその方面に長けた人間ではなく、恋人の頼みといえども、「任せてくれ!」と胸を叩くわけにはいかなかった。
あきら「…そうだよな…。こんな時、友加里がいてくれたら、頼もしかったかもな…。」
愛莉「うん…。あたしも、、、人を頼るのってあまり良くないとは思うけど、自分じゃどうにもならなくて…」
あきら「うん…待てよ? いま、愛莉が悩んでいるのは”詩”の部分なんだろ?」
愛莉「そ、そうだよ…。」
あきら「いるじゃん!!何気に文学方面に強い友達が…!!」
愛莉「えっ…!?それって…??」
二人が白羽の矢を立てたのは、青森にいる隆太だった。
隆太は作曲や演奏の技術は乏しいが、何気に文才に恵まれている。中学時代は、国語の成績がずば抜けて良かったことや、学年通信の作文に何度も採用されていたことを思い出した。
すぐにでも…と思い、隆太に連絡を入れた。
隆太「あきら…愛莉…。気持ちは嬉しいけど、僕には無理かも…。だ、だって…、大事なコンテストで使う歌の歌詞でしょ?僕は所詮、学校の壁新聞ぐらいしか、自分が目立てるシーンなんてないよ…」
あきら「おいおい…そんなこと言わないで頼むよ。誰も隆太の書いた詩を笑ったり貶したりしないさ。隆太なら、俺以上に濃い恋愛してるんだし、頭の柔らかさがあるんだから、きっと出来るよ!だって俺とか愛莉は、作文の宿題が出ただけで涙目だったんだぜ…? 文章をスラスラ書けるお前なら、何とか書けるって信じてるよ!頼む!!」
愛莉も電話をかわり、隆太に懇願した。
「お願い隆太!!私達だけじゃ、、、どうすることもできないの…。その…、栞ちゃんって子の事情もあるし、あたしの事情も…。だから、だからお願い!内容は任せるから、詩の部分だけでいいの。力を貸して!お願い!」
隆太は悩んだが、親友の頼みを断るわけにもいかず、太鼓判こそ押せなかったが、引き受けることにした。
愛莉は、一応LINEで栞に「詩を作れるアテがあった…」といったメッセージを送ったが、すぐに既読が表示されることはなかった…。
隆太は、速達で送られてきた愛莉からの手紙と、それに添えられていた譜面を見て、良い歌詞が書けないか模索した。だが、隆太は愛莉の書いた譜面が”喜怒哀楽”のどれをイメージしているのかわからない。そこで急きょ愛莉に、音にしたものを送ってもらうことにした。直ちに愛莉はカセットテープに譜面の♪を鳴らしたメロディーを録音し、隆太に返送。彼は引き続き、作詞を再開した。
隆太が聴いた「愛莉の曲」のイメージは、どちらかというと悲哀に満ちている印象だった。なぜこんな悲しい曲を書いたのか理解できなかったものの、その理由は曲が出来上がってから尋ねることにして、彼なりにそのメロディーに合う言葉を探した。
「あああーーー!!!!できない!!できないってばぁ…!!!!」
「ちょwww小野君!?いきなり何よ!?」
水泳部の練習中も、頭の中は作詞のことでいっぱい。思わず苦悩を吐露してしまった。優香は恥ずかしそうにする隆太を観ていて、ちょっと先輩らしくサポートしてあげようと思った。
優香「小野君?何を悩んでいるの?もし私が力になれるなら…」
隆太「は、、、はぁ…。あの…、優香さんって、”作詞”って、経験したことありますか…?
優香は鳩が豆鉄砲を食ったような表情を浮かべた。彼女だって音楽は好きだが、専ら”聴く”側の人間。作詞だなんて大仰な(?)ことをする器じゃないと、自分でもわかっていた。
だが、悩む隆太に、こんな言葉をかけた。
「小野君…。きっと作詞っていうのは、素直で飾り気のない本音こそが大切なんだと思うわよ。いま私達が名曲だと思って聴いている歌だって、そこに必ず、詩を書いた人の本心があって、それを伝える必要性があって…なのだと思いますよ。だとしたら、いまのあなたが心に抱いている”正直なこと”を、歌に当てはめてみてはいかがですか?それは、友を想う気持ちであれ、恋人を愛おしく思うことであれ…」
…隆太は、少しだけ明るい光を見出すことができた気がした。
優香「おっと小野君!だからといって、水泳部の練習中に音楽の勉強はダメですよ。泳いでいる時に違うことを考えてしまうと、事故や怪我のもとですからね。作詞については、部活が終わってから好きなだけ考えればいいのですからね。」
隆太「は…!!はい!!…すみません…。あ、ありがとう…。」
冬の便りの届くようになった青森。かつてはあきら達と仲良く乗っていた電車も、故郷の道も、今は自分一人が虚しく佇むのみ。
あんなに仲良しだった僕らなのに、将来の夢の違いは、無情にもみんなを切り離してしまった…。
夢は、時に冷酷無比の非情な存在だ…。
…だが、そこに着想を得た。
青春も時間も、1分1秒でも共にしていたい友達、恋人…。
夢を追う姿は美しいけれど、現実は悲しい別れと、孤独に耐えて苦しむことにもなる…。
隆太は、いまは離れ離れの友加里を思い出し、少し泣いたが、少しずつ「正直な気持ち」を、ノートへ綴っていった。。。
ある日、涼子とプチデートする機会があり、作詞を頼まれていることを打ち明けた。最初は笑われるかと心配したが、涼子はにこやかに、譜面とノートを見つめてこう言った。
「隆太くん。確かに、夢は素晴らしいものである反面、時に残酷だよね。どんなに親しかった者同士でも、その夢が引き裂いてしまうし、夢のために苦痛を味わったり、何かを犠牲にしたり…。でも隆太くんは、そんな場面を今までいくつも見て来たし、体験してきたはずよ。だったら、後は隆太くんの私情を100%に詰め込んだっていいと思うわ。私だってもう26だし…、周りの友達が次々と結婚していくし…、けれど、きみとの約束は果たしたいし…。」
隆太「・・・・・・・・・・・・。。。。。。。」
「けれど、みんなそうやって大人になっていくんだと思うよ。楽しい事も必要だけど、悲しいこともまた必要だよ。自分の意志が強ければ強いほど、たくさんの苦しみに向き合うことになるんだよ。だけどそんな時、そっと手を差し伸べてくれる大切な友達とか、家族とか…。私は、隆太くんがそういう、人としての当たり前のことをしっかりと持っている男の子だから、将来お婿さんになってね…って言ったんだよ。年の差なんて関係ないよ。むしろ、私は人生としては先輩なのに、大した苦も楽もした覚えないまま、こんな年齢だもんね…あはは。。。」
少し虚しささえ漂っていた涼子の言葉が気になった隆太だが、何だかとても強く背中を押されたような気分になった。
帰宅してすぐにノートを開き、思い描いた心の中の情景を、殴り書き同然にガンガン書いた。譜面はあえて無視して、思いついた言葉を徹底的に書いた。その言葉の中には、あきら、愛莉、友加里はもちろん、自分にとって欠かすことのできない存在の全てを表現したつもりだった。
気が付けば外は真っ暗。凍える12月の夜、窓に粉雪が付着して、灯る部屋の明かりに少し共鳴しているかのようだった。
よほど夢中になっていたのだろう。隆太は机に伏せてそのまま眠っていた。それを見た姉の流美は、あえて彼を起こすことなく、そっと毛布をかけてあげた…。
それから数日後。
隆太は、出来上がった詩を渡すからと、彼の自宅にあきらと愛莉を招いた。愛莉は、あえて他力本願となってしまった作詞に若干の後ろめたさを隠し切れない様子だったが、そこは隆太が、友達としてみんなが一人だ…と、フォローしたのだった。
そして隆太の書いた詩に合わせ、愛莉が持ち込んで来たギターを譜面通り弾いてみる。
冬の奥津軽に、ちょっとだけセンチメンタルなメロディーと歌が響き渡った。。。
♪ 瞳の中の粉雪 ♪
ぼくは生まれて来たんだ あの空の遠く遠く 果てしない世界から
この大地に降りて知ったよ きみという暖かな心があることを それはきっと神様のくれた奇跡
ぼくはきみに抱かれて 言葉も音もなく消えた ぼくは粉雪 きみの温もりは ぼくを涙に変えたんだ
だけどぼくは生きている きみの瞳を濡らす涙となって きみが悲しい時だって きみが嬉しい時だって
ずっと一緒 ずっと一緒 ぼくは瞳の中の粉雪
ひと時の微笑みが ぼくの精一杯さ きみの胸に溶けていく 夢という名の粉雪
零れて消える けれど忘れない
僕等の空に 光が消えないように
心に消える 儚い粉雪 それはぼく
ずっと夢を見ていたい ずっと約束していたい
きみと迎えるやさしい春を きみと迎える始まりの時を
…歌い終わった瞬間、誰しもが感想に戸惑った。
しかし、あきらや愛莉が、心に思っていたモヤモヤ感や、一抹のやりきれなさが、払拭されたかのようで、愛莉は大粒の涙を流していた。
愛莉「ありがとう…隆太。隆太ってすごいね。今度、本当にバンド組むことになったら、作詞担当で入ってもらうから…。」
隆太「えっ…!?そ、そりゃあ、、、色々と無理じゃ…?」
愛莉「ま、今はそうだろうけど、隆太のことを、いつも忘れないよ。ね?あきら。」
あきら「も、もちろんじゃん!!俺は、約束したじゃん!!将来、水泳を活かす仕事に就いて、愛莉と結婚するって…!!」
愛莉「はあっ!?!?…あたしと結婚の約束とか隆太にバラしてたのぉ…!?」
あきら「ああ、、、いや、、、いや、その…その辺は何と言うか…暗黙の了解ってやつで…」
愛莉の赤面に、隆太とあきらは少し笑った。
隆太は後で語った。この詩は、多くの人からそのヒントを得てこそ完成したのだということを…。
彼もまた、今回の件で何か得るものがあったことは確かだ。
そして、暫く音信不通だった栞も、”詩”の部分が完成したこと、その文面を送ったことで、再びコンテストへの意気込みを燃やした。
栞はキーボードを担当し、愛莉は、ギターとボーカルを担当することとした。作詞に時間を費やしたため、演奏の練習時間がわずかしかない状態だったが、学業の合間を縫って、少しでも多くの練習を積んだ。
ちなみに、コンテストに参加するにあたって「バンド名」が必要だったのだが、これに関しては…
「AiRy Lovers Band♪」(あいりぃらば~ずばんど)という名前が、愛莉自身によって命名された。
まだバンドメンバーは二人しかいないが、将来的にはもう少し人数を増やして、活動幅も広くできるかもしれない。
愛莉としては、そんなバンドの中心となり、かつ、そういった立場に相応しい人間となって成長していく覚悟を持って、この名前を選んだ。
時は過ぎ、いよいよコンテスト本番。
緊張で心臓の動悸が止まらなかった栞と愛莉。しかし、ここで何を躊躇う必要があるのだ!と自分に言い聞かせ、後は当たって砕けろ!の精神一つでいざ演奏に臨んだ。
アマチュアバンドのオリジナルソングの発表というコンテストの性質もあって、オーディエンスも拍手する以外、特に何もしてこない。
無論、愛莉達にとっては発表する曲が切ないメロディーなので、しっとりと聴いてもらいたいのではあるが…。
愛莉も、歌を披露するなど実に2~3年ぶり。普段はカラオケをたまに歌うが、それ以外では、中学校の合唱で歌ったぐらいしか経験がない。
それでも、今は歌の上手い下手は捨てて、思いのたけを発揮するのみだった。
そしてコンテストは恙なく終わった。
外は夕暮れ迫る時間となっており、冷たい吹雪が建物のエントランスから吹き付ける様子だった。
すると、会場を出て来た愛莉と栞は、何と!こっそり駆けつけたという隆太とあきらに出会った。
あきら「あ、愛莉、栞…、やっぱり、俺達も心配で…っていうか…」
隆太「うん…。僕も同じ。チケット持ってないから演奏は聴けなかったけど…。…で、どうだったの!?結果!?」
愛莉は一瞬、その言葉に対して俯いて涙した。
あきら「…。。。やっぱりか…。そんなに、夢って甘いもんじゃないってわけだよなぁ…」
…だが愛莉の涙の理由は少し違っていた。
栞「あ!あの!あのね!!…んと…さ!…流石に、優勝ってわけにはいかなかったんだけど、あたし達、新人特別賞ってのをもらったのよ!!ま、そんなに大きな賞じゃないんだけど、ほら!見て!盾と賞状もらったよ!!」
あきら「なにーっ!?す、、、すげーーーぇ!!」
隆太「うわぁーーー!!おめでとう!!愛莉!栞さん!」
愛莉「それで、来週にもスタジオで今回の曲を録音して、CDを製作することになったんだよ!実際の発売は来年になるらしいんだけど、入賞者には特別に、サンプル版がすぐにもらえるの。もちろん、友加里にも送ってあげるし、隆太たちにも聴いてもらいたい!!サンプル版もらったらすぐにダビングして送るから、待っててね!」
あきら「やったな!!すげぇ!!バンザーイ!!」
彼らは、吹きすさぶ雪の冷たさも忘れて、この喜びを語りながら帰路に就いた。
作詞を担当した隆太は見ていた。愛莉も栞も、瞳に浮かべている涙に粉雪が反射していることを…。
粉雪は束の間の結晶を見せて消えてしまう儚い存在。でも、粉雪は涙となって瞳に降りしきる…。そう。今日のような、嬉しい、楽しい時の感激の涙となって…。
それから数日経ったある日、隆太の家のポストには、愛莉から贈られた「入賞曲」のCDが届いた。隆太は自分で聴いたが早いか、それを自分のPCでダビングして、優香と涼子へプレゼントした。
そう。気が付けば、時はクリスマスイブ。
隆太は密かに、プレゼントをどうするかで悩んでいたが、これ以上素晴らしいものはないだろうと、愛莉にすぐにCDを送るよう催促してあったのだ。
作詞のヒントをくれた優香と涼子が、我が事のように喜んだのは言うまでもなかった。
時を同じくして、栞の家では、入賞を祝ってささやかなパーティーが開かれていた。普段は家庭の貧しさ余って、クリスマスも何も味わったことのないような日常だったが、この日だけは、少し大き目なケーキにキャンドルを灯し、弟妹も親も一緒になって受賞を祝った。
愛莉もまた、あきらとイブの夜を過ごした。あきらは愛莉に「よくやったな!これからはバンドとして注目されることになりそうだから、しっかり頑張れよ!!」と、激励の言葉を与えた。
そして、愛莉が最終の新幹線で帰る間際、あきらは彼女を強く抱きしめて、キスをした。
あきらも、落ち込んでいた愛莉を心配していただけに、この時ばかりは、涙に耐えることができなかった。
また、東京に住んでいる友加里は、その一報とCDを受け取り、複雑な気持ちを抱いていた。
「愛莉…ウチより先にほぼ”デビュー”じゃん…!!負けないんだからね!!…そのうちウチらだって、バンド組んで、愛莉の賞なんて目じゃないくらい”デーーーン”としたものを見せつけてやるんだから…♪」
しかし、親友の幸福を受け、心はひたすらに明るかった。
やがて年が明け、正月となり皆が帰宅した。
丁度そのタイミングを見計らって、愛希と流美は結婚式を挙げた。
ただし、予算の都合上、地味婚で、限られた人間だけを集めての少しお淑やかな挙式だった。
瞳の中の粉雪も、リアルに降る粉雪も消えていく頃…
みんなに、新しい春が訪れた。
さぁ!旅立ちだ! 描いた未来を目指すのは今だ!!
進級して、気持ちも新たに学校に通う隆太やあきら達。
学業も部活も、どんどんハードになってはいくが…
忘れない。夢も未来も、そして友情も!!
-つづく-